tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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従兄妹物語…番外編 ~大河原滋 編~  前編





<オリキャラが出て来ます。  話しの流れ上、すみません。>



私は大河原滋…。


つくしとはパーティー会場で知り合って以来、仲良く成り、今では、つくし・優紀、桜子と共に、『T4』を結成する程、4人は仲良しなのだ。


つくしとの出会いは、私が憧れていた道明寺司のパートナーとして、出席していたつくしに興味を持ち、私からつくしに近付いたのが切っ掛けだった。


今でもほぼ変わりはないが、その当時の道明寺司と言えば、女性嫌いで、女性が近付けば、不愉快極まり無い顔に成り、辺りに八つ当たりし出し、女性に暴言を吐き、女性に冷笑を浴びせ、女性が居た堪れない様にするのが常では有る筈が、つくしに対しては、つくしの顔を見詰めては、デレっとした顔に成り、道明寺家の誰一人として、それを咎める事もしない。


初めて見る道明寺司に道明寺家の対応…。
其処から、つくしは、道明寺家にとって、無くてはならない存在なのだろうと悟り、つくしに興味を持ったというのが、つくしとの始まりである。


つくしと付き合って見れば、女の私でも惚れ込むくらい、素晴らしい性格の持ち主…。
そりゃあ、『道明寺司も惚れるわな。』と、思った程。
穢れを知らないピュアな持ち主のつくし…。
今時、珍しい…。


だから、道明寺司を友人の一人として、見れるようになったのも、また、事実…。
そして、私には新しい恋が芽生え始めていた。


それが、また、パーティー会場で知り合った、永林学園の先輩。
先輩は俺様で自己中心的な所が有り、やっぱり、そう言う人に惹かれる傾向が私には有る事が分かった。
どうしてなんだろうか?
人を好きになると言うのは不思議だ。


先輩を見ていて思っている事が有った。
何処となく、『笑った顔がつくしに似ているなあ~。』と、思っていた…。



その先輩は、お兄様の兄弟が居て、次男だそうだ。


その先輩の家系は政治家一族…。
お兄様は既に、お父様の地盤を継ぐ為、公設秘書として働いているそう…。
また、お兄様には婚約者も居るそうだ。


まだ、大学院生で有る彼は、留学先から帰国して来たばかりの様で、もう少し、学生気分を味わいたいと言っていた。


まだ、淡い恋心なので、誰にも言わずに居た。
何時、伝えようか迷っていた。


そんな時、桜子が『T4女子会』で集まろうと、LINEして来た。


『今日、空いてますぅ~‼』
『『『了解~~』』』
『じゃあ、いつものお店で~。』


今日も集まる事に成った。


誰にも言ってなかったのに…。
何故か、桜子にバレていたみたい…。


「はぁ~~⤵。」


溜息しか出ない。
ほんと、何時も桜子は鋭い(?)って言うか、よく見てるのよね。


もう、話すしかないかって…。
逃げれそうにないもんね。

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