tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく> 7.

【花沢つくし 編  7.】


つくしが英徳学園に復帰して、早3ケ月が経った。
花沢家では、つくしのお嬢様教育も活発になっていった。


「先輩、大学に入学後は何学部に在籍予定ですの?」
「まだ、決まっていないんだ。
 パパはお兄様と同じ『経営学部にしなさい。』って、言うんだけど、それって、花沢の
 為に…じゃないかって、気がするのよね。
 跡継ぎはお兄様で、私は、嫁に行く立場でしょ。 
 何学部でも良いと、思わない?」


「じゃあ、先輩は、何学部が希望、何ですか?」
「それが分かれば、苦労してないって…。」


「成程、様は、何も決まっていないって事ですよね?」
「あぁ~あ、そんな風に言われてしまうと、元も子もないんだけど…ねぇ。」


「どちらにしても、もう決めないと…ですよね。」
「そうなんだけど…ねぇ、多分、将来の為に…って、経営学部になると思う。」
「結局、そうなるんですね。」
「企業経営者の娘だから、仕方ないんだよ。
 はぁ~⤵。」


溜息を付く、つくしであった。


結局、秋頃には、つくしパパの勧めで、やはりというべきか、経営学部進学に決まっていた。
つくしに、記憶が有ったならば、弁護士志望であったつくしは法学部に進んでいたかも知れない。
その事を知っている桜子は何も言えず、苦渋の思いでいた。

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