tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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kisshug…<つかつく>  1.





<aikoさんの ♪KissHug♪ を、聞いている時に男女逆バージョンでヒントを貰いまし
 た。   題名もそのまま使用させて頂いております事をお詫び致します。>



<つくしside>
私は28歳の弁護士。
私の人生28年間の内、経った10年間の『紆余曲折』話しをお話ししますね。



私が英徳高校3年に進級する少し前、道明寺のお父様が倒れられ、道明寺がNYで遣るべき事が出て来た為、今までの恩返しと言う意味も有り、道明寺は4年間の区切りを付けて、NYに渡米した。
『4年後、迎えに行きます。』と、言うセリフをメディアに残して…。


道明寺と私は、それからもTELの遣り取りだけの遠距離恋愛では有ったが、何とか、持ち堪えていた。
私が英徳大学1年までの道明寺との付き合いの中で、道明寺と会えたのは、静さんの結婚式に出席した時の1回のみ…。
後、顔を見れるとすれば、TVTELでの画面のみ…。
それでも、顔を見れるだけで嬉しかった。


そんな時だった、道明寺のお父様が2回目に倒れられたのは…。
今後、無理をすれば、命の補償は無いと言われたそうで、オフレコな上に、道明寺の負担が増える事は予想され、私への連絡も全く無くなって来ていた。


道明寺は政略結婚の話しまで出ていたそうだが、女性を一切、寄せ付けず、鼻で失笑・目で冷笑・態度で威圧した上に誰もが凍える様な目付きで威圧して、政略結婚には一切、応じていなかったそうだ。


この事は、F3から聞いた話しで有る。


そんな時に、道明寺のお母様が私に会いたいと行って来た。
私は言われた場所まで、会いに行った。


「牧野さん、司とは別れてもらいたいの。
 もう、聞いているわよね、私(わたくし)の主人がまた倒れた事。
 司の負担は予想を遥か超える事は分かっているの。
 このまま、あなたが傍に居れば、司はあなたを守る事に一杯いっぱいに成って、司に
 とって、道明寺HDが二の次に成る事は予想されるの。
 あなたは司にとって、不利な人間なの。
 牧野さん、お立場を分かって頂きたいわ。」
「………、分かりました。
 御子息のお立場を尊重致します。
 もう、会う事はございません。
 現在は全く、御子息からも連絡はございません。
 私とは別れたと公表為さって下さい。
 道明寺家、全てに関わる事からも離れる事をお約束致します。」


そう言って、席を立ち、道明寺のお母様とは別れた。


そして、私は、英徳大学を自主退学して、次の大学受験の準備の為、猛勉強を開始した。
勿論、バイトの掛け持ちで…。
そして、F3&滋さん・桜子とは一切会わず、連絡も一切取らなくなっていった。
唯一、TELの連絡の遣り取りをしていたのは、優紀だけだった。
優紀にだけは、心配を掛けたくなかったからである。


そして、次の年に日本最難関と言われている国立大学 法学部に入学した。
英徳大学の時は道明寺が勝手に経営学部の入学にしてしまっていたので、夢とは違ったが、将来の道明寺を助ける為と、経営学部に通っていた。


私は、法学部に通いながら、家庭教師のバイトを掛け持ちでしていた。
その為、忙しくしていたので、F4&滋さん・桜子の事を思い出す暇もなかった。


私は、それで良かった。
道明寺の情報は一切、欲しく無かったから…。


そして、私は、大学4年の時に司法試験に現役合格する事が出来、法律事務所の内定も貰え、卒論も提出し、後は卒業だけとなっていた。


そして、卒業して、司法修習生を経て、無事、弁護士となる事が出来た。
弁護士資格を取得した後も、法律事務所は、司法修習生時代にお世話になった事務所に、引き続きお世話になる事に成った。
そして、現在に至る。

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