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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく>56.


【花沢つくし 編  56.】


滋は納得するしかなく、一人彼氏が居ない現状が耐えられないようで、父親の言う通り、ドバイに帰る事をしぶしぶ選んでいた。


F3&T3は滋がドバイに戻ると聞いて、空港まで、見送りに来ていた。
滋は、T3から、“結婚式には出席してよね。”と、言われたが、嬉しい反面、辛いだろうなと、思い、言葉を濁して於いた。
滋は寂しさの余り、一人、失意のどん底に居る様な気分だった為、父親に愚痴っていた。


実は、数か月前に、滋の父親は、つくしが記憶喪失だと、聞いていたので、滋を不憫に思い、もう一度、道明寺家に滋との縁談を申込、司と結婚させようと企てていた。
しかし、道明寺家からは司には、好きな女性が居るという事、その女性と近く婚約する旨を伝えられていた。
その時に、つくしの記憶が戻って居た事を聞かされたのであった。


滋は、いつも自分一人だけ、自分の思い通りに成らない事を詰まらなく思っていた。
また、滋の父親も、何故、滋ばかりが貧乏くじを引く羽目になるのか、滋が不憫でならなかった。


そんな時であった。
滋と入れ違いに類と静と二人の息子 健(けん)が、類と静、司とつくし、総二郎と優紀、あきらと桜子の結婚式を行う為、帰国した。


F4・滋は28歳、つくし・優紀は27歳、桜子は26歳、静は31歳、健は1歳半になっていた。


半年の準備期間と2ヶ月の間に4組の結婚式が行われる為、道明寺家、花沢家、西門家、美作家、藤堂家、三条家、松岡家は大忙しになってしまった。


実は、この4組は、ほぼ同時期に妊娠した為、2ヶ月違いの赤ちゃんが誕生予定で有る。


それぞれ妊婦は産み月に成り、4組の赤ちゃんが誕生したので有った。



司とつくしとの間には…長男 翼・長女 蘭 の男女の双子


類と静との間には…次男 仁


総二郎と優紀との間には…長男 優一郎


あきらと桜子との間には…長男 つよし・次男 やすし の双子


後の、英徳学園に入学する6人のF4jr達は、『F6』として、英徳学園に影響を及ぼす事になる。



~~ 健&F6達は…


*翼と蘭の容姿は、道明寺家のDNAを色濃く残し、翼に至っては、ヘアはクルクルパー 
 マ・蘭は黒髪ストレートヘア。
 性格は翼が司そのもの・蘭はつくし宜しく‼…正義感の塊。 
 (翼の先が思い遣られるぜ。 by  F3)



*健の容姿も性格も類そのもの・仁の容姿も性格も静そのもの。
 やはり、花沢家特有の策士振りは、既に、健に受け継がれてしまっていた。
 (“はぁ~⤵。”   by  つくし)



*優一郎の見た目の容姿は誰が見ても、総二郎そのもの、性格は優紀似。
 性格が優紀似で、西門家全体で安堵したのは言うまでもない。
 (その言われ方、酷くねぇか?  by  総二郎)



*つよしとやすしの見た目の容姿はあきらそのもの、
 性格はつよしがあきら似・やすしが桜子似。
 つよしの皆を纏め上げる力は、流石、あきらの子供と言うべきか。
 (やすし君、策士は母親に似ないでね。  by  つくし)



また、それぞれのじじ・ばば連合は、それぞれの孫の自慢大会になるのは言うまでもなく、大河原夫妻、滋は、また、その中にも入る事が出来ない悲しみに暮れていた。

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