tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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好きなのに…(続編・その後)<総優>  7.



【家族 編】


<総二郎side>
俺は、やっと、優紀と結婚出来た。
と、言っても、あいつらF3に言わせれば、『確信的結婚』と、言うらしい。


先ず以って、そんなつもりはねぇんだけどな…。
偶々で…。


確信的と言う成れば、『優紀がいつ妊娠しても良い』と、考えていたというのは事実だという事だけ…。


でも、やっぱり、あいつらF3の言う通りなのかもな…。
優紀と早く結婚したかったし、優紀が傍に居ても落ち着けなかったし…。


今は、幸せだから、どっちでも良いけどな‼



俺と優紀が結婚式を執り行った時は、既に優紀は妊娠5か月目に入っていた。
妊娠が発覚したのが、もう直ぐ、妊娠3ヶ月に入ろうかという、妊娠8週目頃。


結婚式が近付けば、少し、優紀の腹も目立ち始めていて、ドレス選びに苦慮したと、後で聞いた。
俺は、最終的に、優紀が選んだドレスしか見てないから知らなかったけど…。
女の心理からすれば、出来るだけ、腹が目立たないドレスで、形は綺麗だけど、可愛らしいドレスを優紀はチョイスしていたらしい。


T3とお袋から、嫌味のように聞かされた。


特に、桜子からは、いい加減、『耳にタコ』だ。


「西門さんは良いですよ‼
 優紀さんを妊娠させれば、結婚が早まると思ったかも知れませんが…。
 女性はそう言う訳に行かなんです‼
 予期せぬ時期の妊娠は女性の心に負担が掛かるんです。」


桜子さんよ!
お前、いつ、妊娠したよ??
何で、桜子がそんな妊婦の気持ちが分かるんだよ?
何で、そんな熱弁してんだよ?


あきらも大変だな…。
お察しするよ。



と、いう訳で、優紀は出産した。
長男誕生に親父とお袋、それに優紀の両親も喜んでいた。


初めて、息子と対面した時、俺は俺のDNAに感謝した。
誰が如何見ても、俺の息子は俺なんだから…。
疑いようが無い。
疑っていねぇけどな‼


あいつらF3は、俺の息子を見て、笑い転げてやがる。
類なんて、酷ぇもんだぜ。


「性格まで、総二郎に似たら、この子の将来、決まったかも…ね?」


あのなぁ~、俺、そんな言われような男か?
“類、お前も大概だろ?”…と、言いたい俺だが、“言われる事に仕方ない。”と、自覚してる俺って、どんだけだよぅ~。


性格は優紀似で』…と、望む俺。



こんな、幸せが将来に待ち受けている何て、
ガキの頃の俺は全く思っても見なかった。

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