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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もしも類とつくしが兄妹だったら…(家族編)<つかつく>2.



【道明寺つくし 編】


更に、月日が経ち、健は高校2年、F6は中学2年、翔・すみれ・渚は小学6年、光紀は小学5年、清一は小学4年に、それぞれ、成長した。


また、恋も、それぞれ、芽生えて来たようだ。
仁➡光紀 ・ 優一郎➡蘭 ・ つよし➡すみれ ・ やすし➡光紀 ・ 光紀➡翼 ・
渚➡翔 を、好きに成ったようだった。


翼と翔兄弟は流石、司のDNAを持って生まれただけ有って、恋愛に全く興味は無いというより、女の子に興味を持てなかった。
司と瓜二つの息子で有るので、かなりモテるのでは有るのだが、全く、女の子は目にも、入っていなかった。


また、蘭とすみれ姉妹も、流石、つくしの娘と言うべきか、恋愛には全く疎いようだった。


蘭は、自分自身が可笑しいのかと心配になり、勇逸、年上の健に相談を持ち掛ける事にした。


「健兄、私って、変なのかな?
 恋愛に興味が全く無いのよね?」
「蘭はそれで良いんじゃないの?
 まだ、蘭には早いって事だよ。」
「ふ~ん、そんなもんかな?」
「時期が来れば、好きな子は出来るよ。
 父さんが言うにはね、つくし叔母さんが司叔父さんと付き合うまで、好きな人は居な
 かったみたいだよ。」
「類伯父様が言うなら、間違い無いわよね。
 ママがパパと知り合ったのは、英徳高校の時だよね。
 それまで、ママは別の家庭に預けられていたんでしょ?
 理由は教えてもらえなかったけど…。」
「蘭、焦る事無いよ。」
「うん、そうだね。」


そんな時、静がリビングに入って来た。


「あら、蘭ちゃん、来てたのね。
 ママに言って来てるの?」
「あっ、静伯母様、こんにちは!
 ううん、健兄に相談が有って来てしまいました。」
「私は、いつ来てくれても良いのよ。
 ママの実家なんだから…。
 ママの使っていたお部屋、まだ、そのまま有るし…ねぇ。」
「はい、有難うございます‼」


其処に、今度は、おばあちゃまがリビングに入って来た。


「あら、蘭じゃないの?」
「おばあちゃま、こんにちは!」
「つくしに行って来てるの。」
「それって、さっきも、静伯母様にも聞かれたのよね。
 ママって、そんなに怖いの?」


蘭の的外れの返答に慌てるおばあちゃまで有った。


「違うわよ。
 ママが心配するでしょ‼
 良いわ、ディナーしてから帰りなさい。
 つくしには、言って於いて上げるから。
 私(わたくし)が呼んだ事にするから…。」


蘭は上機嫌になった。


「おばあちゃま、有難う‼」


健は、祖母の対応に呆れている。
どうせ、父さんに怒られるのに…ね。


「ほんと、お祖母さんは、蘭に弱いよね?」


其処に、仁もリビングに入って来た。


「何だ、蘭、来てたのかよ。
 翼は?」
「来てないよ、私一人だよ。」
「おいおい、翼と翔とすみれに恨まれるぞ‼」


かくして、ディナータイムへと続く…。


勿論、遅れて帰って来た、花沢パパと類に花沢ママは怒られたのは言うまでもない。

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