tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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懺悔の日々…<総優>  13.




総二郎は、その日の夜、家元夫人、所謂、母親に呼び出されたのだった。


「総二郎、貴方、高校生の頃、優紀さんに一体、どんな仕打ちをしたの?」
「………」


総二郎は、答えられずに居た。


「優紀さんを如何やって傷付けたと言うの?
 総二郎、貴方は最低な男ね⤵。」
「ああ、そうだな⤵。
 反省しても反省し切れねぇわ⤵。
 高校の頃は、唯、優紀にのめり込んで行きそうな俺の気持ちに蓋をするつもりで言った
 言葉や態度が、今になって、尾を引くとは思っても居なかったわ⤵。」


家元夫人は我が息子ながら、呆れるしかなかった。
総二郎の馬鹿さ加減に、腹立たしく思う家元夫人で有った。


「馬鹿を通り越して…⤵。
 今後は如何するおつもり?
 総二郎、貴方、優紀さんを諦めるおつもりなの?」


総二郎は、『そんな事が出来る訳がねぇ。』と、思っていた。
『もう、自分自身の気持ちを抑えられねぇ状況で、優紀を諦め切れねぇのに…⤵。』と…。


「諦める事が出来るなら、こんなに苦しんでねぇだろ。」
「じゃあ、如何なさるおつもりなの?」


総二郎は、家元夫人にお願いしてみた。
勿論、ダメ元なのは理解しての事だった。


「大学でも、優紀がF4ラウンジに来ない限り、学部が違うから会えねぇんだよ。
 優紀が西門邸に来るようにお袋から話し付けてくれねぇか?」
「総二郎、それは無理よ。
 優紀さんが、此方(西門邸)に来る事を拒んで居るのよ⤵。」


総二郎は、『やはり、万事休すか…?』と、思っていた。


総二郎は、『一層の事、イチかバチか、当たって砕けちまおうか』とも、考えていた。



総二郎は、司を通じて、つくしから優紀の講義予定や一日一日の行動パターンを聞き出していた。
そして、優紀の講義室前で待って居たり、校門前で待って居たり、下手すれば、ストーカー紛いの行動を起こし出した。



英徳学園でも、総二郎の行動が噂と成り出した。


西門総二郎は、松岡優紀を追い掛け廻して
 る。】
西門総二郎が『ストーカー』化してしまってい
 る。】



まるで、高校生の頃の『司』化してしまった総二郎で有った。


F3は、内心、総二郎が切れたのではないかと、冷や冷やしていた。


総二郎は至って、冷静で有ったのであるのだが…。



優紀に関しては、この噂が、正直、迷惑で仕方なかった。
女子学生の妬みが酷くなる一方だったからだ。


取り敢えず、司の婚約者のつくしとあきらの彼女の桜子が傍に居るので、目に見えて無いのだが、陰で陰口を言われているのが、優紀にとっては鬱陶しい事この上ないので有った。



F3&T2は、そんな総二郎を呼び出したので有った。

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