tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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バラバラの果てに…<ALL CP>  2.




相談した結果、椿の夫と椿の子供として養子となる事は年齢的にも難しいだろうという事に成り、椿の夫の両親の養子、所謂、椿にとっては義妹という事に成った。


椿の夫の両親の考えは、将来的には、椿の夫の会社を椿の夫と共につくしにも引き継いでもらいたいという欲目が有っての事は言うまでも無かった。



つくしが椿の夫の両親の養子に成るという事は、つくしの牧野の実父母は納得済みで、つくしの実弟 進は椿の夫の会社の日本支社に就職が決まっていた。
進が優秀で有ると言うのが、最大的な理由では有ったのだが…。


また、椿は、楓から、先日のパーティーでのつくしの件を聞かれていた。
椿は全てを楓に話しし、この報告を椿から受けた楓は驚愕するしかなかった。



その後には、つくしの令嬢としての報告パーティーが行われた。


椿の夫の会社の事業名は…『桜庭コーポレーション』
主は、ホテル事業運営が中心だが、リゾート関係にも着手している。
ホテルは世界各地で運営、展開されている。


世間で言われている『桜庭コーポレーション』の別名は…『ホテル王』。


椿の夫の名は…『浩一』



今回の報告パーティーでは、つくしは浩一の妹として紹介された。



勿論、この報告パーティーには、道明寺HD・花沢物産・美作商事・大河原グループ・藤堂商事・茶道 西門流が招待されていた。


道明寺HDからは、身内という事も有り、社長の楓・副社長の司、花沢物産からは副社長の類、美作商事からは副社長のあきら、大河原グループからは専務の滋、藤堂商事からは顧問弁護士の静、茶道 西門流からは次期家元の総二郎が出席した。



まだ、司の記憶は戻って居なかった。
だが、つくしの笑顔を見た途端、司の頭の中が、何かが弾けたようになり、走馬灯のように、つくしの記憶を取り戻していた。
余りの衝撃に、司は蒼褪め倒れてしまった。


即座に、病院に送られ検査を受けたが、異常が見当たらず、取り敢えず、その日は入院して様子を見る事に成った。
2日後には退院許可が出て、退院したので有るが…。



一方、つくしは椿(椿は、司の病院に駆け付けた後)と共に、ホテルの別室にて、F3&滋・静に不義理をした事を詫びていた。
今までの経緯を説明し、何故、こうなったかを椿から説明された。


これに寄り、F2は、再び、F3&T4との関係を復活させようと画策していた。



一方、失っていたつくしの記憶の全てを、司は取り戻せていたのだった。


しかし、司はつくしの記憶を取り戻した事で、後悔に苛まれていた。
何故、つくしだけの記憶を失っていたんだ。
後悔の波だけが司を覆い尽くしていた。


また、司は、知らなかったとは言え、つくしが、桜庭家の娘に成って居た事が、かなり、ショックだった。


しかし、つくしが桜庭家の娘に成ったのなら、つくしに近付きやすくなる。


司は、思い直していた。



つくしを取り戻したい…。
司は、密かに、司の想いを爆発させていた。



まだ、誰もが司の記憶が戻った事を知らずに居たのだった。

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