tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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記憶を失って…<つかつく>  1.





分岐点…司の誕生日パーティーで滋が司の婚約者と楓が発表した後から



滋は司を好きに成った。
単なる政略結婚としてではなく、恋愛結婚に夢見る夢子ちゃんの滋ちゃん。


司が滋に“付き合おう。”と、言った事から、司と滋が付き合う事に成り、滋が泣きながら、つくしに報告しに来た。


つくしは、滋に、“良かったね‼”とは言ってみたが、その後、司と滋のキスシーンを見たり、滋に無理矢理、滋の別荘に連れて行かれて、司と滋のラブシーン(つくしの勘違いでは有ったのだが…)を見てしまって、失意のどん底に居た。


もう『司を好き』と自覚している様な、まだ『司を好き』という気持ちから目を背けているようなつくしだったのだが、この事が切っ掛けで、『司を好き』という気持ちを自覚するしかなかった。



つくしは、司と滋を祝福しなければならないという気持ちと、裏腹に、
胸が苦しく動悸が激しく苦しくなる自分自身を自覚し、司と滋から離れる事を決意したつくしであった。



つくしは、花沢類に頼み事をする為、呼び出した。


「花沢類、呼び出してごめんね‼」
「良いよ‼
 だって、他でもない、牧野の頼みだもん。
 牧野に呼び出されれば、何処へでも行くよ‼」
「有難う、花沢類‼
 頼み事って言うのはね、道明寺も滋さんも、私と花沢類が付き合っていると思っている
 みたいだから、思わせて於いて欲しいの⤴。」


類は不思議だった。
何と無くでは有るが、つくしの気持ちに気付いていたからであった。


「良いの、それで…?
 後悔しない?」


類の言葉に驚愕していたつくしだった。


「うん、良いの‼
 後悔する訳無いじゃん‼
 何で?」
「ふ~ん、それなら良いよ‼」


そう言って、類とつくしは分かれた。



それからのつくしは、図書館で受験勉強をし、バイトに明け暮れ、類の誘いにも応じなかった。
と、言うより、応じれる時間が無かった。


そして、その後、高校3年の1月のセンター試験に見事、合格した。


つくしは司と相思相愛だと思い、玉の輿につくしは乗れたのだと勘違いしていたつくしのパパとママは、滋の登場で現実を見せられ、『先が無い』と失意のどん底に居た。


現実を見せられた事で目が覚めたつくしのパパとママは、九州に居るつくしの伯父、所謂、つくしパパのお兄さんに仕事の相談をしていた。


そして、家族で、九州に移住する事に成り、引っ越しする事に成った。
が、つくしは、関西のナンバー1、日本ではナンバー2の国立大学に合格していたので、つくしだけ、京都に住まいを移した。


つくしは、類には、英徳高校卒業後、“英徳大学には進学しない。”とだけ告げていた。



そして、つくしは、誰にも何も言わず、京都に向かっていた。


類を始め、あきらと総二郎と、優紀と桜子が気付いた時には、つくし達家族が住んで居たアパートは蛻の殻と成っていた。
F3&桜子は、調べれば直ぐにでも見付けられると思っていたが、失意に居るで有ろうつくしを探し出す事をしなかった。
様子を見る事にしたのだ。




一方、司は高校を卒業すると同時に、司は楓に寄って、NYに拉致られ、滋も一緒にNYに就いて来た。


司はNYに連れて来られた事で、つくしと離れ離れに成った事で、類とつくしとの関係が気に成り、より一層、つくしへの思いが爆発していた。



司と滋は同じ大学に通い、滋は司と楽しい大学ライフを築けるものと楽しみにしていたのに、全く、真逆なbadライフに成っていたので有った。


滋は、道明寺邸の司の部屋にも、道明寺HDの仕事の際の司の執務室にも一切、入れてもらえなかった。
それ処か、婚約者としての扱いも一切してもらえなかった。


パーティーのパートナーの際も、滋は司の横を腕を組んで歩くのではなく、司と離れて歩くよう強要されていた。


また、司が滋を紹介する時も、司は、「道明寺社長の手下ですよ‼」と、笑って、紹介していた。
滋は居た堪れなかった。


それでも、滋は、『何時かはつくしの事を忘れて、自分自身(滋)を見てもらえる。』と思う事で、今の現状を我慢する事が出来て居た。


唯、滋の心の中では、“これが付き合っていると言うの?”と、いつも自問自答していた滋だった。

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