tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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浴衣に魅せられて…<つかつく>  短編




<司side>


俺は、つくしを『4年後に迎えに行きます。』と、メディアに残して、NYに渡米して丸3年が経った。


つくしは英徳大学2年の時に教授に提出した論文を、教授がその年に行われる予定の【学生国際フォーラム】に提出していたそうだ。


その論文が発表されるや否や、つくしは『時の人』と成り、その事を知ったうちのババアが、つくしを取り込み出した。


つくしは大学3年の4月から、東京メープルの特別社員として企画部でバイトを始めた。


日本でパーティーが開催される際も、ババアはつくしを連れ廻し、事ある事に出席者に話ししていたらしい。


「此方、司の婚約者の牧野つくしさんですの⤴。
 もう既に、メープルの企画部で働いておりますの⤴。」


と、触れ回っていたそうだ。


NY出張に来た際に、類とあきらが、面白がって言って来た。



ババアは、俺等が高校の時は、どれだけ嫌がらせをして、つくしを苦しめたと思ってんだ‼
しかも、つくしまで、“ニコニコ“って…⤵。
高校の時のババアの悪行、忘れてるな、つくしさんよ‼


つくしが優秀だと分かった途端、手のひらを返したみたいに成りやがって…⤵。
ババア、つくしを独占すんじゃねぇ‼



そして、俺に内緒でババアがつくしを、大学3年の夏期休暇を利用して、NYメープルの勉強をさせると言って、NYに呼び寄せた。
勿論、タマ付きで…⤵。
つくし単独だと、“行かない。”と、言い出すと踏んだんだな、ババアは‼


勿論、NY滞在中のつくしの住まいは道明寺邸⤴。


飛び跳ねるくらい嬉しくて…⤴。
初めてじゃねぇか、ババアに感謝したのは…‼



そんなこんなで、ババアには、色々文句を言われたが、して遣ったりだ⤴。


「司、大切なお嬢さんを牧野家から預かっているのよ‼
 分かってらっしゃるの?」
「はぁ~??
 どうせ、俺等は結婚すんだ⤴。
 ちょっと、一緒に住むのが早まるだけだろ⤴。
 つくしと俺は同室、俺の部屋‼
 決まりだかんな‼」


で、無理矢理に近い形で、NY滞在中は、つくしは俺の部屋に成った。



で、つくしがNYに来てから1週間経った頃、ババアから、パーティーの出席の話しが出た。
勿論、俺のパートナーはつくし⤴。


ヤバいだろ、顔のにやけが止まらねぇぜ⤴。



で、今回、用意されていたパーティー衣装は、タキシードとドレスではなく、浴衣だった。
これで良いのか、道明寺HD‼


だが、此れが意外と目立って好評だった。
ババアの策略には恐れ入った⤴。



で、パーティー出発前、俺にとっては少し一悶着があった。


準備が整ったつくしがタマと一緒に出て来た。


一目見て、俺はつくしの浴衣姿に魅せられた
つくしから目が離せなかった。
否、離れなかった。


似合ってる・可愛いの言葉ではなく、艶やか(あでやか)艶やか(つややか)の言葉が似合ってた⤴。


つくしは、ババアが京都から取り寄せたという、最高級の京友禅の浴衣に、西陣織の夏の名古屋帯を着付けていた。


漏れなく、俺様も男物の濃紺系の浴衣を着付けた。
まあ、序に、ババアも京友禅の浴衣を着付けていた。


俺は、もう既に『バい』状態だった。
腕組をして、我慢して居るというのに、タマの野郎、余計な事を言うな‼


「つくし、坊っちゃんの顔を見てご覧⤴。
 つくしを見て、今にもつくしに抱き着きそうだよ⤴(笑)。」


つくしが俺を警戒し始めただろ?
“如何してくれる‼”と、怒鳴りたい心境だった。


それからのつくしは、パーティーの間中、言って来た。
1回言われれば分かるって言うだ‼


「抱き着かないでよ‼
 着崩れしちゃうから…⤵。」


“分~ってる。”って言うだ‼
何回も言うな、つくしさんよ⤵。


それだけ、俺がエロいのか



fin

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