tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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浴衣パーティー…<総優>・<つかつく>  8.




<総二郎side>


優紀ちゃんは渋々では有ったが、俺を部屋の中に入れてくれた。


「優紀ちゃん、強引だったかな?
 ごめんな‼」
「あっ、いいえ。」
「優紀ちゃん、俺、後悔してんだ⤵。
 高校の時、優紀ちゃんを傷付けた事⤵。
 何回、傷付けたんだろうな?」
「………」


優紀ちゃんは、都合が悪く成ると、何も発しなく成る。
何時もの事だから、気にしてねぇと言えば気にしてねぇけど、今回ばかりは、答えて欲しいと、密かに思う。


俺は話しを続けた。


「高校の時の『寒中浴衣大会』の時、あきらん家(ち)の庭で言った言葉、俺本位だった
 よな?
 あの時、如何してあんな事を言ったのか覚えてねぇけど、親にも誰にも、俺のポーカー
 フェイスを崩された事ねぇのに、初めて、優紀ちゃんに崩されそうに成って、吃驚した
 のと同時に、焦ったんだと思うんだよな⤵。
 まあ、一瞬は崩れたか?
 俺の初恋の相手は知ってるよな?
 そう、優紀ちゃんの高校の先輩 更…。
 俺って、更にもそうだったけど、失いたくねぇ相手で有ればある程、本気でぶつかれ
 ねぇ傾向が有んだよな⤵。
 自分の気持ちを偽るのは、得意中の得意だからよ。
 でも、今度は、優紀ちゃんは…、もう、失いたくねぇんだわ⤴。
 如何やら、俺は優紀ちゃんに、本気の恋をしたらしいわ。
 高校の時の子供っぽさが消えて、大人の色っぽさが有って、妖艶で…。
 俺、優紀ちゃんの浴衣姿見て、くらくら眩暈が起きそうだったんだ。
 眩し過ぎて…。
 もう、無理か、遅いか?
 何か答えて欲しいんだけど…な?」
「………」


優紀ちゃんは、俯いたまま、俺に顔を見せてはくれねぇ⤵。
マジ、ヤべぇんだけど…な⤵。
俺の気持ちが爆発しそうだ。


「優紀ちゃん、顔、上げてくれねぇ?」
「………」
「優紀、俺の本気を見せるから…。
 頼むから、俺に顔見せて‼」


俺は優紀の顎を持って、上に向けさせた。
俺は優紀の瞳(め)を見て、優紀の俺への想いが分かった。
姿形は、大人っぽく成っていても、瞳(め)だけは、あの頃のまま、高校の優紀のままなんだな。


俺はイチかバチか、直球勝負に出た。


「優紀、俺の事、好きか?」
「えっ??」
「優紀、嘘付いてても、無駄だぜ‼
 優紀の姿形は大人っぽく成っていても、瞳(め)だけは、高校の頃のままだな⤴。
 俺を“好きだ。”って言ってくれていた頃の優紀のまま⤴。
 もう一度、聞くぜ‼
 優紀、俺の事、好きだよな?」


優紀は答えてはくれなかったが、微かだが、頭は、縦に振られた。


俺は思わず、優紀を抱き締めていた。
ヤベっ‼
もう、優紀を離す事等、出来そうにもねぇ。


俺は、優紀に一緒に居たい気持ちを伝えた。


「あきらには、この部屋と入れ替わる様に言うから、俺の部屋に優紀が来ねぇか?」
「そんな事は出来ません。
 その事が滋さんと桜子さんにバレたら、大騒ぎになります。」
「良いじゃん。
 大騒ぎになっても…。
 俺が離れられねぇんだから、仕方ねぇよな?」


ほら、また、俯いた⤵。
都合が悪く成ると、直ぐこれだ‼


俺は、優紀の顎を持って、上に向けさせ、濃厚なkissをして遣った。


瞳(め)がトロンと成って、妖艶さが倍増してやがる⤴。
“ヤベっ‼”ってだけでは済みそうにねぇ。
頼む、優紀‼
俺の傍に居ると言ってくれ‼


優紀はやっと、首を縦に振ってくれた。

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