tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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後悔と言う名の元に…<つかつく>  9.



<司side>


俺は理事長室に連れて行かれ、理事長から、話しを聞かされた。


「実は、奥様の事、何ですが…。」
「はぁ~??」
「司様の奥様が、牧野先生だとは存じ上げて折らず、失礼致しました。」


俺は何の事を言われてるのか分からなかったが、取り敢えず、話しを合わせて於いた。


「ああ。
 理事長はつくしの事を知ってるのか?」
「ええ、勿論です。
 医学会では、知らない方はいらっしゃらないでしょう。」
「それ程、有名なのか?」
「勿論です。
 脳外科医の中では、あの若さで権威ある称号を取られております。
 手術の症例もかなり熟していらっしゃいますし、脳外科部門では無くてはならないドク
 ターのお一人です。
 また、脳科学分野でも、研究には長けていらっしゃいまして、いくつもの研究結果の成
 果を上げていらっしゃいます。」


司は、“そんなにか…⤴。”と、驚愕していた。


理事長は話しを続けた。


「其処で、司様にご相談がございます。
 ご存知の通り、現状、奥様の寿命は2年と言われて折ります。
 奥様の手術は、絶対、成功に導くよう、ドクターには申し送りを致して折ります。」
「当然だ‼」
「承知致して折ります。
 其処でお願いがございます。
 奥様が復活成され、ドクターを続けられる際は、『我が、道明寺総合病院にて脳外科医
 を…。』と、考えております。」
「その件に関しては、つくしの病状次第だ。
 もし、つくしが復活した場合でも、俺の瞳(め)の届く範囲内以外は行かせねぇつもり
 だ。」
「そのお言葉を聞けて、安心致しました。
 宜しくお願い致します。」
「この話は、取り敢えず、まだ、つくしには、しないでくれ‼
 此処だけの話しにして於いてくれ‼」
「賜りました。」



司は、理事長との話しが終わり、つくしの病室に向かった。


「つくし、起きてるか?」
「司?
 うん、起きてるよ。
 お帰りなさい‼」
「ああ、只今‼」


司は、つくしにKissをした。


18年間、離れていた司とつくしは、今が、甘い二人だった。
端から見れば、とても、17歳の子供が居る夫婦には見えなかった。
それ程、見た目も行動も甘い二人だった。


司から、話しが成された。


「つくし、あきらから、今日、連絡が有って、かなり、皆が怒ってるらしい。
 近いうちに、皆が、つくしの病室に見舞いに来るらしい。
 その時に、“翼と蘭も紹介しろ‼”って、言われてる。
 まあ、取り敢えず、覚悟しとけ‼」
「………」


司は話しを続けた。


「それと、お前の前の病院に居た、お前の先輩女医…だったか?
 調べたら、かなり名医らしいじゃねぇか‼
 つくしの執刀医に指名して於いたから。」
「司、有難う‼
 何か、安心して、手術を受けられるよ。」
「それは良かった。」


司も笑顔で答えていた。

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