tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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取り戻したい…<総優>  13.




滋が、広告塔に成り、大河原グループの株も急上昇する事に成り、大河原夫妻は優紀にお礼を伝える為、西門邸に来ていた。


「優紀さん、滋の友人で居てくれて、有難う‼
 これからも滋を宜しく頼むよ。」
「はい。
 私も嬉しく思います。」


大河原夫妻は、西門夫妻に向き直しして、話しを続けた。


「優紀さんに何が有っても、どんな時でも、大河原は優紀さんの後ろ盾に成りますよ。」
「有難うございます。
 宜しくお願いします。」


大河原社長と家元は立ち上がり、テーブルを挟んで握手を交わした。


優紀は、大河原夫妻が、優紀の大きな後ろ盾に成って下さる事に躊躇はしたが、“大河原夫妻の気持ちだから受け取ろう。”と、言う家元の言葉に、“はい。”と、頷いた。



それを、来ていた総二郎は、優紀の着眼点に驚きを隠せないで居た。


もしかしたら、優紀は飛んでも無く、大物に成るかも知れな
 いと…。
 俺もうかうかして居られねぇな‼
と、密かに、優紀を見詰めていた。



『もしかして、優紀は俺を尻に敷くつもりかもな‼
 まあ、優紀なら、それも悪くねぇかもな…。』


総二郎は、密かに、未来に訪れるで有ろう日々を空想していた。




総二郎は、26歳・優紀は、25歳に成った。


年が明けて直ぐ、類・静が結婚式を執り行い、其処から、3ケ月後にはあきら・桜子が結婚式を執り行った。


やっと、西門の重鎮より了承の得られた総二郎と優紀が、あきら等から4ヶ月後に結婚式を執り行った。



其処で、判明したのが、牧野の妊娠。


妊娠4ヶ月に成っていたらしいのだが、つい先日まで、気付かなかったそうだ。


「だって、悪阻も無くて、いつもと変わらなかったんだもん。
 そんな簡単に気付くもん?」


桜子は呆れて言っていた。


「ほんと、先輩らしくて、“ほっ”と、してしまいますわ⤵。
 普通、気付きますけど…ね⤵。」
「………」


つくしは何も言わず、黙っていた。


「でも、良かったですわよね⤴。
 ところで、予定日はいつですの?」
「それが、司の誕生日なの⤴。」


F3&T3&静は、驚愕した。


「「1月31日か?」」


類とあきらが絶叫した。


司とつくしは、照れてしまい、顔が真っ赤で有った。


「司、狙ったの?」
「否、偶然⤴。」




<総二郎side>


『まあ、俺と優紀の結婚式の日に、お目出度い報告が重なるって言うのは、実に気分が良
 い‼』と、俺は、思っていた。



その後、狙ったかのように、其処から、俺等F4の妻達の妊娠が判明した。


牧野の出産予定日と同じ年の3月まで、俺等F4の妻達の出産が続いたのは言うまでもねぇ‼


優紀は、結婚式の時には、既に、妊娠3ヶ月に成っていた。
優紀も鈍感だったって事なんだろうな⤵。


で、生まれた全員4人が男の子。
所謂、息子。
此処に、F4Jr達成‼



滋からも、優紀に連絡が入って来た。


「芸能事務所のスタッフと付き合い出した。」と…⤴。



そして、
俺は、やっと、優紀を手に入れられた喜びを忘
 れない為にも、この幸せを失くさねぇ為にも、
 俺は今でも、優紀に夢中だ。』



此処まで来るには、長かった様な気もするが、あっと言う間の様な気もする。


俺は、“やっと、優紀の心を取り戻せたんだよな‼”と、ほくそ笑んでいた。





これからは、俺等だけでなく、家族ぐるみの付き合いに成るだろうな‼


これからもお前等、宜しくな‼



fin

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