tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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bad love…<つかつく>  18.




<一部の表現に不快に成るで在ろう言葉が入っております。
 お詫びします。>



一人、『???』の司は置いて於いて、話しはどんどん進んで行った。


「だからよ、如何言う訳なんだよ?」
「司は、知らねぇのか?」


司は、思いっ切り、目線で合図した。


「だからよ‼
 司とつくしちゃんが出た後、総二郎が、つくしちゃんのダチを『お持ち』した
 んだよ‼」
「………」


司は、何も言えず、驚愕していた。


「仕方ねぇだろ‼
 司が悪ぃだぜ‼」
「はぁ~??」
「お前が立ったまま、ずーっと、つくしちゃんを抱き締めて、しかも、下半身は座れねぇ
 状態だったんだろ?」
「バレてたんか…⁉」
「当り前ぇだろ‼
 必死に成って、下半身をつくしちゃんで隠してる様だったが、お前の腰付きを見れば分
 かるだろ、普通‼」
「だからってよ、何で、俺が悪ぃんだよ?」
「ああ??
 司のあんな姿を魅せられれば、煽られるってもんだろ。
 そうじゃなくてもよ、気に入った女が隣に座ってりゃあ、眼の遣り場もねぇだろ‼」
「俺でも、あの後、バーに行って、“女でも漁ろうか?”って、考えなくも無かったんだか
 ら…よ。
 気に入った女が隣に居た総二郎なら、尚更だわな…。」
「………」


司は、何も言い返せなかった。


「で、司は、如何だったの?」
「本格的に付き合う事に成った‼」
「って、事はチェリーは返上か?」


司はつくしに約束させられていたが、この際、言わなければならない状態だった為、心の中で、“つくし、すまん‼”と、唱えながら、F3に話ししていた。


「ああ、まあな。
 あれから、ほぼ毎日会ってんだ‼」
「えっ、今日は?」
「今日は、つくしがつくしの姉ちゃんの出張の同行で、日本に居ねぇから、今日は、此処
 に来れた。」
「成程ね…‼」
「じゃあ、今日の司は、寂しい訳?」


司は、“当然っ‼”って、顔で、F3に言って除けていた。


「その分、昨日に埋め合わせさせてるから、今日は、良しとして遣った。」
「タダでは満足しねぇってか、司君は…?」


類は、首を捻り出した。


「だけど、あの姉ちゃんが良く許してるね?」
「如何いう意味だよ?」
「だってさ、妹大好き姉ちゃんだろ?
 司に妹を取られるってだけで、あんなにヤキモチ焼くんだよ。
 ほぼ毎日、司と会ってるって事は、あの姉ちゃんは置いてけ堀を食らってるって訳で
 しょ?
 普通、妹大好き姉ちゃんが、妹を司に取られるって思ったら、難癖付けて、行かせない
 様にすると思うんだけどね?」


司は、類に同感とばかり、話しし出した。


「つくしもその点は、吃驚してるんだよ。
 つくし曰く、あの後、直ぐ位から、姉ちゃんが何も言わねぇって言うだよ?
 しかも、毎日、俺と会ってる事も分かってるのに、“今日は、もう、上がって良い
 よ‼”って言うらしいんだ。
 つくしが、気味悪がってるんだよな…。」
「そりゃあ、気味悪ぃわな。」
「だろ⁉
 今まで、こんな事無かったらしいんだよな。
 だから、“誰か好きな奴でも出来たんじゃねぇか?”って、つくしは言うんだけどよ⁉
 あの姉ちゃんだからな?
 好きに成っても、相手が如何か…だと思うんだがな⁉」


総二郎は弄られた分、仕返しとばかり、類とあきらを弄り出した。


「まさかとは思うけどよ、類かあきらか何方かだったりして…?」
「おいおい、冗談でも止めろよ、そんな事言うのは…。」


類とあきらは武者震いを始めた。


特に、類は背中に流れる汗を初めて感じて、寒気を感じ始めていた。

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