もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく> 26.
<本日も2話連続投稿です。 26.が短めですので、27.と連続投稿します。
ご了承お願いします。>
【花沢つくし 編 26.】
総二郎➡あきら TELにて…
「よぅ、あきら。」
「総二郎…か?
急用じゃ無ければ、話しは後にしてもらえるか?」
あきらは桜子が今、どうなっているのか、もう知ってるって事か?
あきら、慌ててんな。
大丈夫か?
「はぁ??
急用じゃなきゃあ、TELしたらダメってか?
あきら、切れてんな?」
「否、そうじゃなくってよ。
桜子に何か有ったらしいんだけどよぅ、連絡、付かないんだわ⤵。」
成程、追い掛けられてる事は、まだ知らねぇってか?
「あぁ、その事なら、今、桜子は、滋に追い掛けられてるらしいぞ(爆笑)。」
「はぁ~??」
「だ・か・ら、あきらん家(ち)、集合な‼」
「はぁ??」
何じゃそりゃ。
焦って損しただろうが~。
総二郎➡滋 TELにて…
桜子にTELするより、滋にTELした方が追い掛けっこは終了するだろ。
「今から、あきらん家(ち)に集合するから、滋も桜子を連れて来いよ。」
「どういう事よ?」
滋、少しは、あきらと俺の立場を考えろって言うだ。
「お前、皆に迷惑掛けるなよ?」
「私だけが悪いの?
皆が私に黙っているから、事が大きくなるんじゃん?」
「はぁ~⤵。」
思わず、溜息が出てしまった総二郎であった。
俺らをいつも引っ掛け廻すのは、滋だよな。
『台風の目』…滋であった。
「後でちゃんと、説明するから、取り敢えず、来い‼」
「分かった。」