切な過ぎる二人…<総優> 10.
<一部、不快で有ろう表現が入っています。
お詫びします。>
<総二郎side>
俺は、優紀を抱き締めながら、会って直ぐ、のっけから言って遣った。
「優紀、この前のTELの時に俺が約束した事、覚えてるか?」
案の定、優紀は、キョトンとしてやがる。
「俺が、言ったのは…。
『優紀、分かった。
信用出来ねぇなら、俺は、“優紀だけだ‼”って言う事を、土日で見せて遣るよ‼』
って、約束したろ⁉」
「えっ‼
そうだった…⁉」
優紀は、しらばくれてやがる。
そうは、『問屋が卸さねぇ』って言うだよ…‼
「優紀、約束だからな‼
俺は、約束した事は、生憎、守る主義なんだよな‼」
優紀の驚愕した顔が面白れぇ‼
“ヤバっ‼”って、顔をしてやがる。
もう一丁、脅しを掛けて於くか⁉
俺は、抱き締め乍ら、優紀の耳元で、優紀にとっては、驚愕だろう言葉を投げ掛けて遣った。
「今から今夜は、ずーっと、ベッドの中なっ‼
今夜は、寝れねぇかもな⁉」
「えっ‼」
それっきり、言葉を発する事が出来ねぇ優紀が其処には居た。
面白れぇ‼
ほんとに、そうして遣ろうかな⁉
で、生 優紀は、久し振り過ぎて、鬼畜な俺が其処には居た。
やっぱ、離して遣る事は出来ずに居た。
優紀は、覚悟していたのか…、諦めたのか…?
俺にされるがまま、俺に従っている優紀が其処には居たのだった。
「優紀、ごめんな‼
早い時間から、無理させたよな⁉」
「ううん、大丈夫ですよ‼
一緒に居る事が出来て嬉しいから…。」
優紀、寝た子を起こした優紀が悪ぃからな⁉
「優紀、まだ、大丈夫だよな⁉
今日は、まだ、イクぞ‼」
優紀は、驚愕していた。
俺は知るかよ⁉
約束だからな、優紀っ‼
それに、此れで、分かっただろ、優紀っ‼
俺には、優紀だけだって…‼
俺の嘘のねぇ愛情は、まだまだ、遣るからな‼
まあ、覚悟して於け‼
<優紀side>
私は、驚愕処では、無かった。
ちょっとした、恐怖を感じてしまった。
久々に会えた事は、本当に嬉しい‼
でも…。
“鬼畜過ぎるよぅ~、西門さんっ‼”と、思うしか無かった私だった。
本当に、今夜は、寝させてもらえなかった。
明日、起きれるかな…⁉
<総二郎side>
俺は、優紀を堪能するだけして、満足していた。
でも、出来たら、まだ、もう少し、大丈夫な俺が其処には居たのは、確か何だけど…な。
まあ、優紀は、もう、無理っぽそうだから、俺は、少し、休ませて遣ろうと思っていた。
だけど、優紀には、言わねぇといけねぇ事が有るから、ベッドに横に成りながら、俺は、優紀に伝えていた。
「優紀、眠ったか?
少し、話しが有るんだけど…?
今、良いか?」
「えっ、何ですか?」
優紀は、恐々と俺の言葉を聞いて居た。
何言われるか、戦々恐々として居る様だった。
「親父とお袋が、優紀に会いたいそうだ‼
そろそろ、俺との此れからの事、覚悟を決めてくれねぇか?」
「此れからの事って…?」
「俺との結婚の事…。
俺の嫁さんに成ってくれるんだよな…、優紀っ⁉」
「………」
おいおい、其処、黙る処か…、優紀っ⁉
「優紀、覚悟を決めろよ‼
もう、俺には、優紀だけだって、言ったよな⁉
その言葉には、嘘はねぇよ‼
それ処か、俺はもう、優紀以外は要らねぇ‼」
優紀は、やっと、覚悟を決めたのか?
そっと、瞼を閉じて、開けてから、決心したかの様に、首を縦に振ってくれた。
「良いんだな、優紀⁉」
「はいっ‼」
俺は、優紀の返事に嬉しさの余り、思わず、優紀を抱き締めて、どんどん、深くなっていくkissを施していた。
俺と優紀は、また、長~い夜が始まってしまった。