やっぱり、私は…<総優> 1.
<此方の二次小説、『やっぱり、私は…<総優>』は、『やっぱり、私は…<つかつく
>』の『side story』に成って居ます。
ご一緒にご覧下されば、また、違った形の二次小説に成るのではないかと思います。
楽しん頂ければ、幸いです。>
<優紀side>
もう直ぐしたら、つくしの誕生日っ‼
つくしの誕生日も気に成る処だけど、つくしは成人式の支度は如何する予定、何だろう?
本来は、私の行きつけの美容サロンで支度を、一緒にお願いする予定に成ってたんだけどなぁ~⁉
つくしからは、其れ切り、何の音沙汰も無かった。
支度の予約を保留にしていたのも有り、美容サロンから、最終的に如何するのか、確認の連絡が来たんだよね?
つくしに聞いてみようかな?
私は、LINEで、つくしに連絡してみた。
『成人式の支度は如何する?』
つくしから、三日程経ってからLINEが入って来た。
『実は、道明寺邸でお支度して下さる事に成ったんだ‼
椿お姉様が帰国して下さるから、お願いする事に成って…。
ごめんね‼…ペコリ。』
『そうだったんだ‼
良かったね‼
じゃあ、現地集合って、事だよね。』
『うん、宜しくお願いします…ペコリ。』
『了解‼…うふふ』
じゃあ、私の方から、美容サロンに連絡して於きますか⁉
12月29日に成って、桜子さんから、本当に、久し振り(?)。
何年振りって…、位振りに、LINEが来た。
私は、携帯番号は、変えて居なかったから…。
LINEは、届いたのだろう⁉
『優紀さん、ご無沙汰してます。
優紀さん、明日30日から年始くらいまで、F3&T2でNYに渡米するんですけど…。
大丈夫なら、ご一緒しません?』
『本当に、ご無沙汰してました。
へっ?
今、貯金が底付いていて、行けそうにないかな?
それに、バイトも有るし…。』
『そう何ですか?
残念ですわ⁉
一応、お伝えすると、NYには、滋さん家(ち)のPJを、“飛ばす‼”と、滋さんが仰って
居たので、交通費は掛かりません。
それと、ホテル代も、NYメープルですので…。
道明寺さんが手配して下さる事に成りましたので、宿泊費も掛かりません。』
『でも、バイトは、急には難しいと思うの…?』
『一応、お伝えすると、それには、ご心配には及びません。
私達には、何の為に、F3が就いて居るとお思いですか?
人は手配出来ますわ‼』
後は、如何断れば良いんだろう?
そう思っていた時、桜子さんから、続けてLINEが入って来た。
『実は、先輩が、私達に黙って、大学が冬期休暇に入ってから、NYに渡米してたんで
す。
しかも、NYに居る事を連絡も無しで…。』
だから、つくしと中々、連絡が取れなかったんだぁ~。
『実は、私達は、先輩の誕生日の12月28日はそれぞれが日にち的に厳しいので、毎年、
Xmas partyも兼ねて、12月26日にパーティーしてたんです。
その話しをしたくても、先輩には連絡が付かなくて…。
だから、先輩が、私達に内緒でNYに渡米していた事のお詫び方々、宿泊代は、道明寺
さんが出して下さる事に成ったんです。
如何します?
明日の事ですし…。
バイトの方にも、人が変わる事をお伝えしなければ…、ですよね⁉』
だから、つくしは、12月26日は、毎年、バイト入れてなかったんだ…ね。
つくしと私は、毎年、12月28日に会って、二人で、つくしのお誕生日会をしていたから…。
私は、知らなかったんだなぁ~。
私は、つくしに気を使わせて居たのかな?
『優紀さん、もしかして、西門さんの事、気に為さっています?』
『そんなんじゃないけど…?』
『実を言うと、今回、優紀さんを呼ぶ話しに成ったのは、西門さんは知らないんです。』
『えっ??
じゃあ、私が、ご一緒すると成ると、拙いでしょ?』
『美作さんが、“呼んでくれ‼”と、仰って居て…。
最近、西門さん、元気ないらしくて…。
花沢さんが仰るのには、現在、変なお遊びは為さっていらっしゃらない様子で…。
だから、優紀さんが、ご一緒下されば、多分ですけど…。
西門さんへのサプライズに成るんじゃないかと…。
西門さんのお誕生日は、済んで居るらしいんですけど…⁉』
それはそうだよね。
西門さんのお誕生日は、12月3日だもんね。
でも、如何して、私が、ご一緒すれば、西門さんへのサプライズに成るの⁉
私には、『???』だらけだった。
それでも、何故か、私は、NYに、皆さんとご一緒する事に成って居て、バイトにも人を手配して下さる事に成り、団子屋の女将さんも了承して下さった。
何か、上手く丸め込まれた感は有るのだけど…。
此の現実、如何しよう‼