tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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やっぱり、私は…<総優>  5.




<総二郎side>


あいつ等 T2…の野郎‼
俺に聞こえる様に、話しすんじゃねぇよ⁉


俺は、憔悴してんだよ‼
分かれよ、てめぇ等…‼



とは言え、俺は、あいつ等の会話に聞き耳を立てて居る俺自身に驚愕していた。




<優紀side>


滋さんが話しを変えて来た。


「ねぇ、優紀、知ってる?」
「何をですか?」
「道明寺HDがね、NYメープルで、元旦に、毎年恒例の新春パーティーをするらしいの⁉
 それでね、司とつくしが、パーティーの招待状を、それぞれの宿泊部屋に置いて於いて
 くれる事に成ってるの。
 優紀も来るわよね?」
「それは、無理ですよ。」
「えっ、何で??」


滋さんは、首を傾げて不思議そうにして居る。


NYに連れて来てもらっているだけでも、私は、嬉しいのに、それ以上を望んだら、罰が当たりそう…。


「だって、私は、出席出来る様な身分じゃないですから…。」
「そんなのん、関係ないでしょ?」
「嫌、それに…。
 ドレスやアクセサリーも無いし…。」
「其れなら、ご心配に及びませんわ‼
 私が、用意して持参していますもの‼
 優紀さんがご心配為さると、行けませんから、付け加えて言う成らば…。
 私の着なくなったソワレですので、ご心配なく‼」
「其れじゃあ、尚の事、無理でしょ?
 桜子さんみたいに、背は高く無いし…。
 それに、何より、私は、桜子さんみたいにプロポーション良くないでしょ?
 桜子さんのサイズなら、私、到底無理だよ‼」
「優紀さん、確か、先輩と、そんなにサイズ、変わりませんでしたよね?
 確か、バスト以外は…?」
「ちょっと、桜子さんっ‼」


桜子さんが、両手を添えて、私を安心させる様に、私の肩に手を置いて来た。


「まあまあまあ…⁉
 一度、滋さんの誕生日パーティーの時に、先輩が着たソワレだから、大丈夫ですよ。」


“それでも…。”と、私は、言うつもりで居たら…。
間髪入れずに、桜子さんが言って来た。


「だからね、入るんですってば…。
 サイズ調整してますから、大丈夫です。」
「桜子さん…⁉」
「だから、パーティーに一緒に行きましょ?」
「そうだよ、優紀っ‼
 折角、ヘアメイクも呼んだんだし…さぁ。」


何だか、私、滋さんと桜子さんに丸め込まれている感MAX何ですが…⁉


そして、滋さんと桜子さんが、私を諭す様に言って来た。


「優紀、言って於くけどね⁉
 もう、逃がさないよ‼」
「そうですわ。
 今まで、長い間、私達から、雲隠れして…。
 やっと、また、こうして会えたんですから…。
 此れからは、また、『T4女子会』遣りますよ‼
 良いですね、優紀さんっ‼」


ほんと、滋さんと桜子さんの二人には、頭が上がらない。


私が、また、T4として、皆と気軽に会える様に言ってくれているんだよね⁉
感謝しかない。


此処で、断れば、厚意を無にする事に成るよね⁉
だから、出席に同意する事にした。


「宜しくお願いします。」
「きゃあ~~、優紀っ‼」


そう言って、滋さんが私に抱き着いて来た。


その横で、桜子さんは、ニコニコ、笑っていた。



何だか…。
桜子さんの笑顔が…。
危ない笑みの様に見えるのは、私だけ…⁉

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