Wデート??【好きに成ってしまった訳】…<あき桜>・<総優> 続編②
そんな桜子の様子を見てしまったあきらは、此の埋め合わせをする事を誓っていた。
一方、総二郎も、優紀の頑張りには、感謝していた。
優紀には、何か、褒美を遣ろうと、考えて居た。
そんな時、あきらにしても、総二郎にしても…。
2月には、『Valentineday』が、有る事を思い出していた。
そして、あきらにしても、総二郎にしても、此の『Valentineday』を利用する事を考えて居た。
それぞれの親に相談をしていた、あきらと総二郎は、難なく、『Valentineday』で在る
2月14日の前後日に休みが貰え、それぞれのパートナーで在る桜子と優紀と出掛ける事を予定していた。
アメリカでは、『Valentineday』とは、『愛を祝う日』と、されている。
男性から、花束を贈る風習がある。
特に、赤い薔薇の花束…。
メッセージを添えて…。
【赤い薔薇の花言葉…。】
~~『あなたを愛しています。』~~
だから、それぞれ、この日を利用しようと、画策していたあきらと総二郎だった。
まさか、あきらにしても、総二郎にしても、同じ事を考えて居るとは、思っても居なかった様子だった。
そして、あきらと総二郎が、それぞれ、自ら立てた計画は…。
大阪での一泊旅行‼
実は、桜子も、優紀も、何方も、“U〇Jに行ってみたい‼”と、言って居たのだった。
だから、あきらも、総二郎も、この時を利用して計画を立てて居たのだった。
其れが、あきらと総二郎の考えは、全く、合致して居たのだった。
泊まるホテルまで…。
そうなのだった。
U〇Jのパートナーホテルまで一緒だった。
また、泊まるホテルは、同じ階のスウィート…。
偶然が偶然を呼んだのだ。
着いたホテルで、あきら&桜子・総二郎&優紀は、それぞれ、顔を見合わせて驚愕した事は、言うまでも無い。
で、U〇J館内では、一緒に行動する事を約束していた。
喜んだのは、桜子と優紀だった。
桜子と優紀は、1月以降、中々、時間が合わず、会えずに居たのだから…。
あきらにしても、総二郎にしても、二人っきりを想定していたので、不服では有ったのだが…。
桜子と優紀、二人が、喜ぶ姿を見れば、何も言えずに居たあきらと総二郎だった。
と、言う事で、あきら&桜子・総二郎&優紀の2組は、『Wデート』と、成った。
なので、翌日の『ブレックファースト』のビュッフェからディナーまで、あきら&桜子・総二郎&優紀は、行動を共にする事に成った。
其れが思ったより、楽しく、癒されて居たあきら&桜子・総二郎&優紀の2組だった。
唯、鬱陶しい事この上無いのは、大阪に到着したその日から、F4のあきらと総二郎の二人が来訪と在って、U〇J館内は、あきら&桜子・総二郎&優紀にとっては、有難く無い状況なのは、言うまでも無かった。
“そーっとして置いて欲しいのだが…。”と、思う4人だった。
唯、この後、『インスタ』に挙げられたらしく、かなり、噂に成ったのは、言うまでも無かった。
そして、それぞれ、部屋に入ったあきら&桜子・総二郎&優紀は、それぞれ、二人っきりの夜を過ごした。
あきらと総二郎は、ホテル側に、桜子と優紀それぞれの歳の数だけの赤い薔薇を用意する様にお願いしていた。
まさか、同じ事を考えて居るとは…。
後で分かって、あきらと総二郎は、苦笑いで在った。
しかし、桜子と優紀は、それぞれがそれぞれで、感動していた。
桜子と優紀も、それぞれ、『present』は、用意していた。
だが、こんな演出に、桜子と優紀は、それぞれ、パートナーで在るあきらと総二郎の前で、感動の余り、それぞれ涙を流して居たのは、言うまでも無かった。
そして、あきら&桜子・総二郎&優紀は、それぞれ、長~い夜を過ごした。
あきらと総二郎は、思った。
こんなに感動してくれるなら、“此れからも、止められないな‼”と…。
其れからは、サプライズ計画が通常化する、あきらと総二郎で在った。
fin