Valentineday【やっぱり、私は】…<つかつく> 番外編②
<司side>
そして、2月14日が来た。
そう、その日 2月14日は、ババアも約束通り、俺とつくしを19時には上がらせてくれた。
そして、俺とつくしは、リムジンに乗り、NYメープルに向かった。
そして、俺とつくしが、NYメープルの地下駐車場から、最上階専用エレベーターで上がり、俺のキープしている部屋に入り、用意させて於いたディナーを二人で食した後…。
俺は、つくしが、用意してくれたという、『つくしのアルバム』を手渡された。
つくしは、アルバムにした訳も俺に話ししてくれた。
そう言う事か…?
そして、俺は、その場で、ニヤ着き乍ら、一つ一つ、舐める様にして見ていると、最後のページに近付いた時、俺は、固まったまま、動けずに居た。
何故なら、つくしが、世田谷の道明寺邸の『温水pool』のプールサイドに水着姿で映ってるじゃねぇか?
(まあ、『pool』だから、水着姿は、当たり前ぇ何だけど…よ‼)
“誰と、一緒だったんだぁ~?”と、叫びたくなった。
そしたら、つくしが、答えを言ってくれた。
「椿お姉様が、“『pool』に入ろ‼”って、仰って下さって…。
前に、椿お姉様が、私に買って下さった水着を着て、椿お姉様と二人で、楽しんだ時の
写真。
椿お姉様が、“可愛いつくしちゃんを、司に見せなきゃ‼”って、撮って下さったの。」
姉ちゃん、ナイスだわ‼ ← えっ、と…。
死語…? by 天の声
で、次のページを捲って、俺は、更に、固まった。
何で、つくしは、裸で、ジャグジーに浸かってやがるんだよ‼
手には、グラスに入った『wine』らしきモノを持ってやがるし…よ。
少し、顔も赤ぇんじゃねぇのか?
肌が、湯から透けて見えてやがるだろ‼
つくし、お前、女だろ?
俺は、つくしに確認した。
「お前、此れ?」
「あっ、こんな画像まで…張ってたんだ、私。
寝ぼけてたから…。
見ないでよ…?」
「もう、遅ぇ‼
此れは、俺のだ‼
で、この時も、姉ちゃんと、二人だけだったのか?」
「うん、そうだよ‼
椿お姉様も、裸だったんだよ‼」
俺は、最大なる声で叫んだんじゃねぇかと思った。
「はぁ~??」
「もう、司、煩い‼」
で、“此れは、つくしの居ねぇ時のおかずだな‼”と、考えて居た事は、つくしには、内緒だ。
で、つくしには、俺から、赤い薔薇の花束を『present』して遣った。
つくしには、毎年、送って居るから…。
つくしは、素直に受け取って、素直な気持ちを俺に伝えてくれた。
「有難う‼」
そして、俺とつくしは、長~い夜を、朝方まで、二人一緒に、過ごして居た。
因みに、ババアには、次の日の2月15日には、俺もつくしも、午後から出勤にする様に、懇願した事は言うまでもねぇ。
勿論、その事は、つくしには、内緒だが…。
fin
<取り敢えず、此処で、『fin』って事で~。
短めで、申し訳ありません。>