Valentine party【従兄妹物語】…<F4&恭二>・<T4&静> 番外編⑥
【F4&T4&恭二&静の『Valentine party』が、東京メープルのラウンジのVIPルームに
て、始まった…。】
『party』が、始まる時間の19時に成った。
そして、続々と、F4&恭二が、ラウンジのVIPルームに入って来た。
先ずは、F4&恭二のパートナーで在るT4&静が、それぞれのパートナーの横に座った。
一つのソファに、それぞれ、ひとCP毎に座った。
そして、先ずは、T4&静から、『Valentine chocolate』を、それぞれのパートナーで在るF4&恭二に手渡して居た。
そして、一言、桜子から話しが為された。
「実は、此の『Valentine chocolate』…。
今から、出します『Hot wine』に併せて作った『chocolate』何です。
だから、『Hot wine』と一緒に召し上がって下さい。」
F4&恭二は、桜子が、何を企んでいるのか、様子を窺って居たが…。
何も、変わり映えしない桜子に、食べてみようと思ったF4&恭二だった。
そして、T4&静は、カウンターに向かい、『Hot wine』を作り、それぞれのパートナーに手渡した。
勿論、T4&静の分も持って来ていた。
そして、F4&恭二の『Hot wine』は、桜子の作戦通り、例の媚薬が、投入されたのは、言うまでも無かった。
だが、流石、F4&恭二と言うべきか?
ざるのF4&恭二にとって、1杯位の『Hot wine』では、効果は顕れなかった。
で、巧に操り、『Hot wine』を進めるT4&静だった。
F4&恭二も、“意外と、此の『chocolate』が、『Hot wine』に合う事を再発見した‼”と、言い出した。
いつも、甘い物を口に入れないF3&恭二が、何個か口にしていた。
甘さ控えめにしたのが、功を奏した様子だった。
F3&恭二からは、“中々、いける‼”と、お褒めをもらって居たT4だった。
類は、元々、甘めが好きだったので…。
自然と口に運んでいた様子だった。
唯、一人だけ、別の事を考えて居た。
また、別の一人は、飄々としていた。
また、かなり、アルコールを口にして居るF2&恭二の様子が、いつもと違って来た。
桜子は、そんなF2&恭二を見て居て、“そろそろかな?”と、次なる作戦の実行に移そうとしていた。
実は、この日の為に、桜子は、総二郎&優紀・恭二&滋・類&静、そして、あきら&桜子のそれぞれの部屋を取って、ルームキーを既に、優紀・滋・静のそれぞれに手渡していた。
桜子は、司&つくしに関しては、司のキープの部屋が有るので、そちらを使用してもらう様に、つくしには話ししていた。
勿論、つくしは、付き合いだした頃から、司のキープの部屋のキーを、司から、手渡されていたので、部屋の件は、つくしは、桜子に了承していた。
そして、桜子は、メンバー(F4&恭二)に一声、声を掛けていた。
「そろそろ、此処からは、恋人達の時間にしましょうか?」
あきらが、口火を切った。
「部屋は、如何成ってる?」
「既に、皆様のパートナーにルームキーをお渡ししています。
ですので、ご一緒に、お入り下さい。」
「やけに、根回しが良いんだな?」
「えっ??
要らなかったですか?」
「「「「………」」」」
F3&恭二は、一斉に、何も、言い返せずに居た。
司が、口を開いた。
「俺とつくしは、俺の部屋に入る。
それで良いんだよな?」
「ええ、勿論です。
そちらで、お願いします。」
「おお。」
この後の展開に、驚愕して居るつくし&優紀。
この後の展開に、ワクワクしている滋。
この後の展開に、類が、如何出て来るか?
何気に、様子窺いをして居る静。
この後の展開、如何(いかん)に寄っては、つくし&優紀は、面白い結果に成るやも知れないと、密かに思う桜子だった。
T4&静の五人五様の思いを乗せて、それぞれ、与えられた部屋に別れた恋人達だった。