Whiteday party【従兄妹物語】…<あき桜> 番外編①
<此の二次小説、『Whiteday party【従兄妹物語】』は、『Valentine party【従兄妹物
語】』の『answer story』と、成って居ます。
先ずは、<あきら&桜子>の絡みから始まります。
合わせて、ご覧下されば幸いです。
宜しくお願いします。>
<『Valentineday anniversary 第1弾』に引き続きまして、『Whiteday anniversary
第1弾』として、『従兄妹物語』の番外編をお送りします。
お楽しみ下さいましたら、幸いです。>
<あきらside>
俺は、F3&恭二さんに謝りを入れないといけないと、悟っていた。
桜子が、仕掛けた今回の『Valentine party』…。
しかも、其の陰で、俺自身の母親まで、関わって居たとは…。
俺にとっては、有り得ない事だった。
F3&恭二さんに、如何、謝りを入れたら良いのか?
かなり、悩む処だった。
“正直に、伝えるべきだろうなぁ~。”と、思う俺だった。
~~『コト』の起こりは…。
*桜子の提案に寄り、T3&静は、それぞれのパートナーに、あの『媚薬』を『Hot
wine』に1滴ずつ、垂らして、俺等 F4&恭二さんに出して居たって事…。
*そして、其の『媚薬』って、言うのが、お袋と話しして居た時のあの『媚薬』らしいと
いう事…。
*『コト』の発端の首謀者は、俺自身の母親…。
実行者は、俺自身の恋人…。
だが、桜子は、桜子で、今回、実行したのには、其れ成りの理由が有るらしい。
今回、桜子が企んだ訳は、牧野と優紀ちゃんの為だったらしい。
「だって、そうじゃないですか?
イベント事が有ると、いつも、道明寺さんと西門さんは、“寝かせてくれない”って、
先輩と優紀さんは、嘆くんですよ‼
だから、『Valentineday』の時くらい…。
少しは、ぐっすり、寝かせて上げようと思った私からの先輩と優紀さんへの
『present』ですよ‼
それに、今日の2月14日は、『仏滅』らしいですし…。」
此れが、桜子が、あの日、企んだ理由…。
俺と桜子が、その時、交わした会話…。
「桜子、お前なぁ~。
この事を知ったあいつ等が、如何出て来るか?
俺は、知らねぇぞ?」
「あら、あきらさんが、仰らなければ、見付かる事は無いと思いますよ‼」
で、俺は、桜子との会話で、こう思っていた。
“桜子、お前、甘ぇよ‼
少なくとも、あいつ等 F3は、“桜子の企みだ‼”って事は、気付いてるだろ?
『策士 桜子』何だから…よ‼
どうせ、桜子は、俺が、矢面に立つとでも思ってんだろ?
まあ、あの日、F4&恭二さんとで、集まった時も、“桜子が、何か企んで居るかも…‼”
って、言って於いたし…な。
まあ、しゃあねぇか?”と、思う俺だった。 ~~
で、『Valentine party』から、数日後…。
お袋と桜子が、ダイニングで、喋っていた会話を耳にした。
「実は、あの『媚薬』を、滋さんが、入手したいそう何です。
何でも、滋さんが、気に入ってしまった様で…。
先日、T4&静さんの飲み会の時に、そんな話しが出て…。
『あのね、凄く情熱的だったの‼
それでね、あの『媚薬』…。
何処で、手に入れたのか?
聞きたくてね。』
って、仰って居たんです。
何とか、成りますか?」
お袋は、少し考えてから…。
桜子に返答していた。
「分かったわ‼
滋ちゃんの為ですものね。
何とかして差し上げるわ‼」
「有難うございます。
滋さんに、お伝えしますね。」
其れから、お袋は、聞きたくて、ウズウズして居る様子で…居たみてぇだった。
「ねぇ、桜子ちゃん…?
つくしちゃんと優紀ちゃんは、如何だったの?」
俺からは、陰に成っていたので、見え辛かったのだが…。
桜子は、怪訝な顔付きをしていたのだろう?
お袋は、不安そうな顔付きをしていた。
「『Valentineday』は、良く眠れたそうですが…。
翌日の朝は、大変だったみたいですね。」
お袋は、何か、がっかりして居るみてぇだな…?
「まあ、そうだったの?
でも、一日でも、夜に熟睡出来たなら、良いわよね⁉」
「………」
桜子は、お袋の返答に、答えられねぇ様子だな?
そりゃあ、そうだわな。
ほんと、お袋と桜子は…?
其の後の後始末は誰がするのか?
“考えろ‼”って言うんだよ‼
ほんと、始末に悪ぃ~。
だが、桜子に『先払い』してもらってるから…な。
仕方ねぇわな。
それでは、何とかしますか?