tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Whiteday party【従兄妹物語】…<F4&T3&静>  番外編⑦




そして、3月14日当日の日が来た。


司は、朝から、そわそわしていた。


その為、仕事に成らなかった。


流石、西田と言うべきか…?  
3月14日のスケジュール調整を、既に、行っていた。← “よっ、秘書の鏡‼”   
                               by 天の声


所謂、執務室での仕事onlyにしたという訳だった。


司は、気付いて居なかったのだが…。



そして、司は、お昼過ぎ頃に、あきらにLINEを送った。


『あきら、今日のパーティーには、ラウンジのスタッフは、入って来ない。
 バーカウンターが在るから、其処で、カクテル作り頼んだな‼』
『了解‼
 で、例のは、如何成ってんだ?』
『後で、あきらに預けるわ‼』
『バーカウンターに俺が居る時で良いんじゃねぇ?』
『そうだな。
 その方が、バレねぇか?』
『ああ。』
『分かった。
 じゃあ、後で。』
『了解‼』


此れで、万事整ったと、司は、思っていた。



で、18時に仕事を終了させた司は…?
愛車を邸から、道明寺HDの地下駐車場に持って来させていた。


“つくしを迎えに行くなら…。
 リムジンじゃなく、勿論の愛車だろ‼”と、思う司だった。


勿論、類にしても、総二郎にしても、あきらにしても…。
F4全てが、パートナーのお迎えは、愛車でのお迎えだった。


一旦、(西門)邸に戻って居たつくしは、総二郎が、丁度、邸から出掛け様として居る所だった。


「あっ、総兄‼
 今から、優紀を迎えに行くの?」


総二郎は、拙い所でつくしと鉢合わせした事に、内心、そわそわしていた。


「ああ。
 つくしは、司が、迎えに来るんだろ?」
「うん、そうみたい。」


総二郎は、“そうみたい。”と言う従兄妹に、内心、“司も大変だな。”と、思っていた。


で、総二郎は、逸る気持ちを抑えながら…。
つくしを邸に残して、優紀の下に急いでいた。



そして、つくしは着替えて、司を待って居た。


司は、総二郎が邸を出てから、20分後に、(西門)邸に到着した。


司は、LINEで着いた事を連絡したと共に、つくしを玄関まで、呼び出した。


そして、つくしをエスコートして、司の愛車に乗せ様として居た時…。


後ろから、家元夫人の声がした。


「つくし‼
 今日は、総二郎も、一緒なのよね?」
「うん、そうだよ。
 えっ、何で??」
「じゃあ、総二郎に伝えて於いて…頂戴。
 “松岡のご両親に顔向けが出来ない様な事はしないで‼”って…。」


つくしは、何の事か、分かって居ない様子だった…。


その証拠に、家元夫人の言葉に、つくしは首を傾げて居た。


そんな初心な恋人に、内心、苦笑いの司だった。


つくしは、一応、総二郎に伝え様と、家元夫人に答えていた。


「うん、分かった。」


で、序でに、家元夫人は、司にも、釘を刺す事は、忘れて居なかった。


「司君も宜しくね?」
「はい、分かりました。」


司は、得意のポーカーフェイスで、答えてはいるが…。
内心では、穏やかでは無かった司だった。



司の愛車に、エスコートされて乗車したつくしは、乗車しても尚、首を捻っていた。


「お母さんは、何が言いたかったんだろ?」


首を捻りながら、そう言うつくしが、可愛くて仕方ない司は、ハンドルを握りながらも、理性と闘う事に必死で居た司だった。


司は、“やっぱり、リムジンで、迎えに来た方が良かったか?”と、早くも、後悔を浮かべていた。


『後の祭り』なのだが…。



そして、そんな、司とつくしのそれぞれの思いを乗せた司の愛車は、20分程で、メープルの地下駐車場に到着した。



そして、其処で、漸く、司は、つくしの唇に司の唇を重ねた。


最初は、重ねるだけのkissだったが…。


司は、気持ちを抑えられず、助手席の方に司の身を乗り出し、つくしに深いkissを施していた。


つくしは、唯、“何事が起ったのか?”と、言わんばかりに…。
目を大きく開いたまま、驚愕の状態で、司のkissを受け入れていた。



司にとっては、今日、起こるで在ろう、前哨戦の様な行いだったのは、言うまでも無かった。


つくしは、今日、起こるで在ろう現実は、知らないのだが…。



<つくしが、家元夫人の事を『お母さん』呼びしています。
 その事に関しては、下記をご参照下さいませ。>


×

非ログインユーザーとして返信する