Whiteday party【従兄妹物語】…<あき桜> 番外編⑪
<一部の表現に不快に感じるで有ろう表現が入って居ます。
お詫びします。>
<あきらside>
俺と桜子は、部屋に入った。
そして、分かった。
桜子は、俺等 F4の企みに気付いて居るという事を…。
で、俺は、桜子に確認した。
「桜子、もう、気付いてるよな?」
桜子は、しらばくれていた。
「何を…ですか?」
「はぁ~??」
俺は、桜子の返しに、脱力感、冴え覚えていた。
「桜子…?」
「うふふ。
私に分からない筈無いですよね。」
「………」
俺は、“やっぱり…か?”と、思っていた。
「だって…。
行動がバレバレでしょ?
F4の皆さんの行動を読めて居ないとすれば…?
其れは、先輩と優紀さん位じゃ有りません?」
「………」
“やっぱ、そうだよな‼”と、俺は、内心、思って居た。
だが、言わずに居た。
言った所で、桜子に反論されるだけだし…な。
情けねぇが…。
俺は、桜子に翻弄されているんだろうな‼
否、『尻に敷かれてる』って、やつか…?
また、其れが嫌って訳じゃねぇから…しゃあねぇな。
で、俺は、桜子に聞いた。
「じゃあ、何で、その事をF3&T2&静に言わねぇんだ?」
桜子は、一瞬、ニヤッとした様に、俺は、感じた。
「だって…。
『Valentine party』の時は…?
理由はあるにせよ。
特に、道明寺さんと西門さんを苛めてしまったから…。
だから、先輩と優紀さんには、犠牲に成ってもらおうと…。
この事を知った先輩は、タダじゃあ、置かないでしょうけど…⁉」
「………」
桜子は、更に、俺にニヤッと見せて、言って除けて来た。
「あきらさんも、同罪、何ですから…ね⁉
先輩と優紀さんには、私が、気付いて居た事は、内緒にしてて下さいね。
もし、先輩と優紀さんに、この事がバレた場合は…。
あきらさん、お仕置きですから…ね。
そのおつもりで~。」
「………」
俺は、桜子の魂胆が、怖くて成らなかったが…⁉
こういう女だから…。
“俺に合って居るのかも…。”とも、思えていた。
で、俺は、桜子に、言って遣った。
「で…?
今日は、先払いは、ねぇのか?」
「えっ??」
桜子が、驚愕していた。
こんな顔を見ると、年相応に見えるのだが…。
普段がしっかりした大人の女張りで居るので…。
こういう顔をされると、違和感は有るんだよな。
だが、其処は、桜子…。
良く分かってんだよな。
「やっぱり、要りますよね?」
「要るだろうな?」
「如何したいですか?」
「如何して欲しいんだ?」
「じゃあ、先ずは、お風呂から…ですか?」
「ああ。
じゃあ、そうしてもらおうか?
洗ってくれんのは有りか?」
「う~ん?
如何しましょうか?
その方が良いですか?」
「桜子に任す?」
「了解しました。
任されますね‼」
そう言ったかと思えば…⁉
桜子は、俺の手を引いて、風呂場に連れ行き、服を脱がされた。
俺は、もう、興奮状態が収まらなかった。
何年、付き合ってる恋人同士、何だよな?
で、俺と桜子は、お互いを洗い合いし…。
湯船にも一緒に浸かり…。
そのままの姿で、風呂を出て、ベッドに向かい、そのまま、桜子を堪能した俺だった。
“桜子も、少しは、何時もより、『媚薬』の効果が有るのかも知れねぇ‼”と、俺は、思っていた。
桜子は、何時もの様に、クールにして居るつもりだろうけど…⁉
桜子の顔付きは、いつもより、とろんっと成って居たからだ‼
まあ、こんな桜子を堪能出来るんだったら…。
“『媚薬』を偶には、使う事も検討しようか?”と、思う俺が居たのは言うまでも無かった。