tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく>43.


<不快に思われる表現も一部、含まれています。  不快に思われた場合はお詫びします。>


【花沢つくし 編  43.】


私は、静さんの画像を見たあの日、一瞬にして走馬灯のように映像が出て来て、全ての記憶を取り戻した。
幸か不幸か、全ての記憶を取り戻したって事は、忘れていたかった全ての記憶をも、取り戻したと言う事…。


私の本当の父は紛れもなく、『花沢孝』、その人なのだ。
つくしの意識が覚醒した時に見せられた『DNA鑑定』が何よりの証拠。
これは紛れもない事実。


そして、私の心の友と思っていた『花沢類』は、私の正真正銘、血の繋がった兄


つくしは、何年も経ってから、事実を告げられたような、その事実がショックなような、複雑な思いを心の中で弄んでいた。


私は道明寺になんて伝えれば良い?
やっぱり、今でも、『あんたが好き』…。
これも紛れもない事実。


でも、本当は、私はあの時、あの港で、死んでいた筈だった。
何故、助かったのか?
助けて下さった方に感謝したい、お礼を言いたい…と、その時は本当にそう思っていた。


でも、全てを知ってしまった私は、これから、如何すれば良いのだろうか?



私は、今日、初めて休暇を取り、夢遊病者のように田舎町を歩いていた。
何もかも忘れてしまいたかった。
全ての事から逃げたかった…。
勿論、SPを撒く事は忘れずに…。


気付いた時には、私は、海に身を投げてしまっていたようだ。


幸か不幸か、私は、メディアに出る機会も有り、運ばれた病院から、花沢の両親に連絡が入ったらしい。
涙しながら、何も言わず、母は私を抱き締めてくれていた。
父は茫然自失のような、顔色の無い、真っ白な顔で私を見ていた。


“警察には心当たりは無い。"と、言って於いたと、後になって、聞かせれた。
そりゃそうでしょ。
私にしか分からない心の葛藤なんだから…。


後になって、静さんが妊娠中で有る事、静さんに動揺させない為にも、兄の類には連絡していなかった旨が教えられた。
当然でしょ‼
私の事で、静さんに負担を掛けたくない。



道明寺は仕事も有るだろうに、ずーっと、私の傍から離れようとしなかった。


道明寺は苦しそうな顔をして言った。


「一人で苦しんでいたのに、気付いて遣れなくてごめんな。」


道明寺は私を抱き締めながら、私に謝ってくれた。


道明寺が悪い訳では無いのに…。
私自身が弱いからだよ…。
心配掛けてごめんね。



私の身体の治療は完治したという事で、私は退院許可が出た。


道明寺は心配なのか、退院を不服として言って来た。


「身体が万全の体制に成るまで入院しろ‼」


道明寺は煩く言って来たが、私も退院したかったので、心配してくれている事は分かっていたが言ってしまった。


「自宅の方がリラックス出来るから…。」


そう言って、私は退院した。


退院して直ぐ、私は父の書斎に呼び出された。


そして、その場で、以前見せられた『DNA鑑定書類』・『出生証明書』・『牧野のママの手紙』を見せられた。
と、言う事は、『花沢のママは如何して、つくしを受け入れられたのか?』
かなり、疑問が残る。


花沢のママは、全てを包み隠さず、つくしに話して聞かせた。
その上で、つくしに言って聞かせた。


「もう、あなたは、私(わたくし)にとって、娘なの。
 もう、手放せないわ。」


つくしを抱き締めながら言ってくれた。
つくしは、嘘ではないと、確信出来た。


そして、つくしの体調を見て、その後、つくしは、パパとママと一緒に、牧野家のお墓参りに出掛けた。



つくしの体調も少しずつ良く成って来た今では、ママと日課にしているお庭探索に精を出している。
少しずつでは有るが、つくしの体調は良くなりつつあった。






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