tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく>55.


【花沢つくし 編  55.】


司×つくし・総二郎×優紀・あきら×桜子の婚約発表 及び 類×静の入籍報告と出産報告がFAXにて、それぞれ、マスコミに発表された。


一気にF4同時発表だった為、各マスコミは挙って、スクープネタを撮ろうと、躍起に成っていた。


特に、F4狙いのお嬢様方にとっては死活問題では有ったが、それぞれのカップルの女性は、有名処の出身者の為、二の句を告げれないで居た。


優紀に至っては、桜子のお祖母様が優紀の後見人を務めて下さる事に成り、誰からも揶揄の声は出なかった。
寧ろ、桜子のお祖母様が揶揄の声を出させなかった。



F3&T4が道明寺邸に集結していた。
今回の事態に怒ったのが日本に一時帰国していた滋だけだった。


自分がドバイに行って居る間に、何故、報告が無かったのか?
不貞腐れてしまった滋で在った。


こうなってしまっては、手が付けられないのが常。
諦めるまで暴れさせるのが一番。
皆、黙って話しを聞いていた。


「皆、酷いじゃない?
 私だけ知らなかった何て、有りな訳…?
 大体、仕事とは言え、私は一人、ドバイでさぁ~、皆、日本に居るんだから、連絡くら
 いしてくれても良いと思わない?
 滋ちゃん、寂しかったんだからねぇ~。」


“自分の事ばかりかよ。”と、皆はそう言いたかったけど…、黙った。


「俺と優紀、あきらと桜子は、“付き合ってる。”って、伝えていたよな?
 付き合うようになった訳も、伝えたよな?」


滋はトーンが少し小さくなった。


「4人の事は聞いた。
 でも、司とつくしの記憶が戻って居る事は聞いて無い。」
「俺とつくしが悪ぃってか?」
「其処まで言ってないけど…。」


あきらが説明し出した。


「司の時は、日本に一時帰国していただけで、その時も、記憶がないつくしちゃんと司が
 会う事は、類が許さなかったんだよぅ。」


司が補足して話した。


「俺はつくしに記憶がない事も、日本に一時帰国した時に聞かされて、つくしに会いたく
 ても会えなくて、精神的にしんどかったんだよぅ。
 無理言うな‼」
「………」


滋は何も言えずに居た。


「つくしの記憶が戻った時も、つくしが忘れていたかった記憶まで蘇って、つくしの精神
 的なダメージは相当なもので、一時は命の危険だって有ったんだぞ。
 そんな時に、連絡出来るのかよぅ。
 無理に決まってるだろ。」
「えっ??」


滋は呆気に取られていた。


そして、皆は、つくし以外が頷いていた。



総二郎が、更に補足説明した。


「記憶が戻った司とつくしちゃんなら、元さやに戻るのは、時間の問題だけだって事は、
 滋でも、理解出来るだろ。」


あきらが、類と静の事を説明して話した。


「類だってそうだ、静が離婚しているって、知ってて渡仏した訳じゃないのは、滋も知っ
 ているだろ。
 類が渡仏する1ケ月前に静は離婚していたらしいぞ。」
「………」


滋は、更に肩身の狭い思いをしていた。



総二郎が更に、補足説明して話した。


「静が離婚して居るのが分かったら、類の初恋は静なんだ、何が有っても、類が静を離す
 訳、無いだろ。」
「………」


滋は黙り出した。


皆、その時、その時に色々、事情を抱えていた。



「「「滋さん、本当に言えずにごめんなさい。」」」


T3は滋に言えなかった事を謝った。







誤解だ…(好きなのに…(続編))<総優>  6.


【恋人 編】


優紀は唯、黙ったまま、総二郎を見詰めて総二郎の話しを聞いて居るだけだった。
こういう時って、男って、浮気がバレた後のような、居た堪れない感情が沸き上がって来るって、身に染みて分かった。
反論出来ねぇんだよな…。
優紀に見詰められる目が怖くて、直視出来ないって、どんだけだよぅ~。


「………優紀、答えてくれよ?」
「高校生の頃に戻れるなら、どんなお仕置きでも出来るのに…。
 こんなに反省している今の総二郎さんに言っても仕方ないけど、今度、裏切ったら、皆
 さんに総二郎さんを成敗してもらいますので…、そのおつもりで。」
「そうだな。
 優紀には、沢山の後ろ盾が居たんだもんな。
 肝に銘じるよ。
 優紀、許してくれてサンキューな‼
 仲直りのキスしたらダメか?」
「………」


総二郎は更に畳み掛けた。


「優紀に会えなかった時間、俺、寂しかったんだけど…、優紀は寂しくなかったか?
 寂しかったんなら、俺に甘えて来い‼
 ほれ、お出で‼」


総二郎はベッドに座ったままで、両手を広げた状態で、優紀がしな垂れて来るのをじっと待った。


優紀は如何して良いか悩んだ。
あれだけ苦しんだのに、あっさり総二郎を許しても良いのだろうか?
今の総二郎は私を裏切らないだろう事は分かる。
でも、過去の行いは、誉められた行いではない。
もう少し、反省させるべき、それとも、許して先に進むべき…?


「………優紀??
 腕が怠い。
 何時までも待たさずに、素直に俺に堕ちて来い‼」
「………、反省しているんですか?」
「優紀、反省も何もないんだよ。
 俺はもう昔の俺じゃない。
 過去の過ちは未来に持って来なければ良いんだ。
 優紀を裏切るような過ちは未来には無い。
 その事は此処で誓うよ。」
「………」


「優紀、愛してる。
 この先、ずーっと、永遠に愛すると誓える。
 仲直りしようぜ…、な‼」


こうして、優紀は総二郎にしな垂れ掛かり、そのまま、総二郎は優紀を離す事が出来なかった。


総二郎は『過去の俺』に出会う事が出来るなら、殴り掛かりたい心境で居た。
もう、過ちは繰り返さないと誓った総二郎で有った。


また、総二郎と優紀の二人の絆を一層、深める結果となったのは言うまでもない。
『雨降って地固まる』である。


『もう、これからは無いようにしろ(よ)…。』  by F3



Fin







もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく>54.


【花沢つくし 編  54.】


私には、憧れているお姉様がもう一人居る。
司のお姉様 椿さん。


椿お姉様は私達が高校生の頃から、私達の付き合いを誰よりも応援してくれ、『いつでも、私はつくしちゃんの味方よ。』と、励ましてくれた方。


椿お姉様が居なければ、私達の付き合いは何処かで破綻していたと思う程…。
(お互いの記憶喪失で、縁が無くなったとかじゃなくて…。)


一旦は、お互いの記憶喪失の為、縁が切れてしまっていたけれど、『ずーっと、心配していたのよ。』と、泣きながら仰ってくれた。


だからこそ、椿お姉様には頭が上がらない。


私には、二人のお姉様が居る。
全く違うタイプのお姉様。
どちらのお姉様も、私の憧れのお姉様。
巡り会えた事に感謝したい。



そんな時に椿お姉様が急に、帰国して帰って来た。


「つくしちゃん、やっと、私の本当の妹になってくれるのねぇ~。
 お姉様は嬉しくてよぅ~。」


また、当然のように抱き締められ、一瞬、気が遠くなりそうになった。
椿お姉様の毎度の代名詞。
もう一度、慣れて行かなきゃ…なぁ⤵。


「椿お姉様、息苦しいです。」
「あらあら、また、やっちゃったぁ~。
 ごめんなさいね。
 つくしちゃん、大丈夫??」
「………、ぜはぁ、ぜはぁ。
 はい、何とか、大丈夫です。」


椿お姉様は、人の話しは聞いちゃあいない…。


「つくしちゃんに会えて嬉しいわ。
 本当に、司と結婚してくれるのね?
 お姉様は嬉し過ぎて、嬉し過ぎて…。」
「はい、有難うございます。
 色々、ご心配をお掛けしました。」


やっぱり、人の話しを聞いていない…。


「類も静ちゃんと入籍したんですってね。
 男の子のお子さんも生まれたんですってね。
 つくしちゃん、良かったわね。」
「はい、有難うございます。」


椿お姉様は、何も言わないけれど、私達F4&T4の事を本当に心の底から心配していてくれたんだと思う。
感謝しか無い…ねぇ。


「ところで、つくしちゃん、結婚式のドレスは決まったの?」


「その事で、司も色々、手を尽くしてくれているんですが…⤵。
 実は、私の母は、お義母様と私の高校生の頃の確執の件で、未だにお義母様の事を余り
 良く思っていないようで…。
 今は、お義母様から可愛がって頂いていると、いくら話ししても、私の母は、お義母様 
 を受け入れる事が出来ないらしく、話しが一向に進まないんです。」


やっぱり、椿お姉様は、心配してくれていたんだぁ~。


「やっぱり…、そんな事だろうと思っていたのよ。
 どうせ、父親同士も親友なのに、ほったらかし状態じゃないの?」
「はい、男親には、分からないとか何とか言われました。」


雲行きが怪しく成って来た?


「やっぱり…ねぇ。
 私が居なきゃあ、何も始まらないのよね。
 分かったわ。
 此処は私に任せなさい。
 私はいつも、つくしちゃんの味方よ。
 つくしちゃんには悪いようにはしないから安心してね。
 善は急げ…ねぇ⤴。
 じゃあ、送る事が出来ないけど…、此処でね‼
 つくしちゃん、気を付けて帰ってねぇ~⤴。」


椿お姉様は、言うや否や、姿が見えなくなった。
ほんと、変わり身が早い。
こんな事を言って居られない。
早く、司に連絡しなければ…。


「司、今、大丈夫?」
「おぉ、どした?」


落ち着いてる場合じゃなかった。


「さっきね、椿お姉様が帰国して帰って来られたの。
 “お義母様とママとの間を取り持つ。”って、帰られたの。
 止めなきゃ、大変な事が…、取り返しの付かない事が起こりそうで怖いんですが…?」
「はぁ~??」


つくし、お前は、学習能力は無しか?


「お前、姉貴に何を言ったんだよ?
 姉貴に何、相談してだよ?
 お前、懲りないヤツだよなぁ~⤵。
 毎回、大変な目に合っているというのに、何時になったら、学習するんだよ。」


椿お姉様の暴走癖、本当にすっかり、忘れていた。
これが無ければ…、何だけど⤵。


「椿お姉様の暴走癖をすっかり忘れていたの?
 司、如何しよう?」
「はぁ~⤵。」
「そんな、溜息付かなくても…。」
「溜息くらい付きたくもなるだろう。」


ほんと、何やってんだよぅ~。


「取り敢えず、姉貴、止めて来るわ。」
「お願いします。」


かくして、椿の暴走は止められたのであろうか?