tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

打ち上げ花火…<つかつく>  6.





<一部の内容にショッキングな内容が含まれています。  不快を感じられましたら、お
 詫びします。>



<類side>


俺とあきらと総二郎が病院に着いた時、静が泣き崩れて動けない状態だった。


静の話しに寄れば、司の厚意で、一旦、シャワーを浴び、服を着替える為に自宅に帰った後、戻って見れば、この状態だったそうだ。


俺は、『司は牧野と一緒に居れて、幸せだったんじゃないかな。』と、思っていた。
だから、悲しむのは可笑しいと…。


静にも、椿姉ちゃんにも、あきらと総二郎にも話して聞かせた。


「「「「………、そうだな。」」」」


皆、分かってくれた。


椿姉ちゃんは病院に到着する前から、泣き崩れて、疲れ切っていた。




心の中は如何か分からないが…、司の母ちゃんだけが平常心で居るように見えた。


唯、病院を後にする前、司の母ちゃんの言った一言が耳から離れなかった。


馬鹿な息子…。
 これ程までに、つくしさんを愛していたとは…。
 『後悔、先に立たず』…ね。」



この事件で、司の母ちゃんのお咎めが無かった。
どんな、手を使ったかは分からない。
でも、最愛の息子を亡くした母親としてのお咎めが有ったという事だろう。



唯、唯一、最後に、司の母ちゃんが息子孝行をした事は…。


司と牧野の葬祭は一緒に行われ、お墓への埋葬も、二人だけのお墓に、
道明寺司・つくし』と、記されていた。


俺達、F3はやっと、司と牧野は、心置きなく、一緒に居る事が出来るのだと、喜んでいた。


多分、司の母ちゃんの牧野のへの罪滅ぼしのつもりなのだろう。



後悔、先に立たず



司の母ちゃんの思いは、司と牧野に通じただろうか?



fin





従兄妹物語…<つかつく>・<総優>  13.




背後から声を掛けて来たのは楓だった。


「ご無沙汰していたわね、つくしちゃん⤴。」
「ご無沙汰しておりました、おば様⤴。」


楓は考え深げにつくしに聞いて来た。


「何年振りかしら…ね?」
「………」


つくしは覚えていなかった。


楓は話しを変えると共に、司とつくしの縁を喜んで居た。


「つくしちゃん、やっぱり、つくしちゃんとはつくしちゃんが幼少期の頃から、縁が有る
 様に思っていたのよ。
 流石、私(わたくし)の息子だわ⤴。
 つくしちゃんを見付けて来る何てね⤴。」


つくしは先に進もうとする楓を制止しようと試みた。


「………、あの~、おば様?」


楓は先走ってしまって居る事に気付いた。


「あら、ごめんなさい。
 司とつくしちゃんは道明寺家と牧野家の話し合いに寄って、司とつくしちゃんの二人
 は、既に『許嫁』なのよ⤴。
 知らなかったの、つくしちゃん?」


つくしは溜息しか出なかった。


「はぁ~⤵。
 如何いう意味ですか?
 私は何も聞いていません。」


楓はつくしの言葉は聞き流していた。


「取り敢えず、そう言う事だから、これからも司を宜しくね…、つくしちゃん⤴。」



そうなので有る。
楓とつくしは、既に、つくしの幼少期に顔見知りで有った。


楓は司もつくしに会わせようとしていたが、例の事件がつくしに降り掛かり、楓は司をつくしに会わせない様にしていた。



楓は総二郎の母親と英徳学園での同級生の幼馴染で親友。
つくしの母親の事も、妹の居なかった楓は可愛がっていた。


楓の実家も、総二郎の母親とつくしの母親の姉妹の実家も同じ政治家一族。


それぞれの実家の所属政党も同じな為、パーティーでも良く会い、家族ぐるみのお付き合いをしていたので有る。


そんな事から、自然と、道明寺家と牧野家の縁組は纏まっていたので有る。


そんな事を知らないつくしは、既に、包囲網に囲まれていたので有った。


一方、その事を知ってしまった司は、つくしに対して、尚一層、遠慮が無くなったので有る。


此れを阻止すべく、逃げ惑う日々のつくしであった。
だが、司が時折見せる『寂しそうな顔・辛そうな顔』を見せられると、つくしは、胸が苦しくなる現象に気付き出した。


此れが何なのか分からず、尚も苦しむ日々が続いて行くので有った。





打ち上げ花火…<つかつく>  5.





<一部の内容にショッキングな内容が含まれています。  不快に感じられた方にはお詫
 びします。  お盆時期バージョンとしてご了承下さいませ。>



司は日本に帰国するなり、類から連絡を受けた。


「司、気を確かに持って聞いてよ。
 静から、今、連絡が入った。
 牧野がイギリスで、相手の信号無視に寄る交通事故に在った。
 交通事故を起こした相手の運転手は、“頼まれてした仕事だ。”と、頻りに訴えているら
 しい。
 その頼んだとされる人物が、この前、司の母ちゃんと一悶着有ったと、される人物なん
 だ。
 絶対、何か有るよね?」
「類、俺はつくしの方が心配何だ。
 イギリスに飛ぶわ。
 連絡してくれて有難う‼」
「うん、司…?」
「じゃあ、行ってくる。」


類は司の反応に一抹の不安が過った。
類は、あきら、総二郎にも連絡を入れた。



司は、つくしが、『もしも…。』の時の事を考えていた。
“ぜってぇ、お前を一人にはしない。”と…。


イギリスに着き、類から聞いていた病院に着くなり、静がつくしの危篤状態を教えて来た。
司は、静に、『つくしには俺が就いて居るから大丈夫‼』と、言って、“静も疲れているだろうから。”と、司は、静を自宅に帰した。


司は、つくしと、二人っきりに成りたかった。
やっと、二人っきりに成れたのだ。
つくしの傍を離れたくなかった。
多分、ババアの関与は大きいだろう。
でも、もう、そんな事は如何でも良かった。
つくしの居ない人生は、司には存在しない。



『つくし、俺はもう、お前の傍を離れねぇ。
  誰に邪魔され様とも…。』



つくしに異変が起こる。
一瞬、目を見開いたかのように感じたが…。




<司side>


打ち上げ花火…あの日、あの夜、お前の言った、お前の言葉は一つ残らず覚えている。


あの日、お前と約束したよな。
『来年も、(打ち上げ)花火を見に来よう‼』って…。


ごめんな、果たせなくて…。
だから、責めて、一緒に逝かせてくれ‼
怒るか、つくし?
怒るよな…。


そう思っていた時、つくしが…。
と、同時に司も一緒に…。




俺はつくしを抱き締め乍ら、頬にキスをしながら…。
俺はつくしと一緒に居れる事が、こんなに心穏やかに居られる事だと、改めて知れた。 


俺は幸せだった、一緒につくしと逝けて…。