tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お盆休み(夏休み)【会いたい】…<つかつく>  番外編




(2022年のお盆)
 8月13日(迎え火=盆の入り)~8月16日(送り火=盆明け)



【『海水浴【会いたい】…<つかつく>  番外編③』の<PS.>のエピローグ と  
 『司&進兄弟【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピローグ】


ひなが、まだ、保育所に通って居た頃…。
進は、自身の実姉で在る つくしからお願いされて居た事が有ったのだ。


「実は…ね。
 世間で言うお盆休み中に、お休みを取って、ひなを遊びに連れて行って上げたかった
 んだけど…。
 皆、同じ日にお休みが欲しいらしくて、スタッフの希望日が重なって、店長が困って居た
 から…。
 私が出る事にしたの。
 でも、ひなには罪は無いでしょ!
 だから…ね。
 私の代わりに、何処か、ひなを遊びに連れて行って貰えないかな?
 頼めるのは進しか居ないのよ。
 お願いします!」と、自身の頭を下げ乍ら…。


だからだったのだ。
此の当時の進は、思ったのだ。


“此れ迄、姉ちゃんには、色々と、迷惑を掛けて来た。
 俺で役に立つんだったら、俺がひなを連れ出して遣ろう。”と…。


だからこそ…。
此の当時の進は、自身の実姉で在る つくしからのお願いを了承したのだった。


「俺で良いなら、構わないよ。
 ひなを連れ出して、遊ばせて遣るよ。」と…。


という訳で、自身の実姉で在る つくしと約束を交わした此の当時の進は、自身の大学の夏休み期間中で在る お盆休みに自身の姪っ子で在る ひなを連れ出して、遊びに連れて行って遣る事にしたのだった。



だが、自身の叔父で在る 進からのそんな話しを聞いても、現在のひなは、其の当時の頃の事を覚えて居ない様子で、首を傾げるだけ…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の進は、少し残念で、少しショック…だったのだ。


何故なら…。
其の当時の進が、自身の姪っ子で在る ひなを連れ出して、遊びに連れて行って遣ったのは、後にも先にも、其の時が最初で最後でも有ったから…なのだ。


だからこそ…。
此の時の進は、そんな様子のひなを見て、少し残念で、少しショック…だったという訳…だったのだ。



実は、ひなと一緒に暮らして来た進は、此れ迄、其の当時の頃の事が話題にも上がって居た事が無かったので、薄々、気が付いて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の進は、思って居たのだった。


“まぁ~、そんなもん何だろうな。
 其の当時のひなは幼過ぎて、其の頃の事を覚えて居る訳無いよな。”と、残念そうに…。


だが、其の当時の頃の事を思い出し乍らも、此の時の進は、思い直して居たのだった。


“俺も、自分自身の保育所当時の頃の事を訊かれても、覚えて居るか如何か何て、今思え
 ば、不透明だもんな。”と…。 


だからだったのだ。
此の時の進の心の中では、勿論、“仕方無いよな。”と、思えて居たのだった。


だからだったのだろう。
そんな風に思い乍らも、此の時の進は、其の当時の頃の話しを、其の場に居た道明寺家の面々の目の前で、話しし始めるのだった。



【つくしの愛娘で在る ひなが、つくしの実弟で在る 進と出掛けた時の話】


同じ年頃の女性に対しても、何を如何したら喜んでもらえるのかも、さっぱり、分からない当時の進にとって、まだ、未就学児で在る 姪っ子のひなが、何処に連れて行って欲しいか何て、大学さえも卒業して居ない、まだ、大学4年生の其の当時の進にとって、尚も、分からなかったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時の進は、素直に、自身の姪っ子で在る ひなに訊く事にしたのだった。


「もし、ひなが遊びに行く事に成ったら、何処に行きたい!」と…。


其処で、ひなが答えた場所は、「遊園地ーっ!」…だったのだ。


其処で、自身の姪っ子で在る ひなから行きたい場所を聞いた進は、尚も、悩み始めるのだった。


何故なら…。
『遊園地』と、一言で言っても、色々な場所が有るから…だったのだ。


其の中でも、未就学児で在る ひなが行って遊んでも、楽しんで遊べる所で無いと、意味が無いのだ。


だからこそ…。
其の当時の進は、バイト代で買った携帯から調べ始めたという訳…だったのだ。


そして、其の当時の進が調べた結果…。
未就学児で在る ひなでも楽しんで遊べるアトラクションが多い事から、『花やしき』に連れて行く事にしたのだった。



【そうなのだった。
 其処は、嘗て、まだ、英徳高校時代のつくしが、自身の母親で在る 牧野千恵子が勘違い
 を起こした事から、自身の母親で在る 牧野千恵子の策略(*)に寄ってオシャレをした
 つくしが、デートという形で、金さん(天草清之介)と一緒に行った場所が、『浅草』で
 在り、『花やしき』…だったのだ。


 (*)つくしの母親で在る 牧野千恵子が勘違いを起こした事から、つくしの母親で在る 
    牧野千恵子が企んだ策略とは…。


    「今日のママは、恋の魔術師よーっ!
     題して、【F4様達のハート鷲掴み作戦】!!!」と、言って来たのだ。


   そして、嫌がる自身の娘で在る つくしを余所に、つくしの母親で在る 牧野千恵子
   は、尚も、「良いから、私に任せなさいっ。」と、言い乍らも、つくしにオシャレを
   させたのだった。


   そして、其の後、金さん(天草清之介)が言って居た【何時(いつ)もと印象が違う
   つくし】が出来上がったという訳…だったのだ。】



そして、其の後、自身の叔父で在る 進と一緒に楽しんで遊んで帰って来た其の当時のひなは、『花やしき』での楽しかった一日を、自身の母親で在る つくしに話しして聞かせて居たのだった。


【何処に行ったのか?
 何に乗ったのか?
 何が楽しかったのか?…とかの話しを聞かさせて居たのだった。】


勿論、そんな話しを話しして居る時のひなは、其れは其れは、楽しそうだったのだが…。
自身の愛娘で在る ひなからそんな話しを聞いて居たつくしは、複雑そうな顔付きに成って居たのだった。


勿論、其の当時の進にとっては、そんな自身の実姉で在る つくしの様子自体、理由(わけ)が分からなかったのだが、今思えば、“姉ちゃんの中には、色々な出来事が有ったのだろう。”と、窺い知れる程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此れ迄の進は、其の事について、自身の実姉で在る つくしに、一切、訊こうとし無かったのだ。


という寄りも、実の事を言うと、此の時点に於いての進は、今の今迄、自身の実姉で在る つくしから其の理由(わけ)を訊く事自体、すっかり、忘れてしまって居たのだ。


だからだったのだ。
自身の実姉で在る つくしが、【何故、つくしの愛娘で在る ひなからの話しを聞いても、浮かない顔付き】…だったのか?
進自身、自身の実姉で在る つくしに其の理由(わけ)を訊く事無く、分からず仕舞いで終わってしまって居たのだ。



だが、此の時の進にとっては、思い出した以上、何か、自分自身の心の中に引っ掛かるモノが有るので、【其の当時の自身の実姉で在る つくしの事を何か知って居るのでは無いか?】と、言う思いの下、話しした事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の進は、其の事も踏まえて、其の場に居た道明寺家の面々の目の前で、話しし始めたという訳…だったのだ。


だが、そんな話しを自身から聞いて居た此の時の椿&司姉弟の辛そうにして居るそんな様子を見てしまった其の後の進は、思って居たという訳…だったのだ。


“皆の前で話さなかった方が良かったのかも…。”と…。



そして、そんな話しを自身の弟で在る 進から聞いた此の時の司は、嫌な事を思い出したのだった。


“多分、あん時の事だろう。
 天草清之介…。
 多分、つくしは、あん時に、オシャレして、あいつと、『花やしき』でデートしてやがっ
 たんだろうな。”と、悔しそうに…。


だが、司にとってすれば、其の当時の頃の事をつくし自身から、直接、聞いた訳では無く、司の妄想に過ぎないのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、進への返答の言葉を、敢えて、こう言うしか無かったのだった。


「俺は、つくしから聞いてねぇから、知らねぇな。」と…。


だからだったのだ。
此の時の進は、自身の兄で在る 司に、其れ以上の事を訊かなかったのだ。


「そうだったんですね。」と、返答してからは…。



だからだったのだろう。
此の時の進からの話しを聞いた司にとって、此れ迄、忘れて居た思い出したくも無いつくしとの嫌な思い出が、又一つ、増えたに過ぎなかったのだった。




PS.


其の後、小学校に入学したひなの『夏休み』は、低学年の間、学童保育(=学童)に預かって貰って居たのだが、高学年に成った当時のひなは、大人しく、家の中で一人で過ごす事が多かったのだ。


大人達(つくしと進姉弟の両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫婦 と 進)は、仕事に行くので、此の当時のひなは、自分の事は自分でする習慣が身に付いて居たのだ。


だからこそ…。
高学年に成った当時のひなは、大人しく、家の中で一人で過ごす事が出来て居たという訳…だったのだ。



其れに、此の当時のひなのクラスメイトの『夏休み』と云えば、『夏休み』と云えど、塾 や 習い事…。
そして、家族と旅行 や 帰省等で、友達とは会えないのだ。


だからだったのだろう。
此の当時のひなは、必然的に、大人しく、家の中で一人で過ごす事が多かったという訳…だったのだ。



其れに、進は、自身の姪っ子で在る ひなの『父の日参観』の日の出来事が切っ掛けで、進自身、ひなと出掛ける事に抵抗感が出来て居たのだった。



だからだったのかも知れない。
ひなの『夏休み』と云えば、【大人しく、家の中で一人で過ごす】という思い出しか無かったという訳…だったのだ。



fin



<此の二次小説『お盆休み(夏休み)【会いたい】…<つかつく>  番外編』の中に出て
 来る一部の文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』の中のセリフ や シーンが
 入って居ます。
 勝手に、借用致して折ります事をお詫び申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、借用致して折ります事をお詫び申し上
 げます。
 ご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。>


<此の二次小説『お盆休み(夏休み)【会いたい】…<つかつく>  番外編』の文面の中
 には、固有名詞を、其のまま借用して、記載致して折ります。
 関係者各位 様に於かれましては、勝手に、借用致して折ります事をお詫び申し上げま
 す。
 ご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。>

F3&T3が後で知った事実~類 編~【まさか…‼…<つかつく>】  番外編




【『姉妹愛【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』 と 『F3&T3が後で知った事実
 【まさか…‼】…<つかつく>  番外編』のエピローグ】


実は、F3&T3にとって。一連の此の司 と つくし、そして、類 と 静の件は、全て、『まさか…‼』と、言わずには居られない様な出来事…だったのだ。



だから…という訳では無いのだが、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子にとって、此の司 と つくし、そして、類 と 静の件は、怒るという寄りも、呆れて居たのだった。


何故なら…。
司 と つくしとの件が発覚した時の類は、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子と一緒に成って、呆れて居たのだ。


其れが…だ。
類自身、静との婚約発表の日が来る迄、司 と つくしには、「“まだ、黙って置く様に…。”と、伝えて置いた。」と、言うのだ。



と言う事は、此の時点に於いての総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子が、そんな類を呆れて居たとしても、何ら、可笑しな事では無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、花沢家 と 藤堂家との両家の食事会の為に日本に帰国して帰って来た類 と 静に連絡を入れて、類 と 静を呼び出す事にしたのだった。


勿論、此の時の総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、事情を知って居る司 と つくしも呼び出すのだった。



其処で、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、類 と 静に訊き始めるのだった。
勿論、口火を切ったのは、あきら…だったのだが…。


「類 と 静は、何時(いつ)、再会して、何時(いつ)から付き合い始めたんだぁ~?」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子から、何を、どんな風に、訊かれるのか?
予想が付いて居た事で、分かり切って居た事も有り、飄々と、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子に返答するのだった。


「う~ん⁉
 何時(いつ)って、言ったら、良いのかな⁉
 話せば、長く成るけど…。
 其れでも、良い?」と、態とらしく、首を傾げ乍ら…。



だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、それぞれ、そんな類からの言い分に、更に、呆れ乍らも、総二郎 と 滋 と 桜子からの目配せに寄り、あきらが、更に、口火を切るかの様に返答するのだった。


「ああ、良い。」と…。



だからだったのだ。
“仕方無いなぁ~。”と、でも、言いた気に、此の時の類は、話しし始めるのだった。
勿論、静からの了承を得て居た事は言うまでも無かったのだが…。


「ふ~ん、分かった。
 じゃあ、話すね。
 其の頃の俺が、フランス出張の為に、フランスに渡仏して居た事は知ってるでしょ!
 其の当時の静 と 牧野は、既に、姉妹に成って居た事自体、まだ、誰も知らなかった頃
 の話し…だったんだよ。
 其の(類が、フランス出張の為に、フランスに渡仏して居た)頃は、牧野もそうだったん
 だけど、俺 と あきら と 大河原が、まだ、『若手起業家に寄るプロジェクト会議』
 に出席する前の話しで…。
 俺 と あきら と 大河原が、久々に、牧野と再会したのは、其の後(あと)に招集を
 掛けられた『若手起業家に寄るプロジェクト会議』に出席して居たから…だったでしょ!
 だから、フランス出張の為に、フランスに渡仏して居た頃の俺は、『まさか…‼』…
 静 と 牧野が姉妹に成って居たとは思わなかったんだよ。
 だからだったのかも知れないけど、其の事自体、静からも聞かされないままに、フランス
 出張の間中(あいだじゅう)、俺 と 静は会って居たという訳…何だよ。
 けど、其の後、俺 と 静が再々会した時期は、牧野が『若手起業家に寄るプロジェクト
 会議』に出席する様に成った後の事…だったんだ。
 だから、静 と 牧野が姉妹に成って居た事は、既に、知って居たし、理解しても居た。
 其れに、其の事を静が俺に謝ってくれた事も有り、自然と、俺 と 静の距離は縮まって
 居たという訳…。
 だから、俺の方から、“また、遣り直さない?”って、静に言って、俺 と 静は、また、   
 付き合い始めたの。
 勿論、最初のうちは、東京ーフランス間の遠距離(恋愛)だったけど…さ。
 其の後の俺は、フランス支社長の就任が決まったんだよ。
 実の事を言うと、フランス出張に行って居たのも、其の事(【類がフランス支社長として
 遣って行く事が出来るのか?】と、言う事)を試す為…だったみたい。
 何方にしても、俺の方から、父さんに、フランス支社への転勤を打診するつもりで居たか
 ら、俺にとっては、フランス支社への転勤は満足な人事異動…だったんだけど…ね。
 で、其の後、俺 と 静との付き合いが父さんにバレて、父さんから藤堂家に話しが伝わ
 り、俺 と 静との付き合いが順調だという事で、両家の話し合いに寄り、婚約する事と
 成ったの。
 まぁ~、何れは、皆にもバレる事だとは思って居たけど…ね。
 其れでも、まだ、二人だけの時間を楽しみたかったから、司 と 牧野には頼んで置いた
 の。
 “まだ、黙って置いて欲しい。”って…。
 だから、司 と 牧野は、婚約発表の日迄、黙って置いてくれたんだと思う。
 そんな所かな。」と…。


だからだったのだろう。
類からのそんな話しを聞いた此の時点に於いての総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、唯、呆れるしか無かったのだった。


何故なら…。
類が言って来たのだ。


「其れでも、まだ、二人だけの時間を楽しみたかったから…。」と…。



其処で、類に自覚が有るのか? or 無いのか?
と言う事は、度外視しても、そんな類からの言い訳の様な言い分に、此の時点に於いての総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、唯、呆れるしか無かったという訳…だったのだ。


だからこそ…。
此の時点に於いての総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、一斉に、溜息を吐き(つき)始めたという訳…だったのだ。


「「「「はぁ~。」」」」と…。



だからだったのだろう。
其の後の総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子が、例え、此れ以上、類自身を追求し様共、きっと、類の事だ。


総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子にとって、そんな類から軽く遇われる(あしらわれる)だろう事自体、分かり切って居るので、其れ以上の事は訊く気に成らなかったという訳…だったのだ。



そして、其の後の類 と 静…。
そして、更に、其の後の司 と つくしの二組の結婚式に出席した総二郎とあきら、そして、滋 と 優紀 と 桜子は、清々しい気持ちで、二組の結婚式に出席出来て居たのだった。



PS.


だが、司自身は、自分達の結婚式の方が先に執り行えなかった事を、未だに、不本意とでも言いた気に、其の日(類 と 静の結婚式)の際のつくしが、静の妹として、藤堂家の親族席に就いて居た事も有り、此の日の司は、類 と 静の結婚式の間中(あいだじゅう)、唯、何時(いつ)迄も、ウダウダと言って居た事は言うまでも無かったのだ。


という寄りも、司自身、自身 と つくしとの結婚式が始まる寸前迄、ウダウダと言って居た事は言うまでも無かったのだった。



という訳で、それぞれ、愛する相手と恋愛結婚する事が出来た其の後の静 と つくし姉妹は、それぞれの婚家に入ったのだった。


そして、例え、結婚したとしても、結婚後の静 と つくしは、姉妹として助け合って、其の後の藤堂家を盛り立てて行く事を誓い合うのだった。


此れぞ正しく、本当の意味での『姉妹愛』という訳…だったのだ。



fin



<此の二次小説『F3&T3が後で知った事実~類 編~【まさか…‼…<つかつく>】  番
 外編』は、切りが良い為に、短めにて、終了して折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

F3&T3が後で知った事実【まさか…‼】…<つかつく>  番外編





【『まさか…‼…<つかつく>  8.』 と 『姉妹愛【まさか…‼】…<つかつく>  番
 外編』のエピローグ】


F3&T3が後で知った事実』とは…。
其れは、道明寺家 と 藤堂家との両家の連名で執り行われた『婚約発表』の席にて、発覚した内容…だったのだ。


勿論、其の際に、【司 と つくしは、『政略結婚では無い』】という事が、道明寺家 と 藤堂家の両家の親達から強調されるかの様に報告された内容…だったのだ。


所謂、英徳高校時代の当時から、司 と つくしは、恋人同士としてお付き合いして来た事を強調するかの様に、道明寺家 と 藤堂家の両家の親達から報告されて居たのだ。


云わば…。
此の度の司 と つくしの結婚は、【『恋愛結婚』で在る】と、道明寺家 と 藤堂家の両家の親達から報告されたという訳…だったのだ。



そして、其れと同時に、【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げる】事についても、併せて、道明寺家 と 藤堂家の両家の親達から報告されたのだ。


此の事自体が、『F3&T3が後で知った事実』…だったのだ。



そして、更には、道明寺家 と 藤堂家との両家の連名で執り行われた『婚約発表』後の司 と つくしは、同棲を開始したと言うのだ。


其の事自体も、また、『F3&T3が後で知った事実』…だったのだ。


しかも、つくしが駄目出しをしたにも関わらず、司 と つくしが同棲する為のマンションを用意した司に寄って、つくしは、強引に、『コト』を進められて居たのだった。


云わば…。
司との同棲に関して、つくし自身、断れない状況と成って居たのだった。


何故なら…。
司は、自身の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓から後押しして貰って居る事も有り、つくしの養父母で在る 藤堂社長夫妻を口説き押して居たから…だったのだ。


其の為に、司との同棲に関して、つくし自身、断れない状況と成って居たという訳…だったのだ。



という訳で、司 と つくしからの報告自体が何も無かったF3&T3は、道明寺家 と 藤堂家との両家の連名で執り行われた『婚約発表』後に、全ての話しを知ったのだった。


そして、今回、F3&T3が知った全ての話し中でも、【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げる】事をF3&T3が知ったのは、道明寺家 と 藤堂家との両家の連名で執り行われた『婚約発表』を観て居たからに他成らなかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のF3&T2(滋&桜子)にとって、司 と つくしの方から、自分達に何の報告も無かった事を、実は、呆れて居たのだ。


“またかよ(またぁ~・またですか)‼”と、それぞれ、同じ様な事を思い乍ら…。



だが、実は、類 と あきら と 滋にとっては、別にも思う処が在ったのだ。


云わば…。
此の時の類 と あきら と 滋にとっては、別にも思惑が有ったという訳…だったのだ。


其れは、実は、此れ迄、藤堂商事との提携話が無かった事から、“此れを機会に、藤堂商事と提携出来るんじゃねぇ(無い)だろうか?”と、いう思惑…だったのだ。



と言うのも、勿論、此れ迄、花沢物産は、何度か、藤堂商事とプロジェクトを組んで来たのだ。
だが、其れは、プロジェクトで有って、提携話自体、浮上した事は無かったのだ。



そして、美作商事も、また、同じ…だったのだ。


何故なら…。
藤堂商事とは、同じ『商事会社』で在るが故に、事業自体、重なる所が多いのだ。


其れが故に、プロジェクトとして、組む事は有っても、此れ迄、提携話自体、浮上した事は無かったのだ。



実は、花沢物産 と 美作商事のそれぞれの後継者で在る 類 と あきらは、静とは同じ英徳学園出身者で在り、幼馴染…だった事から、勿論、此れ迄、プロジェクトとして、組んで来た事は、事実…だったのだ。


だが、其れは、プロジェクトで有って、提携では無かったのだ。



そして、大河原グループは、此れ迄、藤堂商事とは、何の所縁も無く、プロジェクト自体も組んで来た事が無かったのだ。


だからだったのだろう。
滋自身、此れ迄、静自身の事も知らなかったのだが、つくしから姉で在る 静の話しを聞いて居た事も有り、自然と、静に興味を示したのだ。


そして、また、つくしと一緒に仕事がしたかった事実も有った事から、滋は、“藤堂商事とプロジェクトを組んでみたい!”と、実は、思う様に成って居たのだった。


だからだったのだ。
滋自身、藤堂商事とお近付きに成る為にも、つくしを利用し様と考えて居た程…だったのだ。


其れが…だ。
“つくしの事を利用し無くても良いのかも知れない。”と、滋自身、そんな風に、思える様な事態に成って来たのだ。


所謂、滋自身、【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げる】と、言う事が分かったから…だったのだ。



実の事を言うと、此の時の類 と あきら と 滋は、同じ様な事を考えて居たのだった。


“道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げるので在れば、其の共同会社に参画する 
 事に寄って、藤堂商事との提携話も浮上するんじゃ無いかな(じゃねぇだろうか・じゃ無
 い)?”と…。


だからだったのだ。
此の時の類 と あきら と 滋は、相談し始めたのだ。


其処で出た結論とは、【此の件を、司に打診して視たら、良いんじゃ無い(ねぇ)か?】と、言う事…だったのだ。



だからだったのだ。
類 と あきら と 滋からそんな打診話を聞いた司は、其の後、つくしと相談した結果、両家(道明寺HD と 藤堂商事)の承認も取れたので、司 と つくしが【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げた】企業に類 と あきら と 滋を参画者として、誘致したのだった。



そして、其の後、総二郎も、西門流 次期家元として、司 と つくしが【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げた】企業に参画する事と成るのだった。



そして、其れだけでは無かったのだ。
つくしの実弟で在る 進もまた、司 と つくしの結婚後に、藤堂商事側からの代表者として、司 と つくしが【道明寺HD と 藤堂商事との共同会社を立ち上げた】企業に参加する事と成るのだった。



そして、更に、其れだけでは無かったのだった。


実は、此の時点に於いての類は、司 と つくしの婚約発表が執り行われた頃とほぼ同時期(*)にフランス支社長として、フランスに渡仏する事が決まって居たのだ。


(*『ほぼ同時期』では有るのだが、実は、類が渡仏するのは、其の後、半月程後の事…だ
 ったのだ。)



そして、其の後の類 と 静との付き合いも順調…だった事から、類 と 静の婚約も調ったのだった。


其の事に寄り、類は、嘗て模索して居た藤堂商事との提携話だけでは無く、進の顧問として、藤堂商事に関わる事と成り、将来的には、司と共に、進を支えて行く事に成ったのだった。



其処で、驚愕したのは、他でも無い。
総二郎とあきら、そして、滋 と 優紀 と 桜子…だったのだ。


類 と 静との事も、此れ迄、聞いて居なかった総二郎とあきら、そして、滋 と 優紀 と 桜子は、類 と 静との婚約発表が執り行われた事で、其の件を知った位…だったのだから…。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子は、それぞれ、同じ様な事を思って居たのだった。
勿論、呆れるかの如く…。


“何で、あいつ等(あの人達・あの方達)は、俺等(私達)に何も言って来ねぇんだ(何も
 言ってくれない訳・何も言ってくれない訳んでしょうか)⁉
 というのか?
 類 と 静(類君 と 静さん・花沢さん と 静さん)は、何時(いつ)の間に、そう
 言う関係に成って居たんだ(成って居たのよ・成って居たんでしょうか)⁉”と…。


実は、総二郎とあきら、そして、滋 と 桜子にとっては、不思議に思う位…だったのだ。



だが、此の時の桜子は、或る考えに思い当たるのだった。


何故なら…。
今では、静の(義)妹で在る筈のつくしは、此れ迄、総二郎とあきら、そして、滋 と 優紀 と 桜子に、類 と 静の件に関して、一切、言って来なかったのだ。


だが、静の(義)妹で在る筈のつくしが、其の件に関して、知らない筈が無いのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、そんな自身の考えを、態と、総二郎とあきら、そして、滋 と 優紀に言って除けるのだった。


「何故、先輩は、花沢さん と 静さんの件を私達に言って下さらなかったのでしょう
 か?」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきら、そして、滋は、桜子からのそんな意見を聞いて、それぞれ、口々に、言い始めるのだった。


「そう言えば、そうだよな。
 牧野が言って来ねぇっつーのは、気に成るよな。」


「ああ、変だ‼
 確かに、気に成るな。」


「でも、つくしは、類君? or 静さん?から言われて居たのかも…よ。
 言わない様に…。”って…。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきら、そして、桜子は、滋からのそんな言い分に納得したかの様に、頷くのだった。


だからだったのだ。
真相を確かめる為にも、司 と つくしを呼び出す事にしたのだった。


そして、其処で分かった事は、やはり、滋からの言い分が当たって居たと言う事…だったのだ。


所謂、司 と つくしは、類 と 静から止められて居たのだった。


「此の事は、まだ、誰にも言わない様に…。」と…。


だからこそ…。
司 と つくしは、類 と 静との婚約発表が執り行われる迄、誰にも言う訳にはいかなかったし、勿論、F2&T3に言えなかったという訳…だったのだ。



其処で、類 と 静との婚約発表が執り行われた後に、再び、渡仏して居た類 と 静が、花沢家 と 藤堂家との両家の食事会の為に日本に帰国して帰って来た事を知ったF2&T2は、類 と 静を呼び出したのだった。



PS.


実は、F3&T3にとって、一連の此の司 と つくし、そして、類 と 静の件は、全て、『まさか…‼』と、言わずには居られない様な出来事…だったのだ。



fin