司は、食事もある程度、終わりに近付いた頃を見計らって、つくしに尋ねた。 「つくし、俺への気持ちを聞かせてくれねぇか?」 「えっ??」 「俺は十分待ったと思ってる。 そろそろ、つくしの気持ちを知りてぇ⤴。」 「正直に言うと、司さんの事、嫌いじゃない。 反対に好きだと思う。」 司は、“マジか…⤴。... 続きをみる
2018年9月のブログ記事
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<総二郎side> 優紀ちゃんは渋々では有ったが、俺を部屋の中に入れてくれた。 「優紀ちゃん、強引だったかな? ごめんな‼」 「あっ、いいえ。」 「優紀ちゃん、俺、後悔してんだ⤵。 高校の時、優紀ちゃんを傷付けた事⤵。 何回、傷付けたんだろうな?」 「………」 優紀ちゃんは、都合が悪く成ると... 続きをみる
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つくしは、一時帰国していた楓に呼び出されていた。 「つくしさん、婚約して1年が経ったけど、結婚についてどう思ってらっしゃるのかし ら?」 「今はまだ、仕事をしていたいと言いましょうか…⤵。」 楓は質問を変える事にした。 今、つくしに逃げられたのでは、司は唯の抜け殻に成り兼ねない。 つくしが司から... 続きをみる
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<滋side> くじ引きをして、司とつくしと類君と私、ニッシーとあきら君と優紀と桜子に別れて、浴衣のまま、リムジンに乗って別荘に来た。 私達の乗ったリムジンは、1組のCP(司とつくし)が乗っていたので、私は凄く気を使った。 だって、類君は疲れたとか言って、寝てしまって、私の話し相手になってくれない... 続きをみる
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つくしが記憶を失って、6年が経った。 その間、つくしの記憶は戻っていない。 司とつくしは婚約してから、1年が経った。 その間、司は、つくしと仕事だけでなく、プライベートも出来るだけ一緒に居るようにしていた。 つくしは徐々にではあったが、司を受け入れてくれているように、司自身、感じていた。 司とつく... 続きをみる
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<総二郎side> そんな時だった。 F3が俺の傍まで来て、頻りに様子を窺っていた。 あきらが俺に声を掛けて来た。 「総二郎、どした? さっきから、優紀ちゃんばかり目で追って、優紀ちゃんを頻りに見詰めてるだろ?」 「ああ、うるせ~なぁ⤵。 俺の事は放って置いてくれ‼」 「もしかして、総二郎、松... 続きをみる
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つくしが滋を優紀と桜子に会わせる約束の日が来た。 優紀と桜子はつくしと待ち合わせ前に二人で会っていた。 「何か、嫌な予感がしてならないんですよね⤵。」 「やっぱり、桜子さんもそうなんだ⤵。」 「って、事は、優紀さんも…。」 「うん、何と無く何だけど…。 総二郎さんに話したんけど、“気のせいじゃな... 続きをみる
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<総二郎side> 俺は極自然に、誰もが意表を付く様な言葉を口走っていた。 「じゃあ、うちの茶会に、その浴衣を小紋代わりにして、出席する?」 F3&T4は驚愕していた。 そりゃあ、そうか? 今まで、皆の前でそんな事言った覚えもねぇもんな⤵。 遣ってしまったか? 余りにも優紀ちゃんのその浴衣姿が、 ... 続きをみる
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あの関西でのパーティーの際に知り合いになった滋とは会って居ない事に気付いたつくしだった。 また、“東京で再会しよう。”と、言って居たが、“滋さんは元気なんだろうか?”と、ふと思っていたつくしだった。 そんな時だった。 偶然にも、取引先と会食後の料亭で滋とばったり会ってしまった。 「つくし、だよね?... 続きをみる
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<隅田川花火大会は今年は7月29日に終了されているとの事で、この二次小説との時系列 が1ケ月強程度、連れて(づれて)いますが、ご了承して頂けると助かります。 ご迷惑をお掛けします。> F4&T4でお酒を酌み交わしていた。 “it a Party‼” 皆で騒いだ‼ 皆、何か、久し振りに騒いだ気が... 続きをみる
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司にとって、やっと、この日が来た。 古菱商事が東京支社を立ち上げる事に成った。 そして、古菱商事 東京支社 支社長就任につくしが成った。 古菱商事 東京支社 竣工パーティーが某日に執り行う事に成った。 勿論、つくしのパートナーは、婚約者の司。 終始、デレデレで、見てる周りが気を遣う程だった。 その... 続きをみる
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浴衣に着替えられたF4とT4は、それぞれ、着替えた部屋から、リビングに出て来た。 司とつくしは、あの時の総二郎と優紀の出来事を思い出していた。 司は総二郎の様子から、何かを感じ取っていた。 また、つくしも優紀の様子から、何かを感じ取っていた。 <総二郎side> 司が俺に声を掛けて来た。 「総二郎... 続きをみる
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「大河原に事の重大さを分からせる良いチャンスでしょ?」 一同、唖然である。 「如何いう意味だよ?」 類が珍しく、力説し始めた。 「だ・か・ら、大河原がした事は、牧野の将来をも左右した重大な過失何だよ⤵。 大河原に分からせないと意味がないでしょ? だから、此処に大河原を呼んだ。 牧野が如何して... 続きをみる
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<総二郎side> 浴衣パーティーの日が来た。 優紀ちゃんは来るのだろうか? 「あっ、優紀、こっち、こっち」 「久し振りです。」 「優紀、良く来れたね?」 「うん、ごめんね⤵。 心配掛けたよね、つくし‼」 優紀ちゃん、何か有るのか? 俺は優紀ちゃんの様子ばかりが気に成っていた。 あきらが、着替え... 続きをみる
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F3&T2は既に、現在のつくしの状況を、司から報告を受けて知っていた。 それ以外に、司は、つくしが東京に戻って来る事に際して、F3&T2と話ししないといけないと、思っていた。 ある日の夜に、F3&T2をメープルのラウンジのVIPルームに呼び出した。 司が一番最後に入って来た。 実は、つくしが東京を... 続きをみる