エイプリルフール…<総優>・<つかつく> 5.
<司side>
俺等 F3が、こんなに早く迎えに来るとは、思って居なかったで有ろうT3の連中。
俺等 F3は、かなり、怒っている振りをする事にしていた。
何故なら、俺等 F3は、この後、俺等 F3から受ける事に成るT3のお仕置きを楽しみして居たからだった。
三条は、飄々としってけど…。
つくしと松岡は、かなり、怯えている様子だった。
なんせ、つくしと松岡は、俯いたまま、顔を上げようとしてねぇ‼
否、上げれねぇんだろ‼
で、俺等 F3は、それぞれ、自分自身のパートナーに説教をする事に成った。
俺は、つくしを連れて、つくしの部屋として借りているという部屋に一緒に入った。
で、俺は、つくしを睨み付け乍ら、今回の不祥事について、訊き出して居た。
「つくし…?
俺に何の不満が有るんだ?」
「………」
つくしは、俯いたまま、顔を上げ様ともしねぇ‼
「何か、言え‼」
「心配掛けて、ごめんなさい。
ちょっとした遊び心だったの。
4月1日は、『エイプリルフール』でしょ?」
俺は、まだ、睨み付けたままだった。
「だからって、して良い事と、遣っちゃいけねぇ事は有るわな?
分~ってるのか?
なぁ~、つくし?」
「はい、分かってます。」
俺の声は、ドスが効いてるから、つくしは、更に、怯え出して居た。
「つくし、お仕置きは覚悟しとけよ‼」
つくしは、パッと、顔を上げて、俺を見た。
つくしは、眼を見開いて、口をパクパクさせた状態だった。
仕方ねぇわな‼
なぁ~、つくし…‼
で、その日の内に、東京に戻って来た俺等 F3&T3だった。
で、俺とつくしは、(道明寺)邸に着く成り、俺は、つくしを自室に連れ込んだ。
そして、俺は、つくしのお仕置きと言う名の『つくし堪能day』と成った事は、言うまでも無かった。
<総二郎side>
俺は、優紀を連れて、優紀の部屋として借りているという部屋に一緒に入った。
で、俺は、優紀を睨み付け乍ら、今回の不祥事について、訊き出して居た。
「優紀…?
一体、何を考えてんだ?
俺に心配を掛ける事が、そんなに楽しいのか?」
「心配掛けて、ごめんなさい。
そんなつもりは有りません。
唯、4月1日は、『エイプリルフール』でしょ?
ちょっとした遊び心で…。」
俺は、優紀を、まだ、睨み付けたままだった。
優紀も、顔を俯かせたままで居た。
「そんな事で、俺を心配掛けて、如何すんだ?
優紀、分かってるよな?
東京に戻ったら、お仕置きが待ってるぞ‼
反論は、ねぇよな?」
「………」
優紀は、俺の言葉を聞いた途端に、パッと、顔を上げて、驚愕してやがる。
反論はねぇにしても、驚愕で、何も言えねぇんだろうな?
偶には、お灸を据えるのも有りだろ?
優紀が進んでしたとは思わねぇが…。
あいつ等 T2と連れ立ってする事、ねぇよな?
優紀を反省させねぇとな‼
という事で、その日は、西門邸に帰らず、俺と優紀は、マンションに戻って来た。
そして、俺は、優紀のお仕置きと言う名の『優紀堪能day』と成った事は、言うまでも無かった。
<つくしside>
ほんと、今回の『エイプリルフール』は、飛んでも無い事に成ったわよ。
後で、滋さんからは…。
「私を除け者にした罰でしょ?」
と、言われる始末。
桜子も美作さんから、お仕置きを受けたそうだけど…。
美作さんが、私達が思って居たよりも早く、私達の居場所を暴いた事を、桜子は、褒め称えたらしく、それ程、怒られなかったとの事…。
ちょっと、不公平じゃないの?
言い出しっぺが、それ程、怒られず…。
何故、私と優紀が、お仕置きを食らってんのよ?
優紀も、かなり、大変だったそう‼
大概にしなさいよ、桜子…?
ほんと、毎度の事ながら、教訓が生かされて居ない私が悪いのか?
もう、こりごりだよ。
“今後は、司を怒らせる事は、大概にしよう‼”と、誓った私だった。
fin