好きに成ってしまった訳…<あき桜> 22.
<あきらside>
俺は、桜子の祖母さんとの対面を終えれた。
噂通りの意外性を外さない人だったな⤵。
まあ、取り敢えず、了承してもらったし、これからだな、俺らは…。
そんな時、F4の集まりの招集が掛かった。
多分、今回の話題は俺だよな?
「あきら、聞いたぜ。
お前、親父さんと一緒に三条の祖母さんに会いに行ったらしいな⤴。」
「総二郎、何で、もう、お前に話しが伝わってんだよ?」
「お前さあ、優紀は三条の祖母さんに取って、如何いう存在か知ってんだろ?
三条の祖母さんからうちのお袋に話しが入って、その話しを優紀がお袋から聞いて、俺
に伝わって来たんだ。」
「はぁ~、マジか??」
桜子の祖母さんから、直々に話しを流して如何すんだよぅ~?
どうせ、後でバレても一緒だしな‼
まあ、良いか…。
「お前も大変だな。
お痛も出来ねぇってか‼」
「うるせぇ~。
総二郎、お前にそっくりそのまま、その言葉、返すわ‼
しかしよぅ~、其処まで、言われてんのか、俺は?」
「ああ⤵。
まあ、あの祖母さんだから、嫌味を言わねぇ方が不思議だしよ⤵。」
司は上から、総二郎と俺に言って来やがった。
「まあ、総二郎にしても、あきらにしても、散々、遊んでたから、そんな風に言われんだ
よ‼
俺は、つくし一筋で、遊んでねぇからよ‼」
司から上から目線で言われてる総二郎と俺って…。
情けねぇわ⤵。
「「うるせぇ~‼」」
「何方にしても、総二郎もあきらも、三条の祖母さんに盾突くと大変って事でしょ。
味方に付いている時は心強いだろうけど…。
厄介な女に惚れたもんだね、総二郎とあきらは…。」
総二郎と俺は類の言葉が正論過ぎて、何も言えなかった。
「「………」」
<桜子side>
先輩と優紀さんと私のT3は、今日はF4が集まっているって言うので、集まる事にした。
勿論、滋さんも招集掛けたが来なかった。
と、言うより、返事が無かった。
「先輩、滋さん、如何したんでしょうね?」
「う~ん、ほんと、心配してるんだけどね?」
「何方か、良い方がいらっしゃれば、万事上手く行くとは思うんですが…。」
私達、3人は、考えていた。
「まあ、滋さんに彼氏が出来る事を期待しよう‼」
って事で、私達の話しの決着を見た。
そして、あれから2ヶ月が経った頃、滋さんは、ケロッとして、F4&T4の集まりにも、また、参加するように成った。
あの騒ぎは何だったのと言うくらい普通に…。
如何も、大河原のおじ様の紹介で、彼氏が出来たらしい。
まあ、良かったと言うべきか…。
それからと言うもの、何時もの通りの滋さんだった。
私達も、それぞれ、お付き合いも順調のようだし、やっと、平穏が訪れると、思うと、感無量だわ‼
まあ、それぞれ、婚約発表をするようで、結婚に向けて、それぞれ、邁進しているようだった。
これからは、家族付き合いに成りそうですね‼
と、言う事で、メンバーの皆様…、
これからも宜しくお願いしま~す‼
fin