tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

バラバラの果てに…<ALL CP>  3.





あきらは滋に聞いていた。


「滋、優紀ちゃんと桜子の連絡先を知ってるか?」
「それが、日本に帰国する時に、1回、連絡したんだけど、連絡が取れなかったんだよね
 ⤵。
 しかも、優紀も桜子も…。」
「それって、何年前だ?」
「確か、3年前だったと思うんだけど…⤵。」


あきらはつくしの方を見たが、つくしも分からないとジェスチャーした。


その後、優紀と桜子と連絡が取れれば、または、居場所が分かれば、連絡し合おうという事で、取り敢えず、それぞれの地に戻った。



総二郎が日本に帰国して直ぐの事だった。


総二郎が京都の茶会に出席した際、優紀が『半東』を務めているのを見掛けたので有った。


京都支部長の話しで分かったのだが、優紀は、大学の友達に誘われて、大学の茶道サークルに入っていたとの事…。


その時に、講師を務めていた京都支部長に見込まれて、京都支部長の勧めで、お茶のお稽古を本格的に受ける事になり、今に至るとの事だった。


今では、優紀は、上級免除を取得している程、上達していたのだった。


総二郎は優紀と話しがしたくて近付こうとするも、見事に交わされ、避けられているとしか思えなかった。


様子を見ようと、その日は話す事も無く、総二郎は東京に戻って居た。
総二郎は、綺麗になり、大人の妖艶さを少し蓄えた優紀の変貌振りが目から離れず、仕事も失敗続きになっていた。


また、総二郎は、あれ程、『女遊び』が絶えなかったのに、それも一切しなくなり、京都から帰って来てからの総二郎を怪訝に思っていた家元夫人は、総二郎の行動を調べ出した。


総二郎は出来るだけ、京都の仕事は避けていたのに、ここ最近では、進んで京都の仕事を入れるように、内弟子に支持をしていた。


この事が却って、家元夫人の憶測を呼ぶ事に成り、京都の仕事の際は、“総二郎を監視するように…。”との、家元夫人からのお達しまで出て来る始末だった。


総二郎が京都に出向いたからと言って、優紀に会える訳では無く、寧ろ、不審がられない様にしなくてはならず、総二郎は悶々としていた。
優紀を一目だけでも良いから見たい総二郎は、優紀の勤め先を調べて会いに行こうとしたが、中々、会えずに居た。


この一部始終が家元夫人の知る処となり、総二郎は家元夫人に呼び出されていた。


「総二郎、貴方、京都で不審な行動をして居る様ね?」


総二郎は、母親のキャッチ力に驚愕してしまい、家元夫人としての対応ではなく、総二郎は、母親に対しての物言いをしてしまっていた。


「不審な行動って、何だよ⤵。」
「一体、何をしてらっしゃるの?」
「はぁ~??
 何でも良いだろうよ⤵。」
「良くありません。
 総二郎、貴方は西門流 次期家元、何ですよ‼
 不審な行動をしていれば、目立つのです。
 立場を弁えなさい‼」
「欲しくて、次期家元に成った訳じゃねぇだろ‼
 なら、要らねぇよ。
 次期家元は巧三(たくみ)が成れば良いだろ‼」


総二郎はどんなに京都に出向いても、優紀に会えずイライラしていたのと、母親から言われた言葉にむしゃくしゃしたのとで、母親に八つ当たりしてしまっていた。



その後に開催された京都でのお茶会の席で優紀は初めて亭主を務める事に成った。


京都支部長は、家元夫人に優紀を紹介していた。


「家元夫人、今日、初めて『亭主』を務めます、『松岡優紀』と、申します。
 私(わたくし)の愛弟子ですの。
 宜しくお願い致します。」
「『松岡優紀』と、申します。
 お初にお目に掛かります。
 宜しくお願い致します。」
「そう、宜しくお願いしますね。」


こうして、優紀の初の『亭主』の務めは無事終了した。


家元夫人は一目で優紀が気に入った様子だった。
『是非、総二郎の嫁に…。』と、考える程だった。


総二郎はこの時、まさか、家元夫人と優紀が巡り会っている等と思っても見なかった。


本来は、この日、総二郎が京都の茶会に出席予定で有ったが、家元の仕事を引き継いだ為、家元夫人が代わり出席していた。
家元夫人は代役でも、取り敢えず、京都のお茶会に出席出来て良かったと思っていた。


まさか、優紀が、『総二郎の想い人』だとは、思わずにいた家元夫人で有った。






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