tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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建設プロジェクト(病院)、そして、楓からの提案【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



つくしが責任者として担当して居るペンションの建て替えプロジェクトのアドバイザー以外にも、司は、つくしの主治医の病院の建設プロジェクトにも、責任者として、関わって来たのだ。
なので、其の為に、つくしの主治医と、何度も、打ち合わせを熟して来たのだ。



其の度に、司は、つくしの主治医から、話しを聞かされて来たのだ。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の過去の話しの事に関して…。
実は、其の事自体、司の方から、つくしの主治医に聞いて居た事は、事実だったのだが…。


勿論、其の事に関して、此の時のつくしの主治医から司への約束事も有ったのだ。


「楓には、私から聞いたと、言わないでくれるのなら、話しして上げても良いけど…。」と…。


なので、此の時の司は、其の事に関して、つくしの主治医に、了承したのだった。


という訳で、此の時の司は、つくしの主治医から、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の過去の話しを聞かされて居たという訳…だったのだ。



そして、自身からの要望とは言え、つくしの主治医から、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の過去の話しを聞かされる度に、此の時の司は、思ったのだ。
否、認識して居たのだ。


“俺の性格は、ババアに似たのかも知れねぇ…な。”と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の中では、“ババア と 俺は、似た者同士…何だろう。”と、いう結論に至ったのだった。



勿論、司の幼少期の頃には、司自身、母親の愛情を受けずに育って来たのだ。
だが、此の時の司には、分かったのだ。


“俺が、横暴な性格に成ったのは、勿論、ババアの責任なのかも知れねぇ。
 母親からの愛情を受けずに育って来たんだ。
 当然と云えば、当然だったんだろう。
 けど、俺の元々の性格は、ババアの『DNA』だと言う事は、間違い無いらしい。
 だからこそ…。
 俺は、徹底的に、ババアに、歯向かってしまうんだろうな。”と…。


そうなのだ。
司は、NYに在住して居た当時…。
両親から、別々、同じ話しを聞かされたとしても、母親から言われた時は、素直に、応じる事が出来ず、母親に意見して、歯向かって居たのだ。
だが、父親に言われた時は、素直に、父親の話しを聞いて居たのだ。


所謂、其れが、『DNA』の成せる業なのかも知れない。


似た者同士…。
似て居るからこそ、お互いが、お互いを反発してしまう。



だが、其れでも、其処迄、認識して居た司では在ったのだが、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの意見を、素直な気持ちで、受け入れられそうに無かったのだ。


と言う事は、例え、つくしの主治医から、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の過去の話しについて聞かされたとしても、此の時の司にとっては、態度を改める気等、毛頭無かったのだ。


何故なら…。
例え、現在の自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓のつくしに対する態度が変わったとしても、自分達が、英徳学園 高等部だった当時に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、つくしにした行為を忘れて居なかった事が、此の時の司が、そう思える最大の理由…だったのだ。


其れに、現在の自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、つくしへの態度を改められたのも、“元々、つくしが、優秀だったから…だろ。”と、司が、思って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、訊きたく成る程…だったのだ。


“もし、つくしが、優秀じゃ無かったのなら…。
 ババアは、つくしへの態度を改めて居なかっただろ?”と…。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、態度を改める気等、毛頭無かったと言えたのだ。



だが、実は、そんな司でも、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、信頼して居る事は有ったのだ。
其れは、ビジネスに関して…だったのだ。


何故なら…。
経営者としては、尊敬出来る所が、沢山有ったから…なのだ。


だからこそ…。
此れ迄、司は、何も言い訳せず、ビジネスに関しては、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に従って来たと云えたのだ。



そして、其の後、病院の建設プロジェクトは順調に遂行され、ペンションの建て替えプロジェクトと同時期に、病院の建設プロジェクトも、無事、竣工を迎えたのだった。


そして、其の後は、医療器材等の手配 と 導入、そして、搬入…。
そして、ドクターとナースの手配…。
そして、病院スタッフ等の手配…等々。
無事、竣工を迎える迄の此の一年の間の司は、此れ等全てを、つくしの主治医からの要望を訊き乍ら、遂行して来たのだ。


という訳で、病院の建設プロジェクトが立ち上がってからの此の1年で、無事、竣工を迎え、更に、半年後には、病院開設に漕ぎ着けたのだった。



【『プロジェクト会議【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編②』のエピローグ
 <楓からの提案>】


全てのプロジェクトが終了した時、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司 と  自身の義娘に成る予定のつくしを呼び出したのだ。


実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、此の話しをする為に、日本に帰国して帰って来た様なモノ…だったのだ。


そして、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司 と  自身の義娘に成る予定のつくしに、『提案』という名の『強要』の話しをし始めるのだった。


「あなた方に、お話しが有るのよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、思って居たのだ。


“また、とんでもねぇ話しを持って来たんじゃねぇのか?”と…。


だが、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きは、穏やかだったのだ。


だからだったのだろう。
そんな自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きを観た此の時の司は、不思議だったのだ。


何故なら…。
今迄に、プライベートでも、息子で在る 司自身が、観た事の無い様な自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きだったからなのだ。


なので、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを聞いて視る気にも成ったのだろう。


「何だよ?」と…。


其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、尚も、穏やかな顔付きのまま、自身の息子で在る 司 と  自身の義娘に成る予定のつくしに、訊き始めるのだった。


「司とつくしさんのお付き合いは、何年位経ったのかしら?」と…。


だからだったのだ。
司が、代表かの様に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に返答するのだった。


「遠距離を含めて、8年位ぇかぁ…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、尚も、穏やかな顔付きのまま、自身の息子で在る 司 と  自身の義娘に成る予定のつくしに、話しし始めるのだった。


「そう、そんなに経つのね。
 だったら、そろそろ、結婚なさいな。」と…。
「「………」」


実は、此の時の司とつくしにとって、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの此の発言には、驚愕…だったのだ。


何故なら…。
此の時の司とつくしにとって、“恋人としてだけでは無く、将来の結婚の相手も、お互いだ‼”と、思って居た事は、事実だったのだ。
だが、“其れは、まだ先の事だろう。”と、思って居た事も、また、事実だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの此の提案の話しには、此の時点に於いての司とつくしにとって、驚愕…だったという訳なのだ。



だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、何も言って来ない司とつくしを放って置いて、依然、穏やかな顔付きのまま、自身の息子で在る 司 と  自身の義娘に成る予定のつくしに、更に、話しし始めて居たのだ。


「此れは、私(わたくし)からの提案という寄りも、要望の話し何だけど…。
 ペンションで、今後、『ペンションウェディング』を執り行って(おこなって)行く事に
 際して、あなた方が、一番最初の『新郎新婦』に成ると言うのは、如何かしら?
 あなた方が、一番最初の『新郎新婦』に成ると言う事は、良い宣伝効果にも成ると思うの
 よ。
 其れに、スタッフにとっても、良い練習に成るでしょ!
 是非、執り行って、貰いたいわね。」と…。


なので、そんな話しを、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた此の時の司とつくしは、それぞれ、“確かにそうだ(よね)。”と、思う事で、『ペンションウェディング』の一番最初の『新郎新婦』に成る事を、決意して居たのだった。


だからこそ…。
此の時の司とつくしは、同時に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、了承の意を告げて居たのだった。


「確かに、そうだな。
 そうするよ。」


「承知しました。」と…。



そして、此の時の司は、思って居たのだった。


“今の俺は、初めてなのかも知れねぇな。
 ババアからの意見に、初めて、素直に、応じてるのかも…な。”と…。


だが、此の時の司は、更に、思って居た事が有ったのだ。


“ちょっと、待てよ!
 あん時は、つくしに、理由が有ったにせよ…。
 つくしが、まだ、NYに居た時に、折角、つくしに、プロポーズしたのに、俺は、つくし
 から断られたよな。
 だったら、俺とつくしの結婚式の話しが、どんどん、先に進められる前に、つくしに、プ
 ロポーズしねぇとだろ‼”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、再び、つくしにプロポーズする決心がついて居たのだった。



fin



<此の二次小説『建設プロジェクト(病院)、そして、楓からの提案【浴衣に魅せられ
 て】…<つかつく>  続編』の中に出て来る『DNA』についてですが…。
 此方に、記載して居る文面は、私共の見解と成ります。
 全ての方に、当て嵌まるとは限りません。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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