もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく> 1.
<本日、2回目の投稿です。 不快な表現も有りますが、お許しください。>
【花沢つくし 編 1.】
実は、つくしは牧野夫妻の実子ではなかった。
つくしのママである牧野千恵子の実妹の松村千賀子の実娘であった。
その事実はつくしには知らされていなかった。
10日間、意識が戻らず、生死を彷徨っていたつくしだったが、一命を取り留める事は 出来た。
だが、つくしは司の記憶喪失・家族の死と、相次ぐショックに耐え切れず、つくしは、つくしの全ての記憶を失ってしまった。
所謂、記憶喪失になってしまったのだ。
警察は封筒の中身を確認し、つくしの出生の秘密を調べ出した。
つくしの出生の秘密を調べた警察は、ある人に会う為、ある大企業に出向いた。
そう、ある大企業とは…大企業 花沢物産
「社長、○○警察署の方がお見えですが、如何致しましょうか?」
「何の用件だ?」
「会って、お話ししたいと、仰っています。」
「まあ、良いだろう、執務室に通しなさい。」
「警察の方がお見えになるとは、どういったご用件でしょうか?」
「松村千賀子さんをご存知ですか?」
「ええ、昔、私の父が社長をしていた頃、社長の第2秘書をしていた女性ですが…。」
「それだけですか?」
「どういう意味でしょうか?」
「松村千賀子さんとは、お付き合いをなさっていたのではありませんか?
失礼ですが、調べさせて頂きました。」
「何を仰っているのか意味が分かりませんが…。」
「では、こちらをご覧ください。」
見せられたのは、あのつくしのママから託された封筒の中身の手紙…だった。