tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  76.





<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  76.』の一部の文面の中
 に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。
 また、本日、『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  75.』と、同日二話連続
 にて投稿して居る様ですが、休みがちで、投稿開始日から7か月が過ぎても、中々、話し
 が進まず、其れでも、アクセス下さる全ての読者様にお礼の気持ちを込めて、同日二話連
 続にて投稿致して折ります。
 何故なら、投稿出来る時に投稿して置かなければ、実は、また、休みがちに成るかも知れ
 ません。
 という訳で、併せて、了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  75.』の『PS.』のエピローグ】


実は、つくしは、司を待ち草臥れた事も有り、其の内、諦めるかの様な気持ちに成って居たのだった。


だが、大河原家の使用人頭で在る ばあやからの助言も有り、司に連絡する事にしたのだった。


最初は、中々、携帯に出なかった司…だったのだが、漸く、スーツの内ポケットの中で鳴って居るプライベート用携帯の音に気が付き、携帯を取ったのだった。


勿論、機嫌が悪い此の時の司の話す声のトーンは、何時(いつ)も寄りも、1トーン低め…だったのだ。


「あぁ‘’~、誰だ‼」と…。



実は、事故に遭い、自身の過去の記憶を失ってからの此れ迄のつくしは、何時(いつ)も寄りも1トーン低めのそんな司の声を聞いた事が無く、返答する言葉さえも、戸惑う位…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、遠慮がちに、司に返答するのだった。


「あのぉ~、つくしです。
 今日、お約束して居たと思って、お電話して視ました。
 私の勘違いだった様です。
 お忙しいのに、御免なさい。」と…。



実は、其処で、司が、プライベート用携帯を取ったのは良いのだが、画面を見ずに、携帯を操作して居た事に気が付き、“しまった…。”と、後悔するのだった。


だが、司がどんなに後悔し様共、此の時には、既に、後の祭り状態…だったのだ。


何故なら…。
つくしは、言い逃げかの如く、言うだけ言ったら、電話(序に、電源も…。)を切って居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、慌て始めるのだった。


そんな司の様子に気が付いた類は、司に声を掛けるのだった。


「司…如何したの⁉
 もしかして、さっきの電話の相手って…。
 牧野だったの?」と…。


だからだったのだろう。
“もう、こいつ等の前で隠す必要がねぇだろう。”と、考えた此の時の司は、更に、先程よりも1トーン低めの声のままで、F3&T3に喋って居たのだった。


「あぁ、そうだ。
 滋…俺がつくしから嫌われたら、全て、お前の責任だぞ‼
 つくしは、お前の妹…何だろ?
 だったら…よ。
 つくしの姉ちゃんらしく、つくしの為に動いて遣るべきだろ?
 俺は、つくしの婚約者…何だよ。
 つくし自身、俺が運転する俺の愛車に乗った時だけ、『車』を怖がらねぇのなら、其れ
 で、良いんじゃねぇのかよ。
 滋は、つくしの姉ちゃんなら、そんなつくしの事を褒めて遣る位に成ったら、如何…何だ
 よ。
 いい加減にしろよ‼
 悪ぃが、俺は、先に出るわ。
 今から、つくしに会う為に、大河原邸に行かねぇとだろ?
 じゃあ…な。」と…。


実は、そう言ったままの司は、滋からの返答を聞かずに、此の場を後にするのだった。
そして、此の時の司は、大河原邸に急ぐのだった。



だが、大河原邸に着いた時の司は、大河原家の使用人頭で在る ばあやから足止めを食らって居たのだった。


「司様…つくしお嬢様は、既に、お部屋に戻られて居ります。
 つくしお嬢様のお部屋に行かれる前に、少し、此のばあやとお話しして下さいません
 か?」と…。



だが、此の時の司は、【何故、大河原家の使用人頭で在る ばあやから足止めを食らって居るのか?】
全く、知る由も無かったのだ。


しかも、司が希望する。 or し無いに関わらず、【何故、大河原家の使用人頭で在る ばあやと話しし無いといけないのか?】
更に、全く、知る由も無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、大河原家の使用人頭で在る ばあやからのそんな話し振りに、呆気に取られて居たのだった。


「はぁ~??」と、言い乍ら…。


だが、司は、大河原家の使用人頭で在る ばあやの事をタマから聞いて知って居た事も有り、邪険にする事も出来ず、素直に、大河原家の使用人頭で在る ばあやからの指示に従うのだった。



そして、大河原家の使用人頭で在る ばあやに寄って、来客用のリビングルームに通された司は、此の日の大河原邸でのつくしの状況について、話しを聞かされて居たのだった。


「つくしお嬢様は、“私が勘違いして居たみたい…。”と、がっかり、為さってお出での様で
 した。
 今日のお約束は、本当に、つくしお嬢様の勘違いだったのですか?」と、怒り顔と共に…。



其処で、此の時の司は、誤解されたままで居る訳にもいかず、酔っ払った状態の滋から呼び出されて悪態を突かれて居た事を、大河原家の使用人頭で在る ばあやに話しするのだった。


だからだったのかも知れない。
そんな話しを司から聞かされて居た大河原家の使用人頭で在る ばあやは、滋の事故(ことゆえ)、何も言う事が出来ず、唯、拍子抜けするのだった。


だからだったのだろう。
此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやは、司に言って除けるのだった。


「左様で御座いましたか。
 ばあやは、てっきり、司様が、“つくしお嬢様とのお約束をお忘れに成ってお出でだった
 のだろう。”と、認識致して折りました。
 其れでしたら、“司様にはお灸を据えなくては…。”と、考えて折りました。」と…。


其処で、大河原家の使用人頭で在る ばあやからのそんな話しを聞いて居た此の時の司は、呆気に取られるかの如く、大河原家の使用人頭で在る ばあやには何も言えずに居たのだった。
だが、其れでも、司の心の中では思って居たのだった。


“「お灸を据えなくては…。」って、久し振りに聞いたぞ‼
 今では、タマも言わなく成った言葉だぞ‼”と…。


だからだったのだ。
口に出しては居なかったのだが、其れでも、大河原家の使用人頭で在る ばあやの顔を見乍ら、そんな風に思って居た事も有り、司自身、自身の顔に出て居た様子…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやは、そんな司の顔付きを観て、一言、物申すのだった。


「ばあやの顔に、何か付いて折りますか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんな風に、自身に訊いて来た大河原家の使用人頭で在る ばあやに返答するのだった。


「否、何も付いてねぇ‼」と…。


だが、此の時の司は、密かに、考えて居たのだ。


“目とか、鼻とか、口とか…。
 所謂、ばあやの顔のパーツは、しっかり、ばあやの顔に付いてんな(笑)‼”と…。


実は、此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやは、ニヤッと、笑った司の顔を見逃さなかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやは、怪訝な顔付きに成って居たのだった。



だが、其れでも、此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやにとって、司が足止めを食らって居た相手が、滋だと分かったのだ。


言う成れば…。
司が足止めを食らって居たのは、滋の責任と言う事に成るのだ。



だからだったのだろう。
つくしの部屋の前迄、司を誘導して居た此の時の大河原家の使用人頭で在る ばあやは、つくしの部屋の前で司を待たせて、先ずは、大河原家の使用人頭で在る ばあや自身がつくしの部屋の中に入り、司から聞いた言い訳の話しを、つくしに伝えるのだった。


其処で、話しし終えた大河原家の使用人頭で在る ばあやは、つくしの部屋の中から出て来て、司に言って除けるのだった。
勿論、忠告する事は忘れない大河原家の使用人頭で在る ばあや…だったのだが…。


「司様…中にお入り下さいませ。
 つくしお嬢様からのお許しが出ました。
 ですが、つくしお嬢様は、まだ、嫁入り前の身…。
 お痛は為さらぬ様に願います。」と…。


勿論、司自身、まだ、つくしからの自身への気持ちを聞いて居なかったのだ。


つくしを傷付けたく無い司は、だからこそ、大河原家の使用人頭で在る ばあやが言う所の『お痛』をする気等毛頭無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、大河原家の使用人頭で在る ばあやに言えた言葉…だったのだ。


「まだ、つくしの気持ちを聞いてねぇんだ。
 だから…よ。
 まだ、『お痛』をする気はねぇよ‼」と…。


だが、其の後(あと)の司は、自身の心の中で、口に出して言いたかった続きの言葉を思って居たのだった。


“つくしの気持ちを知った後(あと)の俺は、『お痛』をするかも…な。”と…。


勿論、司自身が心の中で思って居た言葉は、大河原家の使用人頭で在る ばあやに聞こえて居なかったのだ。



そして、其の後の司は、つくしの部屋の中に居るつくしに声を掛け乍ら、つくしの部屋の中へと消えて行ったのだった。


「つくし…俺だ‼
 入るぞ‼」と、言い乍ら…。



実は、つくしの部屋の前から離れた大河原家の使用人頭で在る ばあやは、其の後、大きな溜息を吐いて(ついて)居たのだった。
勿論、つくしの部屋の中に入って行った司には、そんな大河原家の使用人頭で在る ばあやの大きな溜息を知らずに居たのだが…。

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