tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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バラバラの果てに…<ALL CP>  26.




<一部の表現に不快を感じるで有ろう箇所があります。
 お詫びします。>



お開きに成り、総二郎と優紀・あきらと桜子に別れて、それぞれ帰って行った。


総二郎と優紀は、優紀が泊まるメープルの部屋前に居た。


「西門さん、今日も有難う御座いました。
 明日、京都に戻りますね。
 じゃあ、お休みなさい。」


総二郎は、また、不貞腐れ顔をして見せた。


「入れてくれねぇの?」
「でも…。」
「何、此れで終わりって訳ねぇよな?」
「いえ、そんなつもりは有りません。」
「じゃあ、入れてくれよ‼
 俺は、今夜も優紀と一緒に居てぇ‼
 それは、俺の我儘なのか?
 ダメか?」


優紀は仕方なく、総二郎を部屋の中に招き入れた。


部屋の中に入った途端、総二郎は、優紀を壁に押さえ付けて言った。


「優紀、幾ら、『お試し』中だとしても、俺を拒むのはねぇよな。
 俺は、拒まれるのは、今は一番、辛ぇんだ‼
 もう、“優紀だけだ‼”って、俺、言ったよな⁉
 その気持ちに嘘はねぇよ‼
 此れからは、俺を拒む様な態度も行動もするな‼
 良いな、優紀‼」


優紀は、頷くだけしか出来なかった。


「良い子だ、優紀‼
 一緒に、シャワー浴びるか?」


総二郎は優紀の頭をなぜなぜしながら、優紀に話ししていた。
優紀は、応える事が出来ず、俯いて居たのだが、総二郎は、優紀の肩を抱きながら、シャワールームに誘導するので有った。


勿論、総二郎の顔は、ニヤ気振りが収まりそうに無かったので有ったのだが…。


一方、優紀は総二郎の変貌振りに戸惑うばかりだったので有った。


『総二郎の独占欲司並み』と、言った処かと、誰もが感じる程、
束縛男』と化しているので有った。



後には、誰もが、『本気の恋をした総二郎が、こんな風に変貌するとは、誰も予想していなかった。』と、語り草に成ったのだった。


T3は、予想は就いて居たが…。



その夜、一ラウンドが終わって、優紀がぐったりしている所を狙ったかの様に、総二郎は、LINEであきらに報告していた。


『あきら、サンキューな‼
 上手く行ったわ。
 あの、不貞腐れ顔作戦‼』


あきらはLINEを見て、納得していた。
やはり、優紀は、総二郎の普段と違う態度のギャップに、『射貫かれたのか。』と…。


『そうか、良かったな‼』


あきらも総二郎にLINEを返していた。
此れは、“総二郎の為にも、『F4の…、男の内緒話』にしねぇとな‼”と、思う
あきらだった。



一方、あきらと桜子は、美作邸に行き、夢子ママに桜子を紹介していた。


高校生の頃に、何度か美作邸にお邪魔していた桜子だったので、夢子ママとは知らない仲では無かった。


その為、すんなり、受け入れられていた。


桜子は、泣きながら、喜んでくれて、抱き締められて、歓迎してくれる夢子ママに感謝していた。


あきらも、ほっとして居る様子だった。


その日は、あきらの部屋で、一夜を共にし、次の日、あきらと桜子は、三条邸に行き、桜子のお祖母様に会い、あきらは、挨拶を済ませた。


また、桜子のお祖母様からは、付き合いの了承も得れて、あきらは、ほっとしていた。


此れで、あきらは、両家の許しも得れたので、此れからは、心置きなく付き合えると、喜んだ。

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