tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

忘れ欠けていた…<総優>  4.




総二郎は、スケジュールのやりくりをして、彩夏の運動会に出向いた。


優紀だけではなく、他の保護者に総二郎の存在がバレて騒がれれば、優紀と気拙く成ると思い、キョップを被り、グラサンを掛け、変装して来ていた総二郎だった。


そんな、総二郎を見た更は、総二郎を揶揄い始めた。


「二郎、其処まで、する(笑)?」
「うるせぇ~‼
 バレれば、優紀ちゃんと気拙く成るだけだろ⁉」
「おじちゃん、カッコいいよ‼
 ゆうきせんせいにいっとくね‼」
「彩夏、それは、止めなさい‼」
「えっ、どうして??」
「「「………」」」


大人は、彩夏の素直な反応に如何答えて良いのか、応えられず居た。



で、彩夏を教室まで送り届けた更は、総二郎に確認して来た。


「二郎、もし、彩夏が、優紀ちゃんに言っちゃたら、如何する?」
「仕方ねぇだろ⁉
 子供のする事に、一々、目くじら立てても、バレる時は、バレるだろ?」
「まあ、そうだけど…⁉
 彩夏が、余計な事をしたら、ごめんね‼」


そして、園児の入場の時間と成り、更は、総二郎に話しして聞かせた。


「彩夏は、年少さんクラスなの。
 もう直ぐ、出て来るよ‼
 あっ、彩夏のクラスが出て来た‼
 あっ、優紀ちゃん、滅茶苦茶可愛いじゃん‼」


そうなので有る。


優紀はロングヘアを、いつもはポニーテールにして居るが、その日は運動会と言う事も有り、お団子ヘアにして、可愛いシュシュで括っていた。


総二郎は、優紀のふわっと笑う笑顔に一気に捕らわれてしまい、優紀から瞳(め)が離せなく成っていた。


高校の頃と変わらない笑顔に、総二郎は、一気に、優紀への想いが爆発してしまった。


もう、総二郎は、後には引けない状況に成っていたのだ。


その事に気付いた更の旦那…。


如何にかして遣りたいと思えど、幼稚園の行事に呼んで遣る事しか出来ない今の状況を歯痒く思って居た。


だが、もしかすると、“彩夏が何か、起爆剤に成るかも知れない‼”と、いう気がしていた更だった。



一方、彩夏は、優紀に話ししていた。


「ゆうきせんせい、きょうね、さやかのおじさんがきてるの‼
 とっても、かっこいいの。
 あとで、あってね‼」


優紀は、吃驚していた。


彩夏は、クラスの園児の中でもおませな方だ。
でも、彩夏のおじさんがカッコ良いからって、引き合わせ様とするって…。
そんな処は、“流石、更先輩の娘さんかも…⁉”と、微笑に成っていた優紀だった。



運動会も終了し、片付けをしようとしていた所に、彩夏が優紀を迎えに来た。


「ゆうきせんせい、さやかのおじさんにあわせてあげるね‼
 ゆうきせんせい、あっち‼
 いこっ‼」


優紀の腕を引っ張って連れて行こうとする、彩夏に根負けして、他の先生に伝えて、彩夏に着いて行った優紀。
其処に居たのが、キャップを被った紛れもなく総二郎だった。


更は、優紀に申し訳なさそうに話しした。


「優紀ちゃん、ごめんね‼
 彩夏が、如何しても、“優紀先生に、二郎を会わせたい‼”って、言うから…。」
「いいえ、大丈夫です。
 でも、今は、お片付けをしなくてはいけないので、此れで失礼します。」


総二郎は慌てて、優紀の腕を掴み引き留め、一言伝えた。


「俺、優紀ちゃんを待ってても良いかな?」
「何時(なんじ)に終了するか分かりませんので…。」


優紀は、やんわり断ったつもりだったが、総二郎は、めげなかった。
返って、遣る気に成ったのだった。


「何時(なんじ)に成っても構わねぇ。
 優紀ちゃんが、終わるまで、俺は待ってるから…。」
「………」


優紀は、何も応えず、その場から、離れた。


その後、更に、職員専用通用口の場所を教えてもらい、更達家族とは別れて、総二郎は車の中から、優紀を待って居た。


やっと、優紀が出て来た時には、外は暗がりの時間に成っていた。


いつもは、先生方と連れ立って、食事に行ったりするのだが…。
皆、誰もが疲れていたのか…?
その日は、そのまま別れて帰る事にした。



其処に、総二郎が優紀の目の前に現れたのだ。


お団子ヘアにしていた優紀のヘアは、お団子が外され、垂らした状態の(元々天然では有るのだが…。)緩いウェーブロングヘアに成っていて、妖艶さが際立っていた。



総二郎は、尚も、優紀から、瞳(め)が離せずに居た。





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