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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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忘れ欠けていた…<総優>  番外編




<一部、不快に感じるで有ろう箇所が有ります。
 お詫びします。>



【F4&T4会の日、部屋に向かった後の総二郎と優紀は…。】


F4&T4会を中座して、総二郎と一緒に部屋に入った優紀は、総二郎が、酔っ払いの演技をしていた事を初めて理解した。


もう、後の祭りだったのは言うまでも無いのだが…



【総二郎と優紀が、部屋に入った後…。】


総二郎は、鍵を開け、扉を開けて、優紀を先に入らせた途端、扉を閉めて鍵を掛け、優紀の背後から、抱き締めた。


優紀は何が起こったのか、一瞬、分からなかった。


総二郎は、“酔っ払って居る筈…⁉”と、優紀は思っていたのだ。


優紀は、総二郎をベッドに寝かせてから、部屋を後にするつもりで居た。


それが、今、総二郎は、優紀の背後に凭れて居る。
総二郎の顎を、優紀の頭の頭頂部に置いた形で…。


優紀は戸惑っていた。


「西門さん、大丈夫ですか?
 酔っ払っていますよね?」
「優紀、俺をベッドに連れて行ってくれ‼」
「はいっ‼
 このままで…ですか?」
「ああ、俺は、酔っ払って居るからな‼」
「………、はい‼」


優紀は、優紀の背中に凭れたままの状態で居る総二郎が重たくて、引き摺る様に、ベッドまで連れて行き、何とか、ベッドに寝かせられた。


「西門さん、ゆっくりお休み下さいね。
 お水は、置いて於きますので、喉が渇いたら、飲んでくださいね。」


そう言って、その場を離れ様としていた優紀の腕を素早く掴んだ総二郎は優紀を引き留める為、総二郎は、優紀が高校生の頃、好きだった総二郎の柔らかい笑顔を振り撒き、優紀に言った。


「優紀、俺を…。
 酔っ払って居る俺を残して帰ってしまうのか?
 そんな薄情な奴だったのか、優紀は…?」
「………」


優紀は、如何答えたら良いのか分からなかった。


尚も、総二郎は、優紀に迫った。


「俺を介抱してくれよ、優紀っ‼」


優紀は言葉の代わりに頷いた。


其れと、同時に、総二郎は起き上がり、優紀を引き摺る様にバスルームに連れて行った。


「えっ、西門さん??
 酔っ払って居るんですよね?」
「なあ、優紀。
 騙される方が悪ぃんだよ‼
 俺は、そう簡単に酔わねぇよ‼」


“えっ、嘘っ‼…なの⁉”と、驚愕するしかなかった優紀だった。


そのまま、優紀は、総二郎によって、『何の早業大会だ‼』という位の早業で、服から下着を脱がされ、そのまま、バスルームに入れられてしまった。


その後の優紀は、バスルームだけだはなく、バスルームを出た後も、裸の姿のままで、総二郎に寄って、抱き上げられ、ベッドに連れて行かれ、総二郎に寄って、総二郎の成すがままに、翻弄されていたのだった。



“いい加減にして欲しい…。
 もう、騙されないから…‼”と、思っていた優紀では有ったのだが…。


優紀は、騙された事に怒ると言う寄り、もう、根負け状態だった。


本性の総二郎を知ってしまった優紀は、これからが前途多難と思うしかなかったのだろう。




その後、類に会った優紀は、類から揶揄われ、恋人が、自分の身内の親友という事は『ヤバいっ‼』という事を初めて悟った優紀であった。


もう、逃げられない事を悟った優紀は、総二郎だけを見詰めて行くのだった。


そして、末永く、幸せに成った総二郎と優紀だった。



fin

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