tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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やっぱり、私は…<つかつく>  19.




<司side>


俺は、つくしからのLINEが入った時は、リムジンに乗っていた。


つくしのLINEを見て、俺は、プッと吹いてしまった。


“『人間は、食事・快眠・快便は、大切だからね‼』
 って、何だよ、其れ⁉
 それに、『快便』って…。
 あいつ、女だろが…⁉”


そうは、言っても、俺にとってのつくしは、“『掛け替えのねぇ経った一人の女で、俺から、離して遣れる事は出来ねぇ経った一人の女』なのだ。”と、思う俺だったのだ。



そして、NY時間の1月8日3時頃(日本時間の1月8日17時頃)に、つくしから、日本に着いた報告のLINEが、俺に入って来た。


『日本に着いたよ。
 明日から、講義に出るね。
 頑張ります‼』


連絡をもらった俺は、早く、仕事を切り上げて、つくしの成人式の為に、日本に帰国する事に気持ちを馳せていた。



<つくしside>


私は、1月9日、10日は、大学のガイダンスに寄る講義を受けに、英徳大学に出向く事にしていた。


1月9日に、大学内で、桜子に会った。


「あれ、桜子も、講義、行けるんだぁ~?」
「先輩が、受けると、仰っていましたから、暇ですし、受けようかと…。」
「はいはい、そうですか?」
「先輩、今日のスケジュールは…?」
「ああ、今日は、この後は、バイト。」
「バイト、入れてたんですか?」
「うん、帰って来た次の日から頑張らないと…、でしょ?」
「まあ、そうですね⁉
 じゃあ、この後、ご一緒出来ませんね⁉」
「まあ、そうだね。」
「仕方、有りませんね。
 でも、バイトの後は…⁉」


“今日は、バイトの後は、帰って寝たい‼”とは、桜子には言えないよね?
また、突っ込まれるのが、オチだもんね。


でも、言わなきゃあ、連れて行かれ兼ねない…⁉


「ごめん、今日は、勘弁して…‼」
「何故ですの?」
「眠たいかな?」
「NYで、道明寺さんと、何が有ったんでしょうか?」
「ちょっと、桜子…⁉」


ああ~??
桜子のニヤ付いた顔が怖いんですが…⁉


で、私は、講義終了後、桜子から、解放してもらって、バイトに行って、バイト終了後は家に着く成り、私は、食事もままならず、深い睡眠に陥っていた。


だからか、私は、司からのLINE・着信に一切、気付いて居なかった。



<司side>


俺は、つくしからの『LINEの既読』・『TELが無いまま』なのが、心配で仕方なかった。


だから、SPに連絡して、つくしに就く事を、更に強化する様に伝えた。


俺がつくしの下に帰れるまで、後1年…。


親父、ババアにつくしとの事を認めてもらった今…。


つくしを大っぴらに、守る事が出来る。


だからこそ、つくしを守り切る事に、何の疑いも無く、向かう事が出来る。


俺は、後1年を合言葉に、乗り切って見せると誓うので有った。



<楓side>


私(わたくし)は、西田から連絡を受けて、司を私(わたくし)の執務室に呼び出した。


「司、貴方、つくしさんの成人式前後、休みが欲しいと、西田に言ったそうね?」
「ああ、日本に帰国したい。」
「そう、じゃあ…。
 条件が有るわ。
 此れを遣ってもらおうかしら?」
「何だよ…、此れ⁉
 此のプロジェクト、ババアのプロジェクトじゃなかったのか?
 無理なら、“俺に…⁉”ってか?」
「出来ないと仰るの?」
「出来ねぇ筈、ねぇだろ?」
「じゃあ、宜しくお願いね?」


私(わたくし)は、司に期限を付けた。


「貴方の誕生日までには、ケリを付けなさい。
 その条件を呑むなら、つくしさんの成人式の前後3日間の休みと、貴方の誕生日パー
 ティーは、つくしさんを、NYに呼んで上げても宜しくてよ。
 但し、パーティーの件は、つくしさんには、黙ってらっしゃい‼
 如何かしら?」
「その条件、呑むに決まってんだろ‼
 ババア、今言った事、忘れるなよ⁉」
「私(わたくし)が、忘れる筈、無いでしょ。」


司は、此れで、此のプロジェクトをモノにする筈…よね。
私(わたくし)は、密かに、ほくそ笑んでいた。

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