やっぱり、私は…<つかつく> 27.
<つくしside>
あの後、新聞記者から連絡が行ったで有ろうTV局の面々も、成人式会場に現れ、更に、取材合戦の様に、騒ぎが酷く成ったのだ…。
だから、その場を後にした私達 F3&T4だった。
その後、取り敢えず、メープルに逃げ込んだ。
それぞれのリムジンは、専用車しか入る事の出来ない地下駐車場から、最上階専用直通エレベーターに乗り、司のキープしているスウィートに入った。
其処に、花沢類も合流し、F4&T4で、私と優紀の成人式パーティーを開いてもらった。
其処で、私は、皆に、此の成人式会場の不始末を、“如何するのか?”と、聞いて居た。
だって、F3&滋さん、桜子は、ゴシップ誌や、ファッション誌等で、取り上げられる位、有名人でしょ?
ヤバいんじゃないかと不安に成って居た。
だから、司に忠告した事を、再度、咎めていた私だった。
「だから、“降りて来たら、ヤバい‼”って、言ったじゃん…。」
「はぁ~??
総二郎もあきらも降りて来てたんだから、同罪だろ?」
「お義父様とお義母様に知られたら、唯じゃ、済まないと思うよ?」
優紀も不安顔をして、西門さんに言って居た。
「それは、総二郎さんも、同じでしょ?
家元と家元夫人が、お知りに成ったら、大変な事に成りそうで怖いんですが…?」
「まあ、そん時は、如何にでも何だろ?
どうせ、怒られるのは、優紀じゃなく、間違い無く俺だろうから…。」
「そう言う、問題ですか?」
美作さんが、此処で、取り敢えず、皆を落ち着かせ様としていた。
「まあ、取り敢えず、こうなったら、仕方ねぇだろ?
腹くくるしかねぇだろうな?」
類は、『蚊帳の外』状態ではあるのだけれど…。
心配顔をしていた。
「ほんと、何遣ってんだか?
このままだと、収拾付かないんじゃない?」
「「はぁ~⤵」」
私と優紀は、この後の事を考えると、溜息しか出なかった。
此のF3の余裕が、“怖い‼”と、感じてしまう私と優紀だった。
取り敢えずは、ほとぼりが冷めるまで、様子を見ようという事に成った。
だが、結局、FAXで、それぞれ、コメントする事に成り、コメントしたにも関わらず、収束する処か?…。
返って、記者会見をしなければ、埒が明かないのではないかと思う程だった。
で、司もそうだったが、西門さんも親から、“浮かれ気味だ‼”と、大目玉を貰ったのは、言うまでも無かった様だ。
で、仕方なく、道明寺家と西門家と美作家の父親方とF3が、記者会見に臨む事に成った。
【記者会見当日】
先ずは、F3の行き過ぎた行動と、成人式会場を混乱に招いた事を詫びた。
その事に寄り、道明寺家・西門家・美作家、それぞれが、息子のF3が、F3のパートナー(つくし・優紀・桜子)との付き合いを、F3の両親が公認している事を発表した。
F3にしても、F3のパートナー(つくし・優紀・桜子)にしても、まだ、それぞれが大学生という事も有り、婚約発表には至って居ないが、“何れその時が来たら、発表する予定で有る。”と、父親方が公表したのである。
その事に寄り、F3&T3の付き合いは、公に公表した事に成った。
その後は、大学でも、追及される事もなく、通常の日常生活を過ごす事が出来て居た私だった。
<27.は、短めで申し訳御座いません。>