やっぱり、私は…<つかつく> 32.
<つくしside>
私は、あの成人式の次の日に、司がNYに戻ってから、何か、気が抜けていた。
私と優紀の成人式までは、年末年始と、怒涛の様な日々を過ごして居たから…かもだけど。
まあ、成人式の一件で、大学内でも、色々有ったし…ね。
特に、同級生の『リリーズ』…。
聞いて来る言葉が、強烈…なのよ。
「あの話しは、本当なのか?」とか…。
「何故、貴女が、まだ、道明寺さんと付き合ってるのよ⁉」とか…。
「もう、別れてると思ってたのに…。」と、悔しそうに言って来る。
いい加減にして欲しい(怒)。
後、此れは、浅井百合子との一方的な会話。
「後、残ってるのは、花沢さんだけじゃないぃ~⁉
競争率、高過ぎるぅ~‼
いや~ん。
花沢さんは、『女性嫌い』で有名な筈なのに、貴女は、OK、何でしょ?
世も末だわ‼
何故、貴女ばかり…なの?」
「知らないわよ(怒)‼」
「ちょっと、貴女、花沢さんに会わせてよ‼
私達、お友達でしょ?」
「はぁ~??」
寧ろ、類は、あんた等には、靡かないっつーの‼
私は、“いい加減にしろっつーの(怒)‼”と、叫びたい心境だった。
そんな事も有った日々だったが、F3の父親方とF3が記者会見に臨んだ事で、世間の目から追及されなく成って来ていたと言うのも有るのかも知れない。
何か、ここ最近は、気が抜け気味なのよね。
また、気を引き締めなきゃ‼
で、司からも、言われている事が有った。
「新たにプロジェクトを任される事に成り、怒涛の様な日々に成るから、連絡が付かねぇ
かも知れない。
でも、LINEをくれれば、必ず、見る。
返信は、中々難しくても、『既読スルー』はしねぇ。
LINEを貰えたら、励みにもなる。
LINEは入れて於いてくれ‼」と…。
だから、出来るだけ、入れる様にはして居る。
日々の生活の事か、大学の事…。
バイトの事とか…。
今のバイトは、家庭教師だけ…だけど。
勿論、中学生の女子生徒。
司が煩いから、限定にしてもらって居る。
私が、お世話に成って居る塾講師のバイト先は、英徳大学に在学しているというだけで、意外と、融通してくれる。
其処は、司に、感謝かな⁉
だって、私の知らない間に、大学4年分の授業料を先払いしてくれていたのだ。
だから、今や、私は、無理して、バイトを掛け持ちしなくても良い分、勉強に費やす時間が増えた。
だから、其処は、高校生の頃の方が、何倍も大変だった。
今は、お義母様に感謝し、司にも感謝している。
其れと、T3の事は、余り、司の耳には入れない様にして居る。
T3のプライベートの事に成るから…。
後、成人式で久し振りに会った中学時代の友達の『チムラ』と『アキちゃん』…。
今では、優紀との合わせて4人で、グループを作り、LINE仲間だ‼
『近々、時間を合わせて、会おう‼』
と、グループLINEで、話しに成り、今度、会う事に成った。