tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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やっぱり、俺は…<つかつく>  5.




<司side>


やっと、プロジェクトが整い、ババアに報告出来る状態に成った。


そして、俺は、意気揚々と、ババアに報告した。


そして、ババアからは、つくしの渡米の件を伝えられた。


「そう、分かったわ。
 よく頑張ったわね‼
 つくしさんは、既に、新年度に向けて、今年度の講義も終了し、提出物もテストも終了
 しているそうよ。
 だから、渡米して来る様に伝えたわ‼」


根回しが早ぇなとは思ったが…。


つくしに会える事の嬉しさに気持ちが勝っていたので、その件に関しては、一切、考えが及んで居なかった。


取り敢えず、俺の気持ちは、既に、つくしへと馳せていた。



<楓side>


私(わたくし)は、クラウン会長より、司の頑張りを聞いてから、つくしさんにTELを掛けた。


「つくしさん、今年の司の『Birthday party』には、NYに来て頂戴‼
 つくしさん…‼
 貴女に、司のパートナーとして、パーティーに出席してもらいます。
 司が、プロジェクトを頑張ったから、其のご褒美よ‼」
“………”


つくしさんは、TELの向こうで、驚愕して居るので有ろう…。


一切、言葉も無かった。


だから、私(わたくし)は、つくしさんが、日本に帰国する際に、私(わたくし)が言った言葉を伝えた。


つくしさんは、忘れているだろうけど…。


まあ、そう言う娘だから、仕方ないが…。


「つくしさん…。 
 つくしさんが、年始後に日本に帰国する際に、私(わたくし)が、つくしさんにTELで
 言った言葉をお忘れかしら…?」
“………”


やはり、つくしさんは、忘れて居る様子だった。


だから、私(わたくし)が、代わりに言って差し上げた。


「私(わたくし)が、つくしさんに言った言葉は…。
 『また、近い内に、NYに来てもらうから…。
  そのつもりで居なさい‼
  司の為…。
  強いては、道明寺HDの為よ。』
 如何?
 思い出したかしら…⁉」
“………、あっ⁉”


つくしさんの返しの言葉に、笑いさえ出て来た私(わたくし)だった。
私(わたくし)自身でも、驚愕だったのだが…。


「宜しくてね、つくしさん…⁉
 今回は、PJで、来て頂戴‼
 明日の便を用意してあるから。
 タマには、伝えてあるわ。
 詳細は、タマに聞いて頂戴‼」
“………”


そう言って、私(わたくし)は、TELを切った。


つくしさんは、TELの向こうで、やはり、驚愕して居る様子だったが…。


私(わたくし)も、時間が無いから、つくしさんに伝えるだけ、伝えたら、TELを切っていた。



私(わたくし)は、心の中で、つくしさんに言っていた。


“司を更に、男として、成長させてくれて、有り難う‼”と…。


多分、つくしさんは…。
“司さんが、頑張ったからです。”と、言うのだろうけど…。


貴女だから、司は、頑張れているのよ‼


私(わたくし)は、つくしさんが、高校生の頃、毛嫌いしていた事を後悔していた。


だが、あの時が無ければ、クラウン会長には、今の様に、お付き合いをして頂けて居なかっただろうから…。


“其れは、其れで、良かったのかも…。”とも思って居た。



私(わたくし)と、つくしさんとの、親子関係は此れから…。


先を間違わない様にさえすれば良い事。


私(わたくし)は、つくしさんに感謝の気持ちしかなかった。



<5.は、短めで、申し訳ありません。>

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