tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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やっぱり、俺は…<つかつく>  8.




<挨拶の部分は、日本語表記をしていますが…。
 英語で話ししていると、認識頂ければ、幸いです。
 宜しくお願いします。>



<司side>


俺とつくしは、支配人に呼ばれ、親父から、二人で壇上に上がる様に言われた。


そして、挨拶と成った。


先ずは、親父から…。


「皆様、本日は、私共の愚息 司の『Birthday party』にご足労賜り、感謝申し上げま
 す。
 先日、日本のメディアにて、私共の愚息の粗相に寄り、お騒がせ致しました事を、陳
 謝、申し上げます。
 本日は、本人より、陳謝と、ご報告を兼ねまして、ご挨拶致します。
 また、本日は、まだ、正式な婚約発表では御座いませんが、先日、記者会見でも、申し
 上げました通り、司のお相手をご紹介致しますと共に、何れ、時が来れば、正式に皆様
 の前で、婚約成立のご報告を致します。
 今は、まだ、司のお相手は、大学生でございます。
 暖かく、二人を見守って頂ければ…、幸いです。
 先ずは、本日は、ご挨拶まで…。
 また、本日は、私共と、厚意にして頂き、提携会社として、共に切磋琢磨して下さって
 おります、クラウン・コーポレーションの会長で在られますクラウン会長もお越し下
 さっております。
 クラウン会長とは、司の婚約者が繋げてくれた縁で御座います。
 クラウン会長に、一言、お言葉を頂戴致します。」


クラウン会長が、壇上に上がり、マイクの前に立った。


「この度は、司君、お誕生日おめでとう!」


俺は、一言添えて、頭を下げた。
つくしも、一緒に、頭を下げてくれた。


「有難う御座います。」


クラウン会長の話しは続いた。


「確か、今から、3年前…だったと思います。
 私と司君の婚約者と、初めて会ったのは…。
 今もですが…。
 その当時は、今より、もっと、『cute girl』でした。
 其れからの付き合いに成ります。
 私は、司君と司君の婚約者の二人を祝福します。
 皆さんも、若い二人を祝福して遣って下さい。」


俺とつくしだけではなく、親父とババアも一緒に、クラウン会長に頭を下げてくれた。


クラウン会長も、俺達に、『Japan style』で、頭を下げてくれた。



で、俺とつくしは、二人、並んで、マイクの前に立った。


「本日は、私の『Birthday party』にご足労賜り、感謝申し上げます。
 また、先日は、日本のメディアにて、お騒がせ致しました事も、陳謝申し上げます。
 弊社、会長で在ります父からもお話しがございました通り、本日は、私の婚約者も同席
 致して折ります。
 今後、私のパーティーのパートナーは、隣に居ます婚約者が務めます事を、此処にご報
 告申し上げます。
 以後、お見知り置きを…。」


俺が、頭を下げると同時に、つくしも頭を下げた。


そして、つくしも挨拶をした。


「先程、ご紹介に預かりました牧野つくしと申します。
 まだまだ、若輩者で御座います。
 ご指導賜りましたならば、有難く存じます。
 以後、お見知り置きの程、宜しくお願い致します。」


つくしは、また、頭を下げて、挨拶とした。



此れで、世間に、つくしは、俺の『婚約者』と植え付けた事に成る。


其れでも、つくしに手出しし様ものなら…。
俺だけじゃなく、親父とババアも、放って置かないだろう。
否、クラウン会長、強いては、クラウン・コーポレーションも、黙っては居ないだろう。


世間の企業家が、この事を分からねぇ筈等、無かった。


何故なら、道明寺HD 会長が、つくしを俺の婚約者として、『認めた女性』と言う事に成るからだ‼
そして、クラウン会長も、今日の挨拶で、『つくしを認めた』と発表した事に成る。



後で、F3からは、言われていた。


「司、お前、自分の『Birthday party』を利用して、上手く遣ったな?」
「此れは、親父の提案。
 だから、俺等の事を、“親父とババアが認めてる‼”って事を指し示す為に、遣ったって
 訳だ‼」
「其れが、大きいよな…‼」
「まあ、そうだな。」
「それに、あの、クラウン会長までもが、『認めた』って事だもんね‼」
「ああ。
 感謝だな。」



今回の事で、俺は、親父とババアには、感謝しかなかった。


俺は、自分自身の『Birthday』の日に、好きな女を公表出来た事。


また、経緯(いきさつ)が如何で有れ、つくしが『俺の女』だと、世間に言えた事を親父とババアに感謝した。


此れが、俺にとっての、初めての両親からの心の籠った『Birthday present』の様に感じていた。


だから、俺は、つくしを、“もっと、大切にして行きたい‼”と、そう思っていた。



その時、俺は…つくしの耳元で。
「俺とつくしは、此れから先も、ずーっと、一緒に歩んで行こうぜ‼」と、つくしに誓って居た。



そして、1年後…。


俺が、4年前にメディアを通じて、世間に公表した通り…。


4年のNY生活を終え、日本に帰国した。


しかも、道明寺HD 日本支社 支社長として、凱旋帰国と成った。


そして、俺は、親父とお袋に認めてもらい…。


それから、更に、1年後…。
つくしの現役での司法試験合格と英徳大学卒業後…。
やっと、つくしを世間に、『婚約者』として、公表する事が出来た。


まあ、前以て、俺には、つくしの存在が明らかに成って居た事も有り、それ程の反響や嫌がらせ等は、無かった。


俺は、つくしと、結婚に向けて、寄り一層の努力を惜しまねぇ事を、更に誓っていた。



fin



<長々と、<つかつく>&<総優>と、続きましたが…。
 最後まで、ご覧下さいました皆様、感謝の気持ちで一杯です。
 amiにとって、初めての試みの『event』だった為…。
 着地点に苦慮しました。
 こんなamiですが、これからも、『tukatuku₋inoti』を宜しくお願いします。
                                 ami>

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