tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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記憶の上書き…<総優>  5.




<総二郎side>


俺は、あいつ等…。
そう、類とあきらの戦略に寄って、俺と優紀ちゃんの二人にされてしまった。


「皆さん、何方に行かれたんでしょうか?」
「まあ、良いんじゃねぇ?
 俺等 二人で楽しもうぜ‼」


優紀ちゃんは、眼を見開いて、俺をじーっと、見てる。


そんな、驚愕する事か?


優紀ちゃんなら、するんだろうな?


今まで、俺は、優紀ちゃんにそんな素振りも見せて来なかったんだからよ。


此れから、如何するよ、俺⁉



で、高校の時、俺と優紀ちゃんは、一緒に、カナダに来たけど…。
あん時も、一応、俺と優紀ちゃんは、一緒に居た様に思うけど…?
俺と優紀ちゃんは、一緒に、滑った記憶がねぇ。


取り敢えず、優紀ちゃんに確認するべきだろうと思い、訊いてみた。


「優紀ちゃんって、スキー滑れるの?」
「上手くは在りませんが…。
 何と無くは…。」
「ふ~ん…?
 じゃあさぁ、一緒に滑ろうか?」
「でも、私、スノボーは、無理です。」
「じゃあ、教えて遣るよ‼
 だから、お出で⁉」


そう言って、俺は、優紀ちゃんに手を差し出した。


優紀ちゃんは、そんな俺に、手を差し出してくれた。
優紀ちゃんには、素直さが在るんだよ。


其処は、牧野の親友だけど、優紀ちゃんは、違ぇんだよな。
司は、大変だな?


で、俺は、優紀ちゃんにスノボーを教えながら、二人のだけの世界を楽しんで居た。


やっべぇ~‼


もう、俺、優紀ちゃんから、離れらねぇわ‼



で、夕方に成り、辺りも暗く成って来た事から、ゲレンデを後にした俺等 F4&T4。


で、それぞれ、着替えて、F4&T4で、ディナーと成った。


俺は、ディナーの後、俺の部屋に入って来た類とあきらに、アルコールを飲みながら、冷やかされていた。


類とあきらは、当り前の様に、今日の俺と優紀ちゃんの事を訊いて来た。


だから、素直に全て話しして聞かせていた。


類とあきらには、心配掛けてんだろうから…。


で、そろそろ、という時間に成ったんで、類とあきらは、それぞれの部屋に戻って行った。


で、俺はと言うと、昼間の事を考えて居る間に、興奮して来たのか?
寝付けなかった。


“身体を温めた方が寝れるか?”と、思い、地下に在る温泉に入る事にした。



<優紀side>


私は、如何しても、寝付けずに居た。


で、道明寺さんが、道明寺家のカナダの別荘に着いた時に…。


「温泉は、24時間、いつでも湧いてる。
 入りたい時に入ってくれて、構わねぇ‼」


と、仰っていた事を思い出し、温泉に入る事にした。


そして、温泉が湧いて居るという地下に向かった。


そして、“ゆっくり、浸かろう‼”と、かなりの時間、浸かって居た様に思う。


逆上せて来たので、そろそろ、出ようとしたら…。


脱衣所からバスルームに入る扉が開いた。


私は、『目が点』に成って、動けなく成ってしまった。


だって、入って来たのは…素っ裸の?


「西門さん…?」


私は、目の持って行く場所が分からず、また、湯船に浸かってしまった。


出るに出れないこの状況に、如何したら良いのか?
悩んでしまった。



<総二郎side>


俺は、『目が点』所じゃ無かった。
『目の保養』…?


嫌々、やべぇだろ?


そんな事を言ってる場合では無かった。


優紀ちゃんは、素っ裸で、動けなく成っていた。


で、急に、優紀ちゃんが、声を発していた。


「西門さん…?」


優紀ちゃんは、慌てて、また、湯船に浸かって居た。


俺に背を向けて浸かった状態。



これ如何すんだ?


俺にとっては、役得…?



で、俺は、優紀ちゃんに取り敢えず、此の状況を詫びた。


「ごめん、優紀ちゃん…?」


何故か、上擦った声で言ってしまった。


俺の本来の気持ちとしては、此の有難い状態を、“謝る気がねぇ‼”って、思ってる事が、優紀ちゃんにバレたか?


少し、不安に思っていた俺が、其処には居た。

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