【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 10.』のエピローグ <一部有り>】
其の後の司は、F3に報告するべく、『F4LINE』にメッセージを送るのだった。
『牧野の事で、話しが有る。』と…。
だからだったのだろう。
F3は、それぞれ、“漸く…かよ?”と、思い乍らも、それぞれ、『了解‼』と、LINEにメッセージを返信するのだった。
そして、翌日に集まったF4…だったのだ。
そして、其処で、司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、大河原社長から聞いて来たという現在の牧野家の現状の全てを、F3に話しして聞かせて居たのだった。
そして、『+』…司自身が、此の後、4年間、NYに渡米して、学業 と ビジネスの修行をして来る事も併せて、此の時の司は、F3に話しして聞かせて居たのだ。
其処で、そんな話しを司から聞いた事で驚愕したのは、此の場に居たF3…だったのだ。
云わば…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から話しを聞いた時の司同様、F3も驚愕して居たという訳…だったのだ。
だからだったのだ。
此の時のF3は、司…そっち除けで、思い想いの言葉を口にするのだった。
「と言う事は、大河原だけじゃ無く、やっぱり、三条も、牧野の件を知って居たという事…
だよね⁉
じゃあ、何で、あの時、三条は…。
“ええ、お調べしてますわ。
でも、F4の皆さんも、既に、ご存知かと思いますが、先輩の情報が、何一つ、出て来な
いんですよね。
ですから、「時間を掛けて、お調べするしか無い。」と、滋さん共、お話しして居ます
の。
なので、お調べして居ないと言う事は、決して、有りませんわ。”って、言って居たん
だろう?
と言う事は、三条は、俺等に嘘を言って居たって事…だよね?」
「まぁ~、そう言う話しに成るだろうな。
“滋 と 桜子は、既に、此の件を知って居た。”って、言っても良いんじゃねぇのか?」
「否、もしかしたら、滋 と 桜子は、牧野の事を考えて、知って居ても、俺等に言わない
方向で、話しを合わせて居たんじゃねぇのか?」
「う~ん、そうともいうかも…だけど…。
もしかしたら、大河原 と 三条は、牧野の事が司にバレたく無かったんじゃ無いのか
な?」
其処で、此の時の総二郎 と あきらは、類からのそんな発言に首を捻り乍らも、同時に、言葉を発するのだった。
「「はぁ~??
其れって、如何言う意味だよ、類…?」」と…。
だからだったのだろう。
此の時の類は、司の方を、チラッと、見乍らも、言って除けるのだった。
「ほら、大河原 と 三条は、牧野の事が大好きっていうか?
『牧野信者』だったでしょ!
だから、大河原 と 三条とで、話し合いをして、決めたんじゃ無いの。
“どうせ、司(道明寺さん)の記憶は、まだ、戻って居ないんだから…。
つくし(先輩)の為にもバレる迄、黙って置いても良いんじゃ無いの(でしょう
か)?”って、そんな風に、何方かが言い出したんだと、俺は、思って居るんだけど…
なぁ~。」と…。
だからだったのかも知れない。
此の時の司は、不貞腐れ始めたのだった。
「何で、俺に牧野の記憶が戻ってねぇってだけで、滋 と 三条が、俺等を騙す様な事をす
るんだよ?
そんな事しても、何時(いつ)かはバレるだろ?
其れに、俺に牧野の記憶が無くても、お前等には言える話しだろ?」と…。
だからだったのだ。
此の時の類は、自身の考えを、更に、言って除けるのだった。
「う~ん、俺は、大河原 や 三条じゃ無いから、もしかしたら…だけど。
今の司に記憶が有ろうと無かろうと、そう言う事は関係無く、元々、大河原 や 三条
は、俺等に、牧野の事を言うつもりは無かったんじゃ無いの。
寧ろ、今の牧野の現状の方を優先したんじゃ無いのかな。
其の方が良いって…。」と…。
だからだったのだろう。
総二郎 と あきらは、類の云わんとして居る事を理解したと言う事も有り、同時に、「「そうだろうな。」」と、類の言い分にも返答する事が出来て居たのだが…。
司自身は、そんな類の言い分にも理解出来ずに居たのだった。
だからだったのだろう。
此の時の司は、滋と会い、【如何して、教えてくれなかったのか?】と、訊く事にしたのだ。
だからだったのだ。
此の時の司は、此の場に、滋 と 桜子を呼び出し、話しを訊く事にしたのだ。
なので、此の時の司は、先ず、滋のLINEにメッセージを送ったのだ。
『今から、お前 と 三条から話しを訊きてぇ‼
三条も一緒に、此処に連れて来てくれるか?』と…。
勿論、そんなLINEのメッセージを司から貰った滋は、既に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と会った事も有り、“何れ、司からの呼び出しが在るだろう。”と、認識して居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時の滋は、司に、『了解‼』と、司のLINEにメッセージを返信するのだった。
そして、其の後の滋は、桜子に連絡を入れたのだ。
「司からの呼び出しが有ったわ。
今から、“来い‼”って…。」と…。
そして、此の時の滋は、了承して来た桜子を迎えに行き、何時(いつ)も、F4が居るという東京メープルのラウンジの中のVIP専用ルームに向かうのだった。
そして、此の時の滋 と 桜子は、司からだけじゃ無く、類からも、追及を受けて居たのだ。
何故なら…。
類 と 桜子との間には、あの日の『策士』vs.『女策士』の戦いが有ったのだから…。
だからだったのかも知れない。
此の時の司は、滋に追求し始め、此の時の類は、桜子に追求し始めたのだ。
そして、先ずは、司から口火を切ったのだ。
「滋は、俺の記憶が戻った事を、どうせ、三条から聞いて知って居た筈だろ?
なのに、何で、俺に牧野の事を言わなかった?」と…。
だからだったのだ。
此の時の滋は、司に言い返すのだった。
「司が、つくしの事を知ったら、如何言う行動に出るのか?
そんな事を分かってて、司に言うバカは居ないでしょ!
だから、敢えて、私達は、F4に言わなかったの。」と…。
其処で、不貞腐れ始めた司は、放って置いて、此の時の類は、桜子に訊き始めるのだった。
「じゃあ、何で、三条は、あの時…俺等を騙したの?
騙す必要は無かったんじゃないの?」と…。
だからだったのだ。
此の時の桜子は、正直に、話しし始めるのだった。
「“何で…?”と、仰られても、あの時は、如何し様も無かったんです。
だって、あの時に、初めて、私は知ったんですよ。
道明寺さんの記憶が戻って居る事を…。
其れに、まだ、あの時点での滋さんは、道明寺さんの記憶の事をご存知無い状況でしたか
ら、私自身、ああいうしか無かったんです。」と…。
其処で、あきらが、此の場を収め様として居たのだ。
「まぁ~、何方にしても、牧野の居所が分かった訳だし…。
現在の牧野に近付けるのは、滋 と 桜子だけだろうし…よ。
司も、此の後、4年間、NYに渡米するんだ。
取り敢えず、牧野の事は、滋 と 桜子に任せて置こうぜ‼」と…。
だからだったのだ。
此の時の滋は、桜子も同様に、あきらからのそんな話しを聞いて驚愕し乍らも、そんな風に、自身達に言って来たあきらだけじゃ無く、司 と 類 と 総二郎にも言って除けるのだった。
「優紀も居るわよ。
優紀が居なかったら、つくしの事も分からなかったんだから…。」と…。
だからだったのかも知れない。
そんな話しを滋から聞いた此の時のF4は、「マジか(マジ…)?」と、言い乍らも、驚愕するのだった。
何故なら…。
牧野家の面々が、如何言う状況で見付かったのか?
司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から…。
そして、F3は、司から、それぞれ、聞いて知ったのだから…。
だからこそ…。
此の時のF4は、驚愕して居たという訳…だったのだ。
そして、そんなF4&滋&桜子の話しは、終了したのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時のF4は、滋 と 桜子からのそんな話しを聞き、納得せざるを得ない状況…だったのだ。
納得出来た・出来て居ないにも関わらず…。
なので、此の時の司にとっては、此の後、4年間、NYに渡米する事も有り、滋 と 桜子に言えた言葉…だったのだ。
懇願するかの様に…。
「納得し無きゃ成んねぇんなら、俺は、取り敢えず、納得する。
勿論、俺は、あきらが言う様に、此の後、4年間、NYに飛ぶんだ。
“仕方ねぇわな。”と、納得するしかねぇ。
だから…よ。
今の牧野の事を頼めるのは、お前等しか居ねぇ‼
だから、俺の居ねぇ間の4年間、牧野の事は、宜しく頼む。
けど…な。
俺が、NYでの4年間の修行を終えて日本に帰国して帰った後は…俺は、牧野に向かう。
其のつもりで居て欲しい。」と…。
だが、此の時の滋自身、余裕…だったのだ。
何故なら…。
此の時点に於いての滋自身、考えて居た事が有ったから…だったのだ。
“例え、司が、4年間の修行を終えて日本に帰国して帰って来たとしても、パパが其れを阻止
してくれる筈…。”と…。
勿論、そう成るのかは、司が、4年間の修行を終えて、日本に帰国して帰って来てから…と言う事と成るのだが…。
だからこそ…。
此の時点に於いて、其の件に関しては、誰にも分かる事では無かったのだ。
そして、其の後の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と共に、大河原社長だけでは無く、滋とも会うのだった。
そして、翌日のあきらは、F2と共に、つくしの事を心配して居た青池和也にも、つくしの件を報告するのだった。
「もう、牧野を探す必要が無く成った。」と…。
<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 17.』の中に出て来る最
後の『F3』だと、其の後の『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 18.』と、
話しが合わない事が判明致しました。
ですので、『F2』と訂正致して折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。
訂正日…2022.4.14 0:44>