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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  26.



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  26.』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  24.』のエピローグ
 <其の後の司>】


フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターからの誘導に寄り、VIP専用処置室で、血液の採取に応じて居た司は、採取されて行く自身の血液を見乍らも、唯、つくしの無事だけを祈って居たのだ。


そして、司の血液を採取し終えた時点で、司の腕に刺さったままの針を抜き取りに来た(フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居た)ドクターは、司から聞かれて居たのだ。


「つくしの手術は…?」と…。


だからだったのだ。
フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司に返答したのだ。


「牧野様の手術は、順調に、進行して折ります。
 まだ、もう少し、掛かるかと思います。
 ですので、今から、司様には、栄養剤の入った点滴を行います。
 少し、多めに、司様の血液を採取致して折りますので…。
 点滴が終了する迄、少し、お休みに成って下さい。
 今夜の司様は、ずーっと、寝ずに居らっしゃった様ですから…。」と…。


だからだったのだ。
司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに、返答するのだった。


「ああ。」と…。


だが、此の時の司は、そんな風に、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに返答して居たのだが、ぐっすりとは、眠れる筈等無かったのだ。


云わば…。
此の時の司は、仮眠状態だったのだ。


何故なら…。
つくしの事が、心配で仕方無かったのだから…。


だが、暫くしてから、司は、疲れて居たのだろうか?
本当に、眠りに就いて居たのだ。


だからだったのだろう。
点滴の針を抜く為に、VIP専用処置室に現れたフライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司が、寝息を立てて居る事に、気が付いて居たという訳…だったのだ。



実は、司に就けるドクター・ナースに関して、「男性ドクター・ナース限定でお願い致します。」と、西田は、道明寺総合病院の院長に、願い出て居たのだ。


勿論、道明寺総合病院の院長も、司が、『女(性)嫌い』で在る事を知って居たので、其のつもりで居たのだ。


其れに、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からもお達しが有ったので、初めから、其のつもりで、フライトドクターも、フライトナースも、男性ドクター・ナースを、手配して居たのだ。
其の事に、残念がって居たのは、勿論の女性ドクター・ナースだった事は言うまでも無かったのだが…。



そして、VIP専用処置室にて、眠って居た司が目を覚ました事で、自身の点滴が終了して居た事を知り、此の時の司は、思って居たのだ。
VIP専用手術室の前に移動し乍らも…。


“俺は、熟睡してしまって居たのか?”と…。


そして、此の時の司がVIP専用手術室の前迄、また、移動して居た所に、つくしの手術が終了して居た事を伝える為に、つくしの主治医は、司の下に、現れたのだ。


「牧野様の手術は、既に、終了致して折ります。
 勿論、牧野様の手術は、成功致しました。
 実は、司様が、“眠られてお出での様だ。”と、伺って居りましたので、先に、私の方か
 ら、道明寺社長…。
 お母様に、牧野様の手術の終了 と 成功に関して、ご報告申し上げました。」と…。


そして、そんな報告を受けた此の時の司は、つくしの主治医から、更に、説明を受けるのだった。


「本日の牧野様は、手術が終了したばかりですので、其のまま、『ICU』にて、経過観察致
 します。
 勿論、個室にて、観察致しますので、ご心配には、及びません。
 ですが…。
 司様には、『ICU』の中に入って頂く事は出来兼ねます。
 ご容赦下さいませ。
 牧野様が目を覚まされて、私共で、牧野様に、異常が見られないと判断致しましたら、
 VIP専用病室に移動して頂く予定に致して折ります。
 其れでも、暫くの間は、絶対安静で、面会謝絶にて、お願い致します。」と…。
「………」


だからだったのだろう。
此の時の司は、うんともすんとも、言わなかったのだ。


何故なら…。
『ICU』の中に居るつくしの傍から、離れるつもりの無い司が、其処には、居たのだから…。
また、勿論、例え、絶対安静で、面会謝絶だったとしても、つくしの病室で在る VIP専用病室に居座るつもりで居たのだから…。



そして、其の後の司は、『つくしの家族』として、牧野家の面々と一緒に、つくしの主治医から、手術に関しての報告 及び 経過報告を受けて居たのだ。


そして、更に、其の後の司は、『つくしの家族』として、つくしの病室で在る VIP専用病室に居座って居たという訳…だったのだ。



実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、もう既に、此の場(道明寺総合病院)には、居なかったのだ。


何故なら…。
つくしの主治医から、つくしの手術の成功の報告を受けた事で、NYに戻る為に、既に、一旦は、世田谷の道明寺邸に戻って居たのだ。


だからだったのだ。
既に、遣りたい放題に成って居る司が、其処には、居たのだった。



そして、其の後のつくしは、漸く、目を覚ました事で、検査に入ったのだ。
そして、異常が見られなかった事から、此の時のつくしは、つくしの病室で在る VIP専用病室に移されたのだ。
勿論、つくしの経過観察は、つくしの病室で在る VIP専用病室に移された後も、続いて居た事は言うまでも無かったのだが…。



勿論、此の時の司は、つくしが、目を覚ます事を、今か今かと待って居た事も、また、事実だったのだ。


そして、其の後の司は、つくしの傍から離れ様とし無かったのだ。


何故なら…。
其の後の司は、つくしの事が心配過ぎて、少しでも、離れれば、仕事処では無かったのだ。
其の為、其の後の司は、『ホームワーク』という名の『病室ワーク』に成って居たのだ。


云わば…。
其の後の司は、つくしの病室で在る VIP専用病室に、パソコン等を持ち込み、其処(つくしの病室で在る VIP専用病室)にて、仕事を熟す日々だったのだ。


所謂、つくしの病室で在る VIP専用病室が、此の時の司のビジネスの場と成って居たのだ。


勿論、西田との打ち合わせは、つくしの病室で在る VIP専用病室の隣に在る VIP専用控室にて、行われて居たのだ。


なので、此の時の司は、何もかも、つくし一色の生活に成って居たのだ。



だからだったのだろう。
目を覚ました後のつくしは、自身の手を握り乍ら、心配そうに、観て来る司にも、驚愕したのだが…。
つくしの病室で在る VIP専用病室のソファのテーブルの上には、パソコンが置いて在る事にも、驚愕するのだった。


何故なら…。
自身が目を覚まして、自身の無事を確認すれば、司は、NYに戻ると思って居たのだ。


だからこそ…。
自身の手を握り乍ら、心配そうに、観て来る司にも、そして、自身の病室で在る VIP専用病室のソファのテーブルの上に、パソコンが置いて在る事にも、つくし自身、驚愕して居たという訳…だったのだ。


其れと、つくしが、自身の病室で在る VIP専用病室に移って直ぐ…。
司が、自身の手を握り乍ら、心配そうに、言って来た言葉にも、つくし自身、驚愕して居たのだ。


「良かった。
 つくしが、無事で…。
 で、つくしの記憶の中から、俺が居なく成らなくて…よ。」と…。


そうなのだ。
司が、あの港で、暴漢に襲われた後…。
其の後の司は、自身の大手術の後に、つくしだけの記憶を失くして居たのだ。


だからこそ…。
“つくしの記憶の中から、自分自身の記憶だけが無く成るんじゃねぇか?”と、此の時の司は、実は、不安で一杯だったのだ。


だが、此の時のつくしは、そんな司に、言って除けるのだった。


「司じゃ在るまいし…。
 司だけの記憶を失くす訳無いでしょ!
 何を、心配してんのよ!
 冗談じゃ無いわよ。
 私の頭の中には、司の記憶は、ちゃんと有るから、心配し無いで…。
 司って、意外と、小心者だったの⁉」と…。


だからだったのだ。
司は、つくしの手を握り乍ら、其のつくしの手の上に、自身の額を乗せるかの様に、心配そうな顔付きで、つくしに、返答するのだった。


「俺は、つくしの事だけは、小心者に成るんだ。
 今の俺にとっては、お前を失う事が、一番、怖ぇんだよ。
 分かったか?
 つくし…。」と…。
「………」


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、そんな司に、其れ以上の言葉が、出て来なかったのだ。


だからこそ…。
黙ったままのつくしが、其処(つくしの病室で在る VIP専用病室)には居たのだった。



だが、無駄かも知れないのだが…。
此の時のつくしは、一応、司に訊く為に、其の後、口を開いたのだった。


「何で、司のパソコンが、テーブルの上に、鎮座して居るんでしょうか?
 司は、NYに戻らなくても良いの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そう訊いて来たつくしの事を呆れて居たのだが…。
其れでも、自慢気に、つくしに、話しし始めるのだった。


「あのなぁ~、つくし…。
 此の世には、『オンライン』というモノが、存在してんだよ!
 だから…な。
 パソコンさえ有れば、何処でも、仕事は、出来んだよ。
 分かったか?
 つくし…。
 だから…よ。
 今の俺は、NYに戻らなくても良いんだよ。
 其れに、西田からの伝言で、ババアがNYに戻って、俺は、日本に残っても良いらしい
 わ。
 どうせ、此のまま、俺がNYに戻っても、つくしの事が心配で、仕事に成んねぇ事位
 ぇ…。
 ババアには、了承済みって訳…だ。
 まぁ~、ビジネスに関しては、西田からの監視付きらしいけど…よ。」と…。
「………」


だからだったのだ。
そんな風に、つくしに話しして来る司に呆れ乍らも、此の時のつくしは、司には、何も、返答し無かったのだ。


何故なら…。
司には、何を言っても、効き目無しと言う事を、此の時のつくし自身、理解して居たから…だったのだ。



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  26.』の中に出て
 来るパソコンの持ち込みですが…。
 そう言う事が許されるのか?
 私共では、不明です。
 ですが、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けましたら、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  25.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  6.』のエピローグ
 <司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と  司の姉で在る 椿との会話>】


実は、椿自身、つくしが、NYから日本に帰国して帰った事自体、タマから話しを聞いて、知って居たのだ。


だからこそ…。
つくしが、其の後、行方不明に成って居る事自体、椿自身も、自身の弟で在る 司の状況を観て知って居たのだ。


だが、其の後の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の知り合いに寄って、つくしが見付かって居た事自体、知らなかったのだ。


否…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だけじゃ無く、自身の弟で在る 司からも、此の時点に於いての椿は、其の事自体、知らされて居なかったのだ。
なので、其の事を知った時の椿は、逆上して居たという訳…だったのだ。


何故、つくしが見付かった事を、椿が知ったのか?
其れは、椿が、日本へ帰国して居たからに、他成らなかったのだ。



実は、司の様子を知って、此の時点に於いての椿は、つくしを探す為に、日本へ帰国したかったという事が、本音だったのだ。


だが、そう上手くいかず、中々、日本へ帰国する事が出来なかったのだ。


何故なら…。
椿は、自身が在住して居るLAだけでは無く、NYの企業からの招待も受けて、自身の夫のパートナーとして、パーティーに出席して居たのだ。


云わば…。
此の時の椿は、パーティー三昧だったという訳…だったのだ。


其の為、自身の気持ちは、何時も、日本に在るのに…其の椿の思いは、中々、行動に移せなかったのだ。
其れは、つくしを探す為に、日本に帰国出来ない状況だと言えたのだ。


だが、此の時点に於いての椿は、漸く、行動に移せて居たのだ。
云わば…。
此の時の椿は、漸く、日本に帰国出来たという訳…だったのだ。


何故なら…。
椿の夫と共に、日本に帰国する事に成ったから…と言う事が、最大の理由だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、日本に帰国して直ぐ、一旦は、自身の夫が経営するホテルに入った椿だったのだが…。
自身の夫に理由を伝えて、世田谷の道明寺邸に戻って居たのだった。


そして、其処で、椿は、既に、日本に帰国して帰って居たタマから、つくしの話しを、聞かされて居たという訳…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の椿は、逆上して居たという訳…だったのだ。


なので、其の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だけじゃ無く、自身の弟で在る 司に対しても、怒って居たのだ。


“如何して、お母様も、司も、つくしちゃんが見付かった事を、私にも、教えてくれなかっ
 たのよぉ~。”と…。



だからだったのだろう。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に連絡を入れるのだった。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きを観たいという理由で、勿論のビデオ通話だった事は言うまでも無かったのだが…。


「お母様…。
 つくしちゃんが、見付かったそうですわね。
 如何して、私にも、教えて下さらなかったのかしら?」と…。


其処で、別室にて、自身の娘で在る 椿からの連絡を受けて居た椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿に話しし始めるのだった。


「実は、私(わたくし)の英徳学園の旧友からの知らせで、つくしさんの居所が分かったの
 よ。
 其れに、私(わたくし)の英徳学園の別の旧友は、実は、つくしさんの主治医だったの
 よ。
 勿論、私(わたくし)は、其の事自体、今の今迄、知らなかったのだけれども…。
 だからこそ…。
 つくしさんの居所も、分かったし…。
 現在のつくしさんは、うち(道明寺総合病院)で、私(わたくし)の別の旧友の(つくし
 さんの)主治医の手術を、受けて居るのよ。
 けれど、かなり、長い手術みたいで、つくしさんの手術は、まだ、終わって居ないのよ。
 其れに…ね。
 もし、つくしさんの手術が終了したとしても、直ぐには、面会出来無いと思うわ。
 なので、貴女には、直ぐに、報告して居なかったのよ。
 だから…ね。
 つくしさんの体調が落ち着いたら、貴女にも、報告するつもりで居たのよ。
 其れに、実の事を言うと、つくしさんの内臓は、損傷して居たのよ。
 其の原因は、高等部当時の司が、つくしさんに貼った『赤札』のせいなのよ。
 此の事は、つくしさんのご家族には、未だ、お話しして居ないの。
 もし、其の事を、つくしさんのご家族に話ししたとしたら…。
 司とつくしさんとの結婚の話しは、きっと、無く成るわ。
 と言う事は、きっと、此の結婚のお話し自体、白紙に成るわ。
 そんな事に成ったら、司は、きっと、生きてはいけなく成る。
 だからこそ…。
 つくしさんのご家族には、未だ、お話しして居ないのよ。
 だから、椿も、其のつもりで居て頂戴ね。」と…。
「………」


其処で、此の時の椿は、ショックを起こして居たのだ。
所謂、声が出せない状況だった事は言うまでも無かったのだ。


だが、此の時の椿は、暫くしてから、漸く、声を発したのだ。
呟く様に…。


「そんな…。」と…。


そして、其の後(あと)の椿は、我に返ったかの様に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、訊き始めるのだった。


「お母様…司は…⁉
 司は、如何して居るの?」と…。


其処で、椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿に話しし始めるのだった。


「(道明寺総合病院の)院長の話しでは、現在の司は、つくしさんの輸血に応じて、(血液
 を)採取して居るらしいわ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、申し出るのだった。


「お母様…。
 私も、今から、其方(道明寺総合病院)に、行っても良いかしら?
 司の様子を見に行きたいんだけど…。」と…。


だが、此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿に、言って除けるのだった。


「今は、まだ、此方(道明寺総合病院)には、来ない方が良いわね。
 司にも、つくしさんの病状に関して、伝えて有るの。
 だからこそ…。
 司のショックも大きいとは思うんだけれども…。
 司は、司で、後悔して居ると思うのよ。
 自分自身が犯してしまった『事の重大さ』を…。
 しかも、普通なら、自分自身が愛してる女性に、遣るべき行為では無い。
 だからこそ…。
 今の司には、“後悔しても、後悔し切れない。”と、思うわ。
 云わば…。
 今の司には、悔み切れない状況だと思うの。
 なので、今の司を、そーっと、して置いて遣るべきじゃ無いかしら?」と…。


だからだったのだ。
“其れも、そうね。”と、思った椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、伝えたのだった。


「分かったわ、お母様…。
 でも、つくしちゃんの体調が戻ったら…。
 つくしちゃんに会いに行っても良いかしら?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿に、更に、伝えるのだった。


「ええ、そうして上げて…。
 其れに、今の私(わたくし)は、日本に、長居出来無いのよ。
 今の司は、どうせ、日本に留まろうとするわ。
 つくしさんの事が心配で…。
 と言う事は、今の本社(NY)には、責任者が不在と言う事に成るわ。
 一応、会長(司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保)には、此の現状を、お願い
 して来たけれど…。
 (司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保)会長も、実は、まだ、万全な体調では
 無いわ。
 だからこそ…。
 そう何時迄も、(司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保)会長一人だけに、本社
 を任せられない。
 なので、つくしさんの手術が、成功すれば、私(わたくし)は、一旦、NYに戻ります。
 だからと云って、椿…。
 司に無理強いして、つくしさんに会おうとし無いで頂戴‼
 椿、良いわね。」と…。


だからだったのだ。
椿とて、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に逆らえないという事情も有り、此の時の椿は、心の中で、密かに、思って居たのだ。


“そんな風に言われなくても、私にも、分かって居るわよ。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔を見ずに、返答するのだった。


「ええ、分かってます共…。」と…。


だが、此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな自身の娘で在る 椿の顔の表情を見て居て、一抹の不安を抱えて居たのだが…。
そう何時迄も、牧野家の面々が居るVIP専用控室の席を外す訳にはいかないと言う理由も有り、其の場を収め様として居たのだ。


なので、此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな自身の娘で在る 椿に、約束を取り付けるかの様に、言って除けるのだった。


「椿…。
 宜しく、お願いするわね。」と、威圧的に…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、こう返答するしか無かったのだ。


何故なら…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の威圧的な顔付きを観たから…だったのだ。


「ええ、分かりましたわ。」と…。



という訳で、直ぐにでも、つくしの顔を観に行きたいと思って居た椿だったのだが…。
そんな自分自身の思いは達成される事無く、一旦は、日本を後にし無ければ成らなかったのだ。


何故なら…。
此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、先手を打って居たから…だったのだ。


其れは、此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、椿の夫に、椿の行動を監視する様に、お願いして居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、心の中で、更に、密かに、思って居たのだった。


“如何して、お母様は、先に、主人に、言っちゃったのかしら?
 でも、お母様は、何時もそうだったわ。
 何時も、こういう時のお母様は、先手を打って来るのよ。
 ほんと、信じられないわ。”と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、諦めるかの様に、一旦は、日本を離れ、LAに戻ったのだ。


そして、其の後の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、つくしの手術の成功と、体調が元に戻った事の報告を、受けて居たのだった。



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  25.』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  24.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  22.』のエピローグ
 <類と総二郎とあきらと優紀が、それぞれ、自邸(自宅)に、戻った後>】


実は、司が、F3&優紀に、声を掛けたのだ。


「お前等は、もう、帰れ‼
 つくしの手術は、まだまだ掛かるだろうから…よ。
 何か有れば…お前等に、連絡するから…よ。」と…。


其処で、あきらは、司に訊いたのだ。


「司は、此れから、如何すんだ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の顔付きは、憔悴し切ったかの様に、あきらの問いに、返答するのだった。


「俺は、此処(道明寺総合病院のVIP専用手術室の前)に、残る。
 つくしがこう成ったのは、全て、俺の責任だ。
 俺が、あいつの傍に居ねぇで、誰が居んだよ‼
 だからこそ…俺は、此処(道明寺総合病院のVIP専用手術室の前)に、残る。」と…。


だからだったのだ。
類は、思って居たのだ。


“司は、帰る事が出来ないんでしょ‼
 牧野の事が、心配過ぎて…。
 其れに、司は、一人に成りたいんじゃ無いかな?
 だったら、俺等は、帰った方が良いよね。”と…。


だからだったのだ。
類は、総二郎とあきらと優紀に、声を掛けるのだった。
そして、此の時の類は、類にとって、分かり切って居る事を、司に訊き始めるのだった。


「総二郎、あきら…其れと、牧野の友達だっけ?
 司の言う通り、今日の処は、此のまま、帰ろうよ‼
 其れに、司は、一人に成りたいんでしょ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、類からの問いに、返答するのだった。


「ああ、類の言う通りだ。
 俺は、一人に成って、考えてぇんだ。
 今迄の自身の事も、反省してぇし…よ。」と…。


其処で、類は、思って居たのだ。


“やっぱり…ね。”と…。


そして、あきらも、類に同調するのだった。
総二郎と優紀の方を観乍ら…。


「そうだな。
 今日の処は、素直に、帰るとするか?」と…。


だからだったのだ。
類と総二郎とあきらと優紀は、それぞれ、自邸(自宅)に戻ったのだった。



そして、類と総二郎とあきらと優紀が、それぞれ、自邸(自宅)に帰った後の其の後の司は、暫くの間…俯いたまま、蹲るかの様に、ソファに、座って居たのだった。


其処に、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターが、司の目の前に現れたのだ。
そして、司に、声を掛けたのだ。


「司様…。
 牧野様に、輸血が必要と成りました。
 如何致しましょうか?」と…。


だからだったのだ。
司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに、返答するのだった。


「分かった。
 俺の血を使え‼」と…。


其処で、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司に、声を掛けて、VIP専用処置室に誘導するのだった。


「では、輸血の準備を致します。
 処置室への移動を、お願い出来ますでしょうか?」と…。


なので、司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターの言葉に、素直に、応じるのだった。


「ああ。」と、言い乍ら…。


そして、此の時の司は、VIP専用処置室にて、輸血の準備に応じるのだった。



実は、VIP専用処置室に入った後の司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに、言って置くのだった。


「俺の血は、どれだけ採取しても、構わねぇ‼
 つくしの為に、幾ら採取しても、構わねぇから…よ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のフライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司に、伝えるのだった。


「幾ら、司様が、丈夫なお身体をお持ちな方でも、採取するには、其れ成りに、限度が御座
 います。
 ですので、お身体に、ご負担が掛からない程度に、採取させて頂きます。」と…。


だが、此の時の司は、真剣だったのだ。
だからこそ…。
此の時の司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに言えた言葉だったのだ。


「俺の血は、つくしの為に有んだ‼
 俺の血を、取れるだけ取ってくれ‼」と…。


だが、此の時のフライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、YES共、NO共、一切、司には、返答し無かったのだ。


何故なら…。
此の時のフライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターにとって、『ドクター』としては、司に、返答出来る訳等無かったのだ。



そして、実は、此の話しは、道明寺総合病院の院長の口から、VIP専用控室に居る司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にも、連絡されたのだ。


「先程、司様が、牧野様の輸血に応じて下さり、VIP専用処置室に入られました。」と…。


実は、道明寺総合病院の院長から、そんな風に話しを聞いた此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、既に、“(そう言う事に成るのなら)司なら、そうするだろう。”と、思って居たので、“やっぱり、そう言う事に成ったわね。”と、思って居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長に、言えた言葉だったのだ。


「そう、分かったわ。」と…。



其処で、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻、そして、つくしの弟で在る 進は、道明寺総合病院の院長の言葉に、驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
つくしの父親で在る 牧野晴夫は、家族の代表かの様に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、訊き始めるのだった。


「つくしは、輸血をし無ければ成らない程…そんなに、悪かったんですか?
 “手術する。”と、聞いただけでも、“大事(おおごと)に成った。”と、不安だったんです
 が…。」と…。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、牧野家の面々に、話しし始めるのだった。


「手術次第では、輸血する事は、有ると思います。
 つくしさんは、そんな弱い女性では無いでしょう。
 つくしさんという女性は、司に対しても、一切、媚びる様な女性では無いんですから…。
 其れに、つくしさんなら…無事に、手術を終えて、戻って来ますわ。
 ですから、今は、唯、つくしさんが、手術を終えて、戻って来る事を待ちましょう!」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻、そして、つくしの弟で在る 進は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを聞いて、“今は、兎に角、つくし(姉ちゃん)が、私達(俺達)の所に戻って来る事を、待とう!”と、それぞれ、思って居たのだ。



そして、つくしの輸血の為の司の血の採取も、滞り無く済み、採取された司の血が、つくしに、輸血されたのだ。


そして、翌朝に成って、漸く、つくしの手術は、終了したのだった。
勿論、つくしの手術は、成功したのだ。


実は、此の時の司は、まだ、VIP専用処置室にて、眠ったままだったのだ。
なので、VIP専用控室に居る此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に、つくしの手術の成功に関して、連絡が入るのだった。


だからだったのだ。
其の事を、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、話しを聞いた此の時のつくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻、そして、つくしの弟で在る 進は、大喜びだったのだ。


「「「良かった!」」」と、言い乍ら…。



だが、手術が成功した筈のつくしは、暫くの間、(つくしの)目が覚める事は無かったのだ。
其の為、此の時のつくしは、絶対安静で、面会謝絶だったのだ。
勿論、目を覚ました後の司は、『つくしの家族』として、つくしの病室で在る VIP専用病室に居座ったのだが…。


だからだったのだ。
F3&優紀への報告は、つくしが目を覚ました後の其の日の夕方に、司から、あきらのLINEに報告されたのだった。


『つくしの手術は成功した。
 けど…な。
 まだ、つくしは、絶対安静で、面会謝絶だ。
 で、あいつ等には、面会謝絶が解けた後に、見舞いに来る様に、伝えてくれ‼
 特に、類には、念押ししとけよ‼』と…。


だからだったのだ。
“しゃあ~ねぇなぁ~。”と、思い乍らも、此の時のあきらは、司の意に同意するのだった。


『ああ、分かった。』と…。


そして、其の後のあきらは、F3&T3のグループLINEにて、司からのメッセージを報告するのだった。
そして、其の後(あと)に、類には、重ねるかの様に、勿論、念押しするのだった。


『其れと、類…。
 司からの伝言…。
 特に、類には、念押ししとけよ‼…だってよ。』と…。


だからだったのだ。
あきらからのLINEメッセージを見た類は、既に、不貞腐れて居たのだ。
そして、此の時の類は、あきらからのLINEメッセージを見乍らも、一人しか居ない自室で、呟いて居たのだった。


「何で、俺だけ、念押しなの⁉
 俺だけ、牧野に会う事は、無理っていう意味⁉
 司は、酷いよね。」と…。



という訳で、あきらからのLINEメッセージを見た滋と桜子のそれぞれも、実は、ホッとして居たのだ。
そして、滋は、ビデオ通話にて、優紀に伝えるのだった。


「優紀…宜しくね。」と…。


なので、優紀も、「はい、了解しました。」と、返答するのだった。



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  24.』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 また、『輸血』に関して、此の遣り方が、相応しいのか?
 私共は、医療従事者では無いので分かり兼ねますが、『二次小説ネタ』として、此の様
 に、記載致しました。
 間違って居ましても、其処は、『二次小説の世界』と、スルーして下さいました成らば、
 幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>