<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく> 26.』は、一部の
文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく> 24.』のエピローグ
<其の後の司>】
フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターからの誘導に寄り、VIP専用処置室で、血液の採取に応じて居た司は、採取されて行く自身の血液を見乍らも、唯、つくしの無事だけを祈って居たのだ。
そして、司の血液を採取し終えた時点で、司の腕に刺さったままの針を抜き取りに来た(フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居た)ドクターは、司から聞かれて居たのだ。
「つくしの手術は…?」と…。
だからだったのだ。
フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司に返答したのだ。
「牧野様の手術は、順調に、進行して折ります。
まだ、もう少し、掛かるかと思います。
ですので、今から、司様には、栄養剤の入った点滴を行います。
少し、多めに、司様の血液を採取致して折りますので…。
点滴が終了する迄、少し、お休みに成って下さい。
今夜の司様は、ずーっと、寝ずに居らっしゃった様ですから…。」と…。
だからだったのだ。
司は、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに、返答するのだった。
「ああ。」と…。
だが、此の時の司は、そんな風に、フライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターに返答して居たのだが、ぐっすりとは、眠れる筈等無かったのだ。
云わば…。
此の時の司は、仮眠状態だったのだ。
何故なら…。
つくしの事が、心配で仕方無かったのだから…。
だが、暫くしてから、司は、疲れて居たのだろうか?
本当に、眠りに就いて居たのだ。
だからだったのだろう。
点滴の針を抜く為に、VIP専用処置室に現れたフライトドクターとして、司とつくしと一緒に、ドクターヘリに搭乗して居たドクターは、司が、寝息を立てて居る事に、気が付いて居たという訳…だったのだ。
実は、司に就けるドクター・ナースに関して、「男性ドクター・ナース限定でお願い致します。」と、西田は、道明寺総合病院の院長に、願い出て居たのだ。
勿論、道明寺総合病院の院長も、司が、『女(性)嫌い』で在る事を知って居たので、其のつもりで居たのだ。
其れに、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からもお達しが有ったので、初めから、其のつもりで、フライトドクターも、フライトナースも、男性ドクター・ナースを、手配して居たのだ。
其の事に、残念がって居たのは、勿論の女性ドクター・ナースだった事は言うまでも無かったのだが…。
そして、VIP専用処置室にて、眠って居た司が目を覚ました事で、自身の点滴が終了して居た事を知り、此の時の司は、思って居たのだ。
VIP専用手術室の前に移動し乍らも…。
“俺は、熟睡してしまって居たのか?”と…。
そして、此の時の司がVIP専用手術室の前迄、また、移動して居た所に、つくしの手術が終了して居た事を伝える為に、つくしの主治医は、司の下に、現れたのだ。
「牧野様の手術は、既に、終了致して折ります。
勿論、牧野様の手術は、成功致しました。
実は、司様が、“眠られてお出での様だ。”と、伺って居りましたので、先に、私の方か
ら、道明寺社長…。
お母様に、牧野様の手術の終了 と 成功に関して、ご報告申し上げました。」と…。
そして、そんな報告を受けた此の時の司は、つくしの主治医から、更に、説明を受けるのだった。
「本日の牧野様は、手術が終了したばかりですので、其のまま、『ICU』にて、経過観察致
します。
勿論、個室にて、観察致しますので、ご心配には、及びません。
ですが…。
司様には、『ICU』の中に入って頂く事は出来兼ねます。
ご容赦下さいませ。
牧野様が目を覚まされて、私共で、牧野様に、異常が見られないと判断致しましたら、
VIP専用病室に移動して頂く予定に致して折ります。
其れでも、暫くの間は、絶対安静で、面会謝絶にて、お願い致します。」と…。
「………」
だからだったのだろう。
此の時の司は、うんともすんとも、言わなかったのだ。
何故なら…。
『ICU』の中に居るつくしの傍から、離れるつもりの無い司が、其処には、居たのだから…。
また、勿論、例え、絶対安静で、面会謝絶だったとしても、つくしの病室で在る VIP専用病室に居座るつもりで居たのだから…。
そして、其の後の司は、『つくしの家族』として、牧野家の面々と一緒に、つくしの主治医から、手術に関しての報告 及び 経過報告を受けて居たのだ。
そして、更に、其の後の司は、『つくしの家族』として、つくしの病室で在る VIP専用病室に居座って居たという訳…だったのだ。
実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、もう既に、此の場(道明寺総合病院)には、居なかったのだ。
何故なら…。
つくしの主治医から、つくしの手術の成功の報告を受けた事で、NYに戻る為に、既に、一旦は、世田谷の道明寺邸に戻って居たのだ。
だからだったのだ。
既に、遣りたい放題に成って居る司が、其処には、居たのだった。
そして、其の後のつくしは、漸く、目を覚ました事で、検査に入ったのだ。
そして、異常が見られなかった事から、此の時のつくしは、つくしの病室で在る VIP専用病室に移されたのだ。
勿論、つくしの経過観察は、つくしの病室で在る VIP専用病室に移された後も、続いて居た事は言うまでも無かったのだが…。
勿論、此の時の司は、つくしが、目を覚ます事を、今か今かと待って居た事も、また、事実だったのだ。
そして、其の後の司は、つくしの傍から離れ様とし無かったのだ。
何故なら…。
其の後の司は、つくしの事が心配過ぎて、少しでも、離れれば、仕事処では無かったのだ。
其の為、其の後の司は、『ホームワーク』という名の『病室ワーク』に成って居たのだ。
云わば…。
其の後の司は、つくしの病室で在る VIP専用病室に、パソコン等を持ち込み、其処(つくしの病室で在る VIP専用病室)にて、仕事を熟す日々だったのだ。
所謂、つくしの病室で在る VIP専用病室が、此の時の司のビジネスの場と成って居たのだ。
勿論、西田との打ち合わせは、つくしの病室で在る VIP専用病室の隣に在る VIP専用控室にて、行われて居たのだ。
なので、此の時の司は、何もかも、つくし一色の生活に成って居たのだ。
だからだったのだろう。
目を覚ました後のつくしは、自身の手を握り乍ら、心配そうに、観て来る司にも、驚愕したのだが…。
つくしの病室で在る VIP専用病室のソファのテーブルの上には、パソコンが置いて在る事にも、驚愕するのだった。
何故なら…。
自身が目を覚まして、自身の無事を確認すれば、司は、NYに戻ると思って居たのだ。
だからこそ…。
自身の手を握り乍ら、心配そうに、観て来る司にも、そして、自身の病室で在る VIP専用病室のソファのテーブルの上に、パソコンが置いて在る事にも、つくし自身、驚愕して居たという訳…だったのだ。
其れと、つくしが、自身の病室で在る VIP専用病室に移って直ぐ…。
司が、自身の手を握り乍ら、心配そうに、言って来た言葉にも、つくし自身、驚愕して居たのだ。
「良かった。
つくしが、無事で…。
で、つくしの記憶の中から、俺が居なく成らなくて…よ。」と…。
そうなのだ。
司が、あの港で、暴漢に襲われた後…。
其の後の司は、自身の大手術の後に、つくしだけの記憶を失くして居たのだ。
だからこそ…。
“つくしの記憶の中から、自分自身の記憶だけが無く成るんじゃねぇか?”と、此の時の司は、実は、不安で一杯だったのだ。
だが、此の時のつくしは、そんな司に、言って除けるのだった。
「司じゃ在るまいし…。
司だけの記憶を失くす訳無いでしょ!
何を、心配してんのよ!
冗談じゃ無いわよ。
私の頭の中には、司の記憶は、ちゃんと有るから、心配し無いで…。
司って、意外と、小心者だったの⁉」と…。
だからだったのだ。
司は、つくしの手を握り乍ら、其のつくしの手の上に、自身の額を乗せるかの様に、心配そうな顔付きで、つくしに、返答するのだった。
「俺は、つくしの事だけは、小心者に成るんだ。
今の俺にとっては、お前を失う事が、一番、怖ぇんだよ。
分かったか?
つくし…。」と…。
「………」
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、そんな司に、其れ以上の言葉が、出て来なかったのだ。
だからこそ…。
黙ったままのつくしが、其処(つくしの病室で在る VIP専用病室)には居たのだった。
だが、無駄かも知れないのだが…。
此の時のつくしは、一応、司に訊く為に、其の後、口を開いたのだった。
「何で、司のパソコンが、テーブルの上に、鎮座して居るんでしょうか?
司は、NYに戻らなくても良いの?」と…。
だからだったのだ。
此の時の司は、そう訊いて来たつくしの事を呆れて居たのだが…。
其れでも、自慢気に、つくしに、話しし始めるのだった。
「あのなぁ~、つくし…。
此の世には、『オンライン』というモノが、存在してんだよ!
だから…な。
パソコンさえ有れば、何処でも、仕事は、出来んだよ。
分かったか?
つくし…。
だから…よ。
今の俺は、NYに戻らなくても良いんだよ。
其れに、西田からの伝言で、ババアがNYに戻って、俺は、日本に残っても良いらしい
わ。
どうせ、此のまま、俺がNYに戻っても、つくしの事が心配で、仕事に成んねぇ事位
ぇ…。
ババアには、了承済みって訳…だ。
まぁ~、ビジネスに関しては、西田からの監視付きらしいけど…よ。」と…。
「………」
だからだったのだ。
そんな風に、つくしに話しして来る司に呆れ乍らも、此の時のつくしは、司には、何も、返答し無かったのだ。
何故なら…。
司には、何を言っても、効き目無しと言う事を、此の時のつくし自身、理解して居たから…だったのだ。
<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく> 26.』の中に出て
来るパソコンの持ち込みですが…。
そう言う事が許されるのか?
私共では、不明です。
ですが、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けましたら、幸いです。
了承の程、宜しくお願い致します。>