tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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好きに成ってしまった訳…<あき桜>  13.



<桜子side>


私は、気付いてしまった。
私は、私の仕草に…。


先輩の言っていた、あの一言から、私は、私の仕草を意識していたのかも知れない…。



美作さんを見てる回数…‼



カウントしている訳では無いが、確かに、気が付いたら、私は、美作さんを見ていた。


一度、美作さんを何気にチラ見して居た時、美作さんが不意に私を見て、微笑んでいた。


それを見ていた花沢さんが、言っていた一言にドキッとしてしまった。



何々、あきらと三条、何、アイコンタクト、取ってんの?



そんなつもりは全く無い。


でも、それからの私は、美作さんを意識し捲りになってしまった。
それからは、私がチラ見するタイミングが、美作さんが私を見てくるタイミングと合致する様で、微笑まれる事が増えた。


その時の私は、美作さんが微笑んでくれるだけで、幸せだったんだと、今になって見れば分かる。
でも、あの時の私は…。


今思えば、美作さんに嵌まって行く自分にブレーキを掛けていた。



私は、『私の将来には結婚は無い』と、思っていた。



私は、皆が知っている通り、整形をしている。
私は整形をしている事に、後悔等無い。
でも、生まれてくる子供は、私のDNAを持って、生まれてくる。
その子供が、もし、『私似』だとしたら、『女の子』だとしたら、間違いなく私を恨むだろう。


だったら、私は結婚しない方が良いと思っていた。


だから、
私は、浮名を流す振りをして、誰にも、のめり込まない様にしていた



私は、その方がだったからだ。
でも、それは、自分自身から逃げていたのだと、知ってしまった。
と、言うより、美作さんに寄って、知ってしまった。



もう、私は、美作さんに気持ちがシフトしてしまっていたのだろう。



もう良いよね?


自分自身にウソ付くのは…。

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