tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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NYで会えるなら…<つかつく>  10.




つくしはクラウン・コーポレーションと道明寺HDの提携会社を、社員がつくしだけの間は、自宅に置きたいとお願いした。


暫くは、PCが有れば何の支障も無く仕事が出来るからで有った。


更に、司とつくしが結婚後の住まいを、当分の間、クラウン家と道明寺家の両家の邸の丁度、中間辺りをと強要されたのだ。
じゃあ、自宅の方が仕事がしやすいと、つくしは踏んだのだ。
つくしは、司と離れていた期間が長かった為、在宅での仕事の方が、司が帰宅しても傍に居られると言うのが、一番の理由のようだが…。


司もその方が安心と、考えていた。


クラウン家と道明寺家の両家は承諾するしかなかった。


クラウン・コーポレーションと道明寺HDの提携会社の設立に伴い、つくしが兼ねてから考えていた通り、クラウン・コーポレーションの『COOに就任』する事に成った。


程無くして、の『COO就任』パーティーが開催された時に、司とつくしの婚約発表が成されたのは言うまでもない。


兼ねてから、司とつくしは、噂になっていたと言うのも有り、婚約発表をしたからと言って、混乱を来たす様な事は無かった。


唯、やっかみは、少なからずは有ったようだが…。


やっと、司とつくしは、婚約発表を済ました事も有り、結婚前では有るが同棲という形での同居を開始した。


司はやっと、つくしと一緒に居られるんだと、感無量で居た。



また、ここ最近の司は、仕事も順調そのもので、誰が何を言わなくとも、つくしの影の功績を称えていた。


また、今までの司は、司の冷徹さばかりが目立ち、人を人と思わず、人を見下して掛かっていた男と違い、現在の司は、冷徹さは成りを潜め、人の意見をも聞ける男になっていた。
この司の変わりようには、道明寺会長だけではなく、あれ程、つくしに否定的で有った楓までもが、つくしの功績に寄るものと、認めざるを得なかったので有る。



その後、半年後の司のお誕生日に籍を入れ、結婚式を執り行った司とつくしで有った。


司とつくしが離れ離れになり、会えない期間も有ったが、それが却って、司とつくしの絆をより強く結び付ける結果になったのは言うまでもない。


司は、誓ったので有った。



もう二度と、つくしを手放したりしないと…。




fin

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