tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  31.



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  31.』は、一部の
 言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  30.』のエピローグ
 <F4の会話  ①>】


椿が、日本に帰国して帰って来る前に、F3は、司からの報告を受けて、つくしの絶対安静 及び 面会謝絶が解けた事を聞いて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の類は、F2に、「早く、牧野の見舞いに行こうよ!」と、言って、今直ぐにでも、類が、つくしの見舞いに行こうとするので、慌てたあきらが、そんな類を制したのだ。


「類…。
 取り敢えず、牧野の様子を、司に訊いてからにし様ぜ‼
 牧野の体調も在るだろ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、“仕方無いなぁ~。”と、あきらに従う事にしたのだった。



なので、あきらは、司に、つくしの体調を訊いて、F3で、つくしの見舞いに行く事を、司に告げて居たのだ。


勿論、此の時の司は、類も、F2と一緒に、つくしの見舞いに来る事自体、実は、嫌だったのだが、類も、つくしの仲間なのだ。
此の時の司は、仕方無く、あきらに、了承したのだった。
否…。
此の時の司は、渋々、了承した事は言うまでも無かったのだ。


そして、椿が、つくしの見舞いに現れる前に、F3は、つくしの病室で在る VIP専用病室に現れて居たという訳…だったのだ。



そして、此の時のつくしは、先ずは、F3に心配掛けた事を、お詫びするのだった。


「皆、心配掛けて、ご免ね。」と…。


其処で、此の時の総二郎は、茶化すかの様に、つくしに言って除けて居たのだが…。
あきらは、心配顔に成って、つくしに言って除けるのだった。


「お兄さんは、心配で心配で、何時も、泣いてたんだぞ‼」


「そうだよな。
 総二郎じゃねぇが、本当に、心配したんだぞ‼
 進に置手紙だけを残して、“行方不明に成った。”って、進から聞いて知った時は、俺の寿
 命が、また、縮むかと思ったんだぞ‼
 其れ位ぇ、心配したんだから…な。
 牧野は、俺等の寿命を縮める為に、毎度毎度、俺等を心配させてんのか?」と…。


だからだったのだ。
つくしは、恐縮したかの様に、頭を俯かせたまま、話しし始めるのだった。


「そんなつもりは無かったんだけど…。
 結果的に、そう成ったって、言うのか?
 兎に角、心配掛けた事は、お詫びします。」と…。


其処で、類は、つくしに、嫌味な様に、言って除けるのだった。


「まぁ~、牧野は、毎度毎度、逃げ足が速いって言うのか?
 『かくれんぼ』が上手だよね。
 もう、『かくれんぼ』は、止めた方が良いと思うけど…。」と…。


其処で、司も、類に賛同するかの様に、言って除けるのだった。


「全くだ‼
 SPを撒いて迄、普通、隠れるか?
 姉貴じゃ在るまいし…。」と…。


其処で、司からのそんな話しを聞いて、同時に、F3は、驚愕するのだった。


「えっ??
 そうだったんだぁ~。
 通りで、見付かる訳無いよね。」


「はぁ~??
 牧野、少しは、大人に成れよ!」


「はぁ~??
 牧野、お前らしいわ。」と…。


だからだったのだ。
唯々、恐縮したつくしは、俯いたまま、謝るのだった。


「すみません。」と…。



そして、其の後のF4&つくしは、暫くの間、此れ迄の話しを話しして居たのだ。
所謂、つくしが、病に掛かって居る事を知った時の話し や つくしが、『かくれんぼ』して居る間の話し等の事を…。
其の中には、つくしの主治医 や つくしを助けてくれたペンションのオーナー夫人の事に関しても、含まれて居たのだが…。



実は、つくしは、まだまだ、身体に力が入って居ない状況にも関わらず、身体を立てた状態で座って話しして居たので、そろそろ、自分自身の身体を休めたくて、F3に話しするのだった。


「ご免ね。
 そろそろ、疲れて来たから…。
 横に成るね。」と…。


其処で、司は、つくしの身体を支え乍ら、つくしに、伝えるのだった。


「疲れたんなら…。
 横に成って、少し、休めば良い。」と…。


だからだったのだろう。
実は、此の時のつくしは、既に、其のつもりだったので、そう言って来た司に頷き乍ら、目を閉じるのだった。



其処で、あきらが、司に目配せをして、類と総二郎と共に、司を、隣のVIP専用控室に、連れて行くのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしの様子を気にし乍らも、あきらが開けて待って居たドアから出たのだった。



其処で、あきらは、司に、訊き始めるのだった。


「牧野は、どんな様子だ?
 俺が見た処、そんなに悪そうには見えねぇが…。」と…。


其処で、此の時の司は、そう言って、自身に訊いて来たあきらに、話しし始めるのだった。


「そうだな。
 今は、大分、顔色も良く成って、元気そうにも見えるが…。
 実は、俺が、つくしを見付けた時は、かなり、ヤバい状態だった。
 血色も無く、高等部当時から痩せてた身体が、寄り一層、痩せた身体に成って、喋る事
 も、辛そうだった。
 そんなあいつの身体を抱き上げた時に、俺は、衝撃を受けた。
 元々、軽い身体だったつくしの身体が、更に、半分位ぇに感じる程に、軽く成ってた。
 其れ位ぇ、ヤバい状態に成ってたという事だ。
 だからこそ…俺は、あいつを離す事が出来無かった。
 “あいつが、此のまま、俺の前から居なく成るんじゃねぇか?”と、思えば思う程…。
 “あいつを、此のまま、失うんじゃねぇか?”と、思えば思う程…。
 俺は、あいつを俺から離す事が出来無かった。
 俺は、あいつを、失う事が怖くて怖くて、堪らなかった。」と…。


此の時の司は、其の時の事を思い出したかの様に、『男泣き』して居たのだ。



実は、類が、口を開いたのは、其の時だったのだ。


「だからだったのかも…ね。
 司が、そんな風に成る事を、牧野は分かって居たからこそ…。
 あの時に、牧野は、『かくれんぼ』したのかも…ね。」と…。


其処で、あきらも、類の言葉に賛同するかの様に、言って除けるのだった。


「そうかも知れねぇな。
 牧野は、自身の病の事を知って、死期を感じ取った。
 だからこそ…牧野が居なく成った其の後の司が、如何成るのか?
 牧野は、分かって居たからこそ、『かくれんぼ』しちまったのかも…な。」と…。



其処で、総二郎は、あきらからの言葉を受けて、司に、訊き始めるのだった。


「と言う事は、牧野は、NYに渡米して居た頃は、かなり、きつかったという訳だろ?
 其れでも、司は、牧野の身体の変化に、気が付かなかったのか?
 牧野が、NYに渡米して居た頃のお前は、毎晩、牧野を抱いてたんだろ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、項垂れる様に、F3に話しし始めるのだった。


「ああ、つくしが、NYに渡米して来た後の俺は、毎晩、つくしを、抱いた。
 けど…な。
 俺には、あいつの身体の変化に、気付く事が出来無かった。
 寧ろ、俺は、漸く、あいつを抱ける嬉しさに…。
 漸く、あいつが、覚悟してくれた嬉しさに、舞い上がってた。
 彼氏、失格だよな。」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、更に、司に、嫌味の様に、言って除けるのだった。


云わば…。
司の言葉に、賛同するかの様に…。


「ほんとだよ。
 今の司は、牧野の彼氏、失格だね。」と…。



其処で、総二郎は、真剣な顔付きに成って、司に言って除けるのだった。


「“少しは、司の男っ振りが上がったのか?”と、思ってたのに…よ。
 全くじゃねぇか?
 普通、気付くだろ?
 気付かねぇ方が、可笑しかねぇか?
 牧野は、司の女だろ?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、総二郎の言葉に、賛同するかの様に、話しし始めるのだった。


「まぁ~、そう言う事だな。
 司、此れからの事も有るから…な。
 俺が、司に教えて置いて遣るよ。
 女の身体と言うのは…な。
 男の身体と違って、弱々しい。
 例え、牧野の様に、気が強ぇ女でも…な。
 だからこそ、優しく扱って遣らねぇといけねぇ‼
 だから…な。
 普段の牧野の身体の状態を、常に、観察して遣れ‼
 優しく労わる様に…な。
 其れ位ぇが、丁度、良いんだよ。」と…。


実は、此の時の司は、此のあきらからのそんな言葉を、頭の中のメモ帳に書いて残すかの如く、必死に、聞いて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のF3は、思って居たのだ。


“(クスっ!)
 司らしいね。”


“まぁ~、司は、此れからだろうな。
 『女』というモノが、如何言うモノなのか?
 此れから、知って行くんだろうな。”


“仕方ねぇな。
 今迄、司は、女を毛嫌いして来たんだから…な。
 漸く、司は、『男』としてのスタートラインに立ったばかりだから…な。”と…。



そして、其の後の司は、其処で、漸く、F3から、開放されたのだ。


実は、此の時の司は、つくしの様子が心配で、此の場(VIP専用控室)に居る事自体、既に、限界だったのだ。
なので、F3から開放された此の時の司は、一目散に、駆け出したのだ。


そんな親友で在る 司の様子に、実の事を言うと、此の時のF3は、呆れて居たのだった。

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