tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  32.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  30.』のエピローグ
 <F4の会話  ②>】


其の後、F3&T3で集まった際に…。
桜子が、漸く、つくしと会う事が出来、つくしに詫びを入れて、つくしから許しを得られた事をT3から聞いたF3は、再び、つくしの見舞いとして、つくしの病室で在る VIP専用病室に現れたのだ。


今回、F3が、つくしの病室で在る VIP専用病室に現れた理由は、実は、桜子の事を、司に説得する事が目的だったのだ。


何故なら…。
滋から、頼まれたから…だったのだ。


「司の事だから…さ。
 此のまま、司とつくしが、婚約者のままって訳無いじゃん!
 其れに、道明寺のおば様も、つくしの事を認めてるみたいだし…。
 って事は…よ。
 此のままだと、後、数年後には、司とつくしの結婚式って、成るじゃん!
 でも、此のまま、司が、もし、“三条(桜子)を、許さない。”って、事に成ったら…。
 桜子は、“司とつくしの結婚式に出られない。”って、事に成るのよ。
 もしも、そんな事に成ったら…。
 きっと、桜子は、後悔すると思うのよね。
 っていうか?
 そんな事、有り得なく無い?
 だから…さ。
 つくしと桜子の為にも、司を説得して来てよ!」と…。


だからだったのだろう。
F3は、それぞれ、考えて居たのだ。


“そりゃあ、そうだな(ね)。”と…。


なので、F3の代表かの様に、あきらが、滋に返答したのだった。


「其れも、そうだな。
 分かった。
 何とか、遣って視るわ。
 でも、期待しねぇでくれよ!
 司も、牧野に負けず劣らず、頑固な所が有るから…よ。」と…。


だが、滋は、ゴリ押しするのだった。


「いざ、“司とつくしが、結婚する。”って、事に成ってから、慌てても、遅いのよ。
 今の内に、桜子への司の怒りを鎮める必要が有るでしょ!
 悠長な事を言って居る時間は、無いのよ。
 良いかしら、其処のF3の諸君?
 宜しく、お願いね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のF3が、ゴリ押しして来る滋に、もし、言える言葉が有るとする成らば、こういうしか無かったのだ。


「「「了解‼」」」


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の腰に手を置いて、「宜しい‼」と、言って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のF3は、それぞれ、思って居たのだった。


“俺は、知らないから…ね。”


“めんどくせー!
 いい加減にしろよ、滋‼
 こっちの身にも、成って視ろよ‼”


“何時も何時も、滋は、俺等に押し付けやがって‼
 司を怒らせれば、面倒臭ぇ事に成るんだっつーの‼
 いい加減にしろよ、滋‼”と…。


で、結局、此の仕事は、『あきら』の仕事と、言う事に成ったのだった。



そして、F3&T3が、集まった日から、数日後の事だったのだ。
F3は、つくしの病室で在る VIP専用病室に、姿を魅せたのだ。


其処で、F3は、暫くの間、司とつくしと喋った後…。
つくしが、「疲れた。」と、言った事で、此の時のつくしは、眠る事にしたのだ。


だからだったのだ。
眠ったつくしを確認したF3は、また、司を、隣のVIP専用控室に、連れて行くのだった。



そして、此の時のF3は、滋からの懇願の話しを切り出したのだ。
勿論のあきらから…と言う事は言うまでも無かったのだが…。


「なぁ~、司…。
 司は、今でも、桜子の事は、許せねぇか?」と…。


だからだったのだ。
“そんな話しなら、俺は、話ししたくねぇ‼”と、云わんばかりに、此の時の司は、F3に吠え始めるのだった。


「あのなぁ~あきら…‼
 前にも、俺は、言ったと思うんだが…。
 あの女の事は、許せねぇんだよ‼
 其れは、何度、訊かれても、俺の中では、変わんねぇ‼
 だから…な。
 其の話しは、其れ以上、俺に、振って来るな‼」と…。



だが、此の時のF3にとっても、引くに引けない事情が在るのだ。
もし、此のまま、引けば…。
きっと、F3は、滋から、言われるだろう。


「役立たず…。
 司の一人位、説得する事が、あんた達には、出来ないの⁉」と…。


プライドを傷付けられるが如く…。



だからだったのだ。
総二郎が、司に、話しを切り出したのだ。


「なぁ~、司…。
 牧野は、“桜子と会う。”って、言ってんだろ?
 だったら…よ。
 結局、此れからは、牧野と桜子が会って居る所に、司も、会う事に何じゃねぇの?
 そんな所に、司が、桜子と遭遇して、文句を言えば…。
 牧野の事だ。
 きっと、牧野は、怒り出すだろ。
 そん時の司は、如何すんだよ?」と…。


だからだったのだろう。
“苦渋の選択だった。”と、云わんが如く、此の時の司は、顔を歪ませ乍ら、F3に、話しするのだった。


「ああぁ~。
 つくしが、三条と会う事を、許すつもりで、許した訳じゃねぇよ‼
 つくしから、“桜子(三条)と会えない(ねぇ)のなら、司(俺)の事も許して上げない
 (ねぇ)‼”…みてぇな事を言われて、仕方無く、(つくしが、三条と会う事を)許して遣
 っただけだ。」と…。


勿論、此の件に関しては、F3も、既に、T3から、話しを聞いて居たのだ。
なので、目新しい話しでも無く、此の時のF3は、司の話しに合わせるかの様に、頷いて居たのだ。


其処に、司が、総二郎に訊いて来たのだ。


「何で、其の話しを、総二郎が知ってんだ?」と…。


だからだったのだ。
“司には、隠す事が出来ねぇ。”と、判断した此の時のあきらは、代表かの様に、司に、話しし始めるのだった。


「此の前なぁ~。
 T3が、牧野に会いに行ったらしいわ。
 だから…な。
 俺等は、其の事を、T3から、聞いてたって…訳だ。」と…。


其処で、司は、考えて居たのだ。


“つくしは、もう既に、三条と会ってたのか?
 何時の間に…だ⁉”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、思い出して居たのだ。


“もしかしたら…よ。
 あん時か?
 俺が、西田から呼び出されて、2回位ぇ、会社(道明寺HD 日本支社)で、仕事してた時
 か?”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、更に、思って居たのだ。


“成程…な。”と…。



そして、此の時の司は、F3に、言って除けるのだった。


「良いか、お前等…?
 俺は、どんな事が有っても、あの女を許さねぇ‼
 勿論、自分自身にも…だ。
 俺は、覚悟を持ってNYに渡米して来たつくしの体調の変化を、見過ごした。
 其れだけじゃねぇ‼
 其の事に気が付かねぇだけじゃ無く、俺は、あいつに無理をさせた。
 其の事自体、俺は、俺自身を許せねぇんだよ‼
 だから…よ。
 其れと同じ位ぇに、あの女の事を、許せねぇ‼
 どんなに、あの女が、俺に謝って来様とも…。
 つくしが、あの女の事を、既に、許して居様とも…。
 そんな事は、関係ねぇんだ‼
 此れは、俺の問題だ‼
 だから…よ。
 此の話しは、俺の前では、もう二度としねぇでくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のF3は、司に、了承するしか無かったのだ。


「「「分かった。」」」と…。



そして、其の後のF3は、T3に、此の話しを、話しして聞かせて居たのだ。


勿論、此の時の桜子自身、期待して居た訳では無かったのだが…。
此の時の桜子自身、未だ、司の凝り固まった考えを解す事が、つくしでも出来無い事を悟って居たのだった。


だからこそ…。
此の時の桜子は、司の仲間としても、司から認めて貰えて居ない事に、更に、後悔して居たのだった。

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