tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  30.



椿が、LAに戻った後、暫くしてから、滋と優紀が、つくしの見舞いの為に、つくしの病室で在る VIP専用病室に訪れて居たのだ。


実は、滋と優紀は、つくしの術後の絶対安静 と 面会謝絶が解けた件に関して、F3&T2で集まった際に、あきらから聞いて居たのだ。
其のあきらは、F2と共に、司から報告を受けて居たのだが…。


なので、滋と優紀は、F3&T2で集まった際に、あきらに頼んで居たのだ。
特に、あきらに、声を掛けたのは、滋だったのだが…。


「つくしに会える様に、司を、つくしの病室から、排除してくれない?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋と優紀は、あきらのセッティングに寄り、満を持して、つくしの見舞いの為に、つくしの病室で在る VIP専用病室に訪れて居たという訳…だったのだ。



実は、其の日の司は、西田から呼び出しを受け、道明寺HD 日本支社の司の執務室にて、仕事をして居たのだ。


実の事を言うと…。
西田は、あきらから相談を受けて居たのだ。


「司が、例の英徳(高校)時代の牧野の事件に関して、桜子を憎み始めてる。
 司が、牧野には、桜子を会わそうとしねぇ程に…な。
 だからという訳じゃねぇが…。
 牧野に、桜子を会わせるには、西田の力が必要…何だ。
 西田に、其の件を、頼んで良いか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の西田は、つくし自身の気持ちを聞いた事で、あきらからの打診の件を受けたのだ。



其処で、先ずは、滋と優紀が、つくしの見舞いの為に、取り敢えず、つくしの病室で在る VIP専用病室に訪れたのだ。
桜子の思いを、つくしに伝える為に…。


実は、桜子自身、つくしと会う事を拒んで居たのだ。


何故なら…。
此の時の桜子自身、つくしに会う事が不安だったのだ。
自身が、高等部当時にしてしまった行為に関して、つくしが許してくれるのかを…。
否…。
つくしの気持ちを訊く事が、実は、此の時の桜子にとって、怖かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、自身の思いを、「先輩に、話しして来て欲しい。」と、滋と優紀に、頼んだという訳…だったのだ。


なので、滋と優紀は、つくしに、桜子の思いを、伝える事にしたのだった。



実は、此の時の滋と優紀は、つくしに、桜子の思いを伝えれば…。
“きっと、つくしは、驚愕するよね。”と、それぞれ、思って居たのだ。


だが、此の時のつくしは、驚愕する処か?
寧ろ、既に、知って居るかの様な素振りを、滋と優紀に、魅せ始めたのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋と優紀は、反対に、そんなつくしに、驚愕するのだった。


何故なら…。
「桜子は…?」と、つくしが、滋と優紀に訊いた時に、つくしは、小声で呟いて居たのだ。


「やっぱり、桜子は、此処(つくしの病室で在る VIP専用病室)に、来難いよね。」と…。



だからだったのだ。
何気に、滋は、そんなつくしに、訊き始めるのだった。


「何か…さぁ~。
 つくし、此の話し、知ってるっぽいよね⁉」と…。


なので、つくしも、何気に、滋に返答するのだった。


「うん、知ってるよ。
 司から聞いたから…ね。」と…。


其処で、つくしが言った『司』という呼び名に、此の時の滋と優紀は、お互いの顔を見合わせ乍ら、それぞれ、驚愕顔に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
滋は、更に、つくしに訊き始めるのだった。


「ちょっと、つくし…?
 何時の間に、司の事を、『道明寺』呼びから、『司』呼びに成ったのよ。
 確か、NYに渡米する前のつくしは、まだ、『道明寺』呼びだったわよね?
 NYで、一体、何が有ったのよ!」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、“しまった‼”と、言う様な顔付きに成り、自身の口を、両手で、隠して居たのだ。


実は、此の頃のつくしにも気が付かない内に、『司』呼びが、定番化して居たのだ。


だからだったのだ。
滋と優紀の前でも、自然と、『司』呼びして居たという訳…だったのだ。



だが、もう、遅いと言えば、遅いのだ。
此の時の滋と優紀は、桜子の事寄りも、情報番組のリポーターの如く…つくしを追求し始めて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、司と自身とのNYでの出来事を、滋と優紀に話しする羽目に成ってしまったのだ。


勿論、此の場に桜子が居れば、もっと、つくしは、追求されて居るのだろうが、其処は、やはりの滋と優紀だったのだ。
つくしへの追求の仕方は、甘いと言わずには居られない程…だったのだ。



そして、此の時のつくしは、椿にも話しした様に、滋と優紀にも、行方不明に成って居た時の事を、話しするのだった。
勿論、つくしが、行方不明に成って居た当時の話しを、椿にも、話しして居た時に、『司』呼びして居る事は、椿にも、バレてしまったのだが…。


云わば…。
此の時のつくしは、詰めが甘いと言わざるを得ない状況だったのだ。



そして、漸く、此の時のつくしと滋と優紀は、『桜子』に関して、話しするのだった。
だが、此の時のつくしは、滋と優紀に、言って除けるのだった。


「桜子が、遣った事は、本来なら、許される話しじゃ無いのは、確かだと思うよ。
 でも、今の桜子は、改心したでしょ!
 だからこそ…。
 今の桜子が居るんじゃん!
 其れに、今の桜子は、もう、『黒歴史』時代には、戻らない筈でしょ!
 だから…さ。
 何時かは、司の心も、雪解けすると思うよ。
 其れが、仲間じゃん!
 という訳で、私は、桜子と会っても良い事に成ったから…さ。」と…。


其処で、優紀が、つくしに、訊き始めるのだった。


「つくしは、道明寺さんを、口説き落としたの?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、笑い乍ら、滋と優紀に、言って除けるのだった。


「口説き落としたという言葉が正解か如何かは、分からないけど…(笑)。
 “私が、桜子と会う事を、許してくれないなら…。
  司の遣った事も、許さない‼”って、司に、言って遣ったの。
 だから…ね。
 私が、桜子と会う事を、司は、許してくれたの。
 司自身は、桜子と会う気は無いみたいだったけど…ね。」と…。


其処で、此の時の滋と優紀は、それぞれ、思って居たのだ。


“良かった!”と…。



そして、其の後の滋と優紀は、三条邸に向かい、桜子に、つくしと話しした全ての事を、話しして聞かせて居たのだ。
勿論、司とつくしのNYでの出来事に関しても…だった事は言うまでも無いのだが…。


だからだったのだ。
自分自身の件に関して、滋と優紀からの話しを聞いた此の時の桜子の目からは、涙で溢れて居たのだ。


きっと、此の場に、つくしが居れば、言って居た事だろう。


「鬼の目にも涙…。」と…。



そして、其の後、F3&T2で集まった際に、滋と優紀は、また、あきらに頼んで、今度は、桜子自身が、つくしの病室で在る VIP専用病室に訪れられる様に、お願いするのだった。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、また、西田に連絡を取り、桜子の件を頼むのだった。


そして、其の日の司は、会議と称して、また、道明寺HD 日本支社にて、仕事する羽目に成って居たのだ。



だからだったのだ。
漸く、此の日の桜子は、つくしと会う事が出来て居たという訳…だったのだ。


そして、此の日の桜子は、泣き乍ら、つくしに、許しを請うて居たのだった。


「先輩…。
 英徳高校での事…。
 申し訳在りませんでした。」と…。


だからだったのだ。
つくしは、『天使の微笑み』を、自身の顔に浮かべて、桜子に、言って除けるのだった。


「もう既に、終わった話しじゃん!
 確か、私は、英徳高校時代に、桜子の事は、許してると思うけど…。
 其れに、きっと、私は、(英徳大学)3年を遣り直しだろうから…。
 此のまま行けば…だけど…さ。
 だから、此れからも、宜しくね。
 桜子…。」と…。


だからだったのだ。
ベッドに寝て居る状態のつくしの横に、自身の頭を乗せるかの如く…。
此の時の桜子は、頭をベッドに埋めて、更に、大泣きし始めたのだ。


そして、桜子は、そんな『人たらし』のつくしに、お礼の言葉を告げて居たのだ。


「先輩が、良い人で、本当に、私は、恵まれて居ます。
 本来なら、許される筈等無いんです。
 道明寺さんが、正常…何だと思います。
 先輩じゃ無きゃあ、本来、私は、許される筈等無いんですから…。
 先輩が、ご無事で、本当に、良かったです。」と…。


そして、此の時の桜子は、更に、思って居たのだ。


“やっぱり、先輩は、先輩…何だ‼”と…。


だからだったのだ。
そんな風に、自身に、許しを請うて来た桜子に、此の時のつくしは、唯、頭を撫でて遣って居ただけだったのだ。



そして、此の事は、其の後に、F3&T3で集まった際に、滋の方から、桜子の件だけじゃ無く、司とつくしのNYでの出来事の件に関しても、F3に報告したのだ。


だが、此の時のF3は、つくしの術後の絶対安静 と 面会謝絶が解けた件に関して、司から報告を受けた際に、既に、司からは、聞かされて居たのだ。
司とつくしのNYでの出来事の話しを…。


なので、此の時の滋と優紀と桜子は、拍子抜けするのだった。


そして、滋と優紀は、思って居たのだ。


“だったら…。
 F3&T2で集まった時に、言ってくれても良かったよね?
 (F3&T2で集まった時に、言ってくれても良かったと思うんですけど…。)”と…。



という訳で、つくしと桜子との友情は、相変わらず、何時迄も、続いて行く事と、成ったのだった。

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